琉球の深い知恵、映画「ウンタマギルー」が教えてくれた7つの事
はじめに、なぜ今「ウンタマギルー」(1989)なのか?
「ウンタマギルー」(1989)は今見ると泡盛の古酒のように年を経るほど味わい深く、考えさせられる事が多い。
高嶺映画の芯となる「オキナワン チルダイ(沖縄の聖なるけだるさ)」の時間の流れやそこから生まれた文化(神話・伝承・琉歌・民謡・踊りなど)や生活は、沖縄特有のモノに違いないが、どの国にもどの民族にもあるモノのように思う。
あらゆる生き物や植物は、その土地の時間の流れ、季節の流れの中で独自に生きている。場所が変