moko a moko

読書感想文、映画感想文、アニメ感想文、小説、経済話、その他日記、報告事項などなど。よろ…

moko a moko

読書感想文、映画感想文、アニメ感想文、小説、経済話、その他日記、報告事項などなど。よろしくデス。

マガジン

  • 読書感想文シリーズ

    読書感想文、マンガ感想文の話を入れてあります。

  • 映画感想シリーズ

    映画感想文に提出したもの、及び映像作品に対するコメントを入れてます。 (アニメ感想は分離しました)

  • アニメ感想シリーズ

    アニメ作品の感想を入れてます。

  • 経済学シリーズ

    経済学に関することや経済に関する独り言なんかを詰めてます。無料。

  • 小説や詩とか

    小説や詩とを入れてあります。ご自由にお読みください。

最近の記事

イグナクロス零号駅(著:CHOCO)【当駅は完全なる独立管制下にありいかなる「マンガ感想も?」・・問題ありません!】

惑星イグナージュの軌道上に存在するイグナクロス零号駅。 惑星に住んでいる地上民と、リングに住むリング民。 ふたつのリングを結ぶ宇宙シャトルの駅。 ふたつの駅は零号劇と九十九号駅。 それぞれの駅にはひとりずつの少女が、駅の管理をしている。 駅には様々な旅人が訪れる。 **** 90年代のマンガ作品なんだけど、 ロリ・エロの2要素がばっちり入ってる。 そういう大ヘンタイ時代初期の傑作と言われる。 いや、ロリエロ要素が傑作なのではなく、 物悲しくSFで、人が訪れない辺境の宇

    • アルハンブラ物語(著:ワシントン・アーヴィング)【かつてこの中庭で読書紹介が語られた、その本で「かつてこの中庭で(イカ同文) ま。いっか」】

      母親の少女時代の愛読書。 あの感動を、息子にも読ませんと積極的に買い与えたのだが、 果たして息子は・・・・ はっきり言うと、母が奈辺に感動したのか、 いまひとつわからんが、 「なに?スペイン南部にイスラムの大宮殿があるだと??」 もう、これだけで反応した。 大宮殿。 それは歴オタのロマンである。 この実用性がなく、ただの装飾過剰な住居。 単に王家の権威を見せびらかすためだけの浪費主義の牙城は、 いや、そのアホアホしさ加減ゆえに、 その時代の無駄芸術の極みが詰め込まれてし

      • マインドタイム 脳と意識の時間(著:ベンジャミン・リベット)【この読書紹介は僕が書いている「ということを僕が言わせている(ということを僕が『あたちが!』)」!!誰!!】

        以前にちょこっとだけ紹介したかな。 科学研究本。 マイナーな本ですが、取り上げられることが多いのは。 人類には意識がない! という話を出すときに、この本が毎度に登場するから。 *** 私たちが何かをしようとするとき。 「よし。やるぞ、一年間やらなかったことをやるぞ」 と決めてから、行動に移すわけですが。 実は「やるぞ」と考え出す、0.5秒前に脳が動き出しています。 当たり前のことかもしれないですが、 脳が動いてから、私たちが「やるぞ」と思い、実行してるんですね。

        • フューチャーイズワイルド(著:ドゥーガル・ディクソン)【トビウオが空を飛べたらなあと思ったとき「その願いを読書感想で叶えましょう」すげえのが出てきた】

          ドゥーガルディクソンが執筆したアフターマンシリーズの続編。 今回は一億年後とか、遠い未来を想定して、 今とはまったく新しい生物相の生物たちを描いたイラスト画集。 時代区分ごとに分かれており、 500万年後。1億年後。2億年後。 の世界が描かれます。 一億年後の世界では、哺乳類などは基本的に出てきません。 いや、一種類だけ出てきますが、 知性のあるクモに飼育される家畜という役割です。 この子たちは自力では生きていけません。 品種改良されており、クモに育てられ、最終的に食べら

