急上昇の記事一覧
【読書コラム】お金のために無理して働いて体壊してその治療代にお金を払うなんて何か違いますよ - 『しあわせは食べて寝て待て』水凪トリ(著)
好きな漫画の新刊が出た。『しあわせは食べて寝て待て』の第五巻。帯にドラマ化決定と書いてあり、「やっぱりね」としたり顔になってしまった。 わかっていたよ、そうなることは。なんなら遅いぐらいだね。みたいなことを考えてしまう。お前はどの立場から言っているんだって感じだけど、それぐらい第一巻を読んだときから様々な媒体に展開していくのがありありと見える面白さで、たちまちファンになってしまった。 まず、持病が理由で正社員を続けられなくなったアラフォー女性が週四勤務のパートに転職
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感想 人生は地獄よりも地獄的である。芥川龍之介 地獄の2コマ名言集芥川龍之介が作品の中に残した名言を、動物たちの2コマ漫画とともに紹介しています。
芥川龍之介の名言集です。 本書の紹介のかわりに、作中の刺さった名言を紹介します。 阿呆(あほう)はいつも彼以外のものを阿呆であると信じている。 『河童』 我々の行為を決するものは善でもなければ悪でもない。ただ我々の好悪(こうお)である。あるいは我々の快不快である。 『侏儒の言葉』 どちらがほんとうの「正義の敵」だか、滅多に判然したためしはない。 『侏儒の言葉』 人間は、時として、みたされるかみたされないか、わからない欲望のために、一生を捧げてしまう。 『芋粥』 人生
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ビザンツの鷲(著:斉城 昌美)【読書紹介よ、どのみちお前に生き残るすべはないのだ「元より承知の上」ならなぜ戦う「一人でも多く道連れに地獄へ落ちるまで」ぐっ】
東ローマ帝国もといビザンツ帝国。 そのイケメン貴族が、仲間たちと共に、 東方世界に旅に出た。 ロードス騎士団の流れ者に守られたり、 カラコユンル(黒羊朝)の一門と知り合ったり、 謎の宗教団体に狙われたり。 そんなこんなしながら、 ティムール帝国第3代皇帝シャールフの都にまで行く。 まあしかし、時は歴とした中世であるので。 皇帝というより、お殿様とか将軍様とかの方がイメージが近い。 帝都といっても殿様のいるところが帝都だ。 (シャールフの都はヘラートだ) ともかく、イス
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