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話半分、腹八分

「話半分腹八分  
人間なら、うまい話はそのまま信じたくなる。おいしいものがあれば、腹いっぱい、十二分に食べなければおさまらない。それが凡夫の常である。そして、あとで、話半分にきいておけばよかった、腹八分にしておけばよかった、と後悔する。そういうときにことわざがあれば便利だ。」

—『新版ことわざの論理』外山滋比古著
https://a.co/6AmC2ot

読んでた本にあった一節。

上手い話、と言うより私はどちらかと言うと、文句とか愚痴とかマイナスの話をよく聞く。

自分の行いに対して叱られたり文句を言われたりしたら、「ああ、私だめだな。この人私のこと嫌いなんだな。もうこの人に会いたくないな。」って落ち込む。

誰かの愚痴を聞けば、「ああ、あの人はそう言う人だったのか」と鵜呑みにしてしまいそうになる。

こう言う時に私は「話半分」を思い出したいなと思った。

言われた側はずっと引きずってしまうのに対し、言った側は大抵すぐに忘れ、覚えていない。

必要な部分だけ自分の糧にして、必要のない部分は忘れる。
だから、話の内容によっては五分以上のこともあれば以下のこともある。
その取捨選択をちゃんとできるようになりたい。


そして腹八分は大事ですよね。
目の前にあったら限界まで食べてしまいがちなので、胸に留めておきたいと思います。

心も体も健康第一。

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