        イグナクロス零号駅(著:CHOCO)【当駅は完全なる独立管制下にありいかなる「マンガ感想も?」・・問題ありません!】

        • アルハンブラ物語(著:ワシントン・アーヴィング)【かつてこの中庭で読書紹介が語られた、その本で「かつてこの中庭で(イカ同文) ま。いっか」】

        • マインドタイム 脳と意識の時間(著:ベンジャミン・リベット)【この読書紹介は僕が書いている「ということを僕が言わせている(ということを僕が『あたちが!』)」!!誰!!】

        • フューチャーイズワイルド(著:ドゥーガル・ディクソン)【トビウオが空を飛べたらなあと思ったとき「その願いを読書感想で叶えましょう」すげえのが出てきた】

        マガジン

        • 読書感想文シリーズ
          428本
        • 映画感想シリーズ
          267本
        • アニメ感想シリーズ
          118本
        • 経済学シリーズ
          15本
        • 小説や詩とか
          9本
        • 「モコモコ怪獣は今日もモコしてる。」シリーズ
          5本

        記事

          新恐竜(著:ドゥーガル・ディクソン)【読書紹介はワクワクしながら君を観ている】

          ドゥーガルディクソン3部作のひとつ。 もし恐竜が絶滅しなかったら、今の動物はどんな感じだったか? パラレル地球の生態系を考えてみたイラスト画集です。 基本、絶滅しなかった恐竜たちが、その後も進化して、 様々な環境に適応したという進化論的な背景に元に描かれた絵本です。 いろんな新恐竜たちが出てきますが、 新世界の恐竜たちは、 翼の代わりに腕が生えた鳥。 総じてこのようなデザインとなります。 というかそもそも鳥というのが、 腕の部分に翼が生えた恐竜。 というデザインらしい

          新恐竜(著:ドゥーガル・ディクソン)【読書紹介はワクワクしながら君を観ている】

          ハンソロ(2018年)【ようし。映画紹介よ。ぶっ飛ばして野郎どもを振り切ってやろうぜ、なに!エンジンがまた!?】

          スターウォーズシリーズの外伝。 あのハンソロの若き日の大冒険。 もちろんハリソンフォードは出てきません。 若き日の活躍ですから。 (昔のハリソンフォードをタイムマシンで連れてくるしかないけど) とにかく。 ハンソロは、なぜハンソロだったのか? という外伝エピソードの話なのですが、 これ単独でもまったく楽しめます。 ライトセーバーとか出てこないSWの話。 良いですね。やればできるじゃないですか。 (謎の上から目線) *** ハンソロは、当初はただの「ハン」でした。 彼女

          ハンソロ(2018年)【ようし。映画紹介よ。ぶっ飛ばして野郎どもを振り切ってやろうぜ、なに!エンジンがまた!?】

          探偵マーロウ(2023年)【映画紹介よ。わかってるんだろうな「私は自分の感じたままを書くほうでしてね」】

          チャンドラーの名作探偵シリーズ。 探偵マーロウ。 リーアム・ニーソン主演で映画化。 時は1939年10月。 (え?こんな時代だったんだ) そう。 なんだかんだ言って、読んだことないのだ。 代表作「長いお別れ」の舞台は1949年。 ふむふむ。だいたいこの辺りの時代か。 場所はカリフォルニア。 ハリウッドの撮影所が出てくるのでその辺りですね。 ここは変わらない。 正体不明の美人から、 いなくなった恋人を探してくれと依頼される。 しかし恋人は死亡していた? しかし生きてい

          探偵マーロウ(2023年)【映画紹介よ。わかってるんだろうな「私は自分の感じたままを書くほうでしてね」】

          リーアム・ニーソンのメモリー(2022年)【映画紹介、何で戻ってきた。「誰を殺すんじゃったかのう?」いや、俺じゃないって絶対、その、それプラプラさせんのやめろ】

          奇遇にも敬老の日に視聴してしまった。 暗殺者としての長い系列を持つおじーちゃん。 凄腕の暗殺者だ。 しかし、もはや歳。 もの忘れにひどく、 映画メメントみたく腕にメモを書く有様。 これ以上の仕事は無理だ・・・ もはや老兵は去るのみ。 だけど、結局は辞め時を言い出せないで次の仕事が入ってしまう。 その最後の仕事で、じーちゃんは激怒した。 じーちゃんにはポリシーがある。 子どもには絶対に手を出さない。 そういう大人にはならない。 しかしターゲットが子どもだった。 怒るジ

          リーアム・ニーソンのメモリー(2022年)【映画紹介、何で戻ってきた。「誰を殺すんじゃったかのう?」いや、俺じゃないって絶対、その、それプラプラさせんのやめろ】

          神に選ばれし無敵の男(2001年)【私には見えます。この映画感想の内容が、うああっ「ど、どうされたんですか?」ここから先は有料です】

          ナチス時代初期を扱った映画。少しレア。 ナチス映画は数あれど、政権獲得期を舞台にした作品は少ないような気がする。 キーパーソンはナチスオカルト話では必ずお呼ばれする人物。 占星術師ハヌッセン。 そのハヌッセンの元でタレントデビューする怪力男が主人公。 これ、旧約聖書のサムスンとデリラの話を絡めてますね。 ま、主人公はタレントですので。 神殿を倒したりはしないのですけど。 こういうのはユダヤ系プロデューサーにお金を出してもらうので、 いちおう主人公はユダヤ人の怪力男ですが

          神に選ばれし無敵の男(2001年)【私には見えます。この映画感想の内容が、うああっ「ど、どうされたんですか?」ここから先は有料です】

          カードカウンター(2023年)【映画紹介よ、俺はあんたを知っている「悪いが、俺には関係ない」】

          刑務所で暇を持て余し、 ギャンブル技術「カウンティング」を覚えた主人公。 出所してギャンブラーとして、 各地のカジノを転々としながら、 細々と生活できる。 かなりの腕前。 でも目立ちたくない。 少額を手に入れたら撤退。 目だったらカジノからも目をつけられるし。 しかし、腕を見込んでスカウトされることもしばしば。 すべて断ってきた。 しかし、ある青年が・・・ イラク戦争で悪名高い拷問トレーナーを発見したと。 *** 当作品はR15ですが、 具体的には男性の全裸が出てく

          カードカウンター(2023年)【映画紹介よ、俺はあんたを知っている「悪いが、俺には関係ない」】

          私がやりました(2023年)【本当は私がこの映画を紹介したのよ!「ふーん」】

          時は1935年。フランス。 売れない女優と売れない女弁護士はルームメイト。 しかしある日、売れない女優が、 大富豪殺害の罪で逮捕されてしまう。 その大富豪は映画プロデューサーで、 主演の役をもらいにいったのだが交渉決裂で女優が帰った後に、 殺されたのだ。 真っ先に疑われる女優。 検察「あなたは主演の役を降ろされて、カッとなってやった」 女優「違います!」 しかし親友の女弁護士が割って入る。 女弁護士「ちょっと待ってください。たとえばその富豪に襲われたので、仕方なく身を

          私がやりました(2023年)【本当は私がこの映画を紹介したのよ!「ふーん」】

          飛空艇時代 ポルコロッソ 紅の豚原作(著☆宮崎駿)【ここで決着なんてやだぞ「おうともよ」読書感想か「マンガ感想か」勝った方が決める!】

          紅の豚には原作があります。 御大が書いたミニマンガ。 それだけでは容量が足りないので、 雑誌社の方で周辺情報を膨らませて一冊にまとめた本。 第1次大戦のアドリア海航空戦と、 シュナイダー杯レースの話について。 *** 原作マンガは中短編なので、 そこまでロマンス感はありません。 普通のコメディ中編マンガ。 ジーナが出てきませんし。 死者の雲の話も、 フェラーリ少佐も、出てこない。 人質の女の子は美少女ひとりですし。 フィオとカーチスが出てきますが。 マンマユート団

          飛空艇時代 ポルコロッソ 紅の豚原作(著☆宮崎駿)【ここで決着なんてやだぞ「おうともよ」読書感想か「マンガ感想か」勝った方が決める!】

          現代創作和服(著:花月)【もし読書感想文がすべて和服だったら】

          癒しのファッション要素。 もし日本に和服が色濃くのこっていたら、 洋服と合体して、 どんなアパレルが誕生していたか。 という新しいブランド実験をマンガ枠でやってる良作。 これはキレイだ!! 洋服のデザインを流用すれば、おいらんエリもぴったりと固定できる。 男性服の袖は、ポケットとして使える。 女袴はプリーツスカート。サロペットやサスペンダーにして吊り下げると安定。 帯風のベルトやビスチェ。 甚兵衛ジャケット。はんてんパーカー。着物風フード。 道中着風コート。和風フィッシ

          現代創作和服(著:花月)【もし読書感想文がすべて和服だったら】

          彗星の核へ(著:グレゴリイ・ベンフォードとデイビッド・ブリン)【(くそっ、読書紹介なんて、どいつもこいつも自分たちの事しか考えない)「諸君、聞いてくれ」】

          絶版名作。 SF探検もの。 彗星の核に派遣された探検隊は、 彗星の核に穴を掘って調査するのが任務。 が、 未知の病原体でメンバーのほとんどがやられる。 治療法がわからないので、冷凍睡眠で未来に託すしかない。 さらに、地球からは帰還を禁止されてしまう。 伝染病を地球に持ち込むなという話だ。当然だ。 絶望的な状況の中で、 探検隊の数十年にわたる苦闘が始まる。 **** 私が思うには当作品は、 ひとつの民族集団が出現する過程を、 SFとして描こうとした作品である。 **

          彗星の核へ(著:グレゴリイ・ベンフォードとデイビッド・ブリン)【(くそっ、読書紹介なんて、どいつもこいつも自分たちの事しか考えない)「諸君、聞いてくれ」】

          ミリタリア(本庄雷太アートワークス)【読書紹介っぅ、右だ、もう少し右。「マンガ紹介、伏角50度、潜舵いっぱいっぁ」】

          絵師先生の画集。イラスト集。 うちの弟が本屋だったので、 こういう画集としか言えないものをたまに買ってきていた。 マンガ家というよりは絵師さんなのかな。 今作はドイツ軍風の装いをする少女たちを、 といいつつ架空の軍装だけど。 特にまとめたもの。 別にドイツ軍だけとは限らず、 正体不明の欧州国もある。 特徴はエルフ耳が多用される。 しかし「君の描くエルフ耳は豚の耳だね」と、 編集者さんに言われてしまう辺り、 ただの耳ではない。 横にぴょこんと垂れている。尖がってないくて

          ミリタリア(本庄雷太アートワークス)【読書紹介っぅ、右だ、もう少し右。「マンガ紹介、伏角50度、潜舵いっぱいっぁ」】

          殻都市の夢(著:鬼頭莫宏)【マンガ紹介よ。歌を歌っておくれ「%$#%&%$&+P*」こ、これは!? おっと誰か来たようだ】

          鬼頭莫宏の、ほぼほぼ、エロマンガ。 エログロポルノにして、 人間の本性を突き刺していく文学マンガでもある。 単一の舞台を使った短編集といった感じ。 もう、エロマンガ雑誌に連載されてたやつだからね。 しかし内容はSFヒューマンドラマでもある。 というかそういう雑誌らしい。 怖い人は読まないでほしい。 クローン女性たちが物品として殺されたり、 ホームレスの少女が購入されたり。 誘拐された少女たちが裸で、刑務所的空間に詰め込まれたり。 実際に内容を読むとそこまで暗い感じでは

          殻都市の夢(著:鬼頭莫宏)【マンガ紹介よ。歌を歌っておくれ「%$#%&%$&+P*」こ、これは!? おっと誰か来たようだ】