スウェーデンの中でも特に雪深いところ。 家が三軒しかない村なのに、全然寂しくなんかなくって、やかましいくらい皆が楽しく暮らしている「やかまし村」。 そんなやかまし村のクリスマスを描いたこの絵本は、村にたった七人しかいない子どもたちがクリスマスの準備をするところから始まります。 周りは雪でいっぱいなのに、みんな寒さなんてへっちゃら。 ビスケットを焼いたり、薪を運んだり、ツリーを飾ったりと、大忙し。 そうして賑やかに迎えたクリスマスは、みんなの喜びに満ち溢れ
優しい言葉と、恐ろしい言葉。 そのどちらがより強い力を持っているのか、考えさせてくれる小説。 ⭐️単行本版 陰陽師www.amazon.co.jp249円(2024年11月21日 07:02時点詳しくはこちら)
懐かしい物語を思い起こさせるだけでなく、これからまた新たな冒険も始まる予感がしてワクワクさせてくれる。 そんな緑萌える所沢の自然を、優しいタッチと色彩で描いたスケッチ集。 こうして野の草花や木々のスケッチを見ていると、「きっとここでは虫や鳥や動物たちも賑やかに暮らしているんだろうな」と想像出来て、心が和みます。 また、メイちゃんやサツキちゃんのような子どもたちがドングリを探している姿や、その片隅にまっくろくろすけがこっそり隠れている姿も心に浮かんできます。
わたしがこの曲と出逢ったのは、2000年の秋。 初めてこの曲を聴いた時、わたしの心の中にこんな情景が浮かびました。 セピア色に染まった並木道のベンチに、ある日、ひとりの女性が腰掛けます。 彼女はバッグから一冊の詩集を取り出します。 たぶん、それはハイネの詩集。 彼女はここに通ううちに、何度も詩集を読んだので、実はもうすっかり内容を覚えてしまっています。 けれど、今日もまた、読書するふりをしてページを開きます。 そこには丁寧に折りたたんだ美しい便箋
わたしと相互フォローしてくださっているSachiさんが11月28日に新宿HEISTでライブをするそうです。 こういう時にパッと都内まで行けないのが地方民の辛いところ…。 行ける方たち、どうか楽しんで来てください。 しかも今回演奏するのは、Raphaelの名曲たちだそうです! いいなあ。 きっと天国にいる華月くんも喜ぶことでしょう。 Raphaelのいちファンとしても嬉しい限りです。 残念ながらRaphaelは解散してしまいましたが、こうして若い方
沢山の人たちの協力のおかげで、病気の子どもが笑顔になった。 そういうあたたかいエピソードを紹介している本。 この本を読むと、「わたしも誰かに優しい気持ちをお裾分けしたい」という気分になります。 ⭐️単行本版 この本のはじめには、こんなエピソードが紹介されています。 病気の子どもが、憧れの日本人メジャーリーガーに会うだけでなく始球式も行うため、アメリカへ向かった。 けれど、乗り換えるはずの飛行機にチェックイン出来ず困ってしまった。 そんな時、アメリ
生まれる。 生きる。 産む。 育てる。 死ぬ。 これらにまつわる漢字やその成り立ち等について解説している、大人向けの絵本。 ⭐️Kindle版 ⭐️単行本版
「どの靴も合わなくて靴擦れしてしまう」と困っている方におすすめの本。 ⭐️Kindle版 ⭐️文庫本版 その靴、痛くないですか? 文庫版 あなたにぴったりな靴の見つけ方
白系インテリアって、とても明るくて清潔感溢れるイメージ。 けれど、全てを白だけで統一してしまうと、病院みたいになってしまったり、来訪者を拒絶している潔癖症の人の部屋に見えてしまったり、場合によっては変な宗教にハマっているみたいに見えて怖くなります。 かといって、下手に白以外の色を足してしまうと、せっかくの雰囲気が台無し。 バランスが難しいですよね…。 この本には白系インテリアの実例が紹介されているので参考になります。 ⭐️Kindle版 ⭐️単行本版
新たな道を拓く人の苦労や情熱について学べる本。 ⭐️Kindle版 ⭐️単行本版 少年の名はジルベールwww.amazon.co.jp1,100円(2024年11月17日 07:37時点詳しくはこちら)
沢山の気配が家の中で蠢いている。 ひとり暮らしなのに…。 そんな奇妙な古い屋敷を舞台にした短編小説集。 ⭐️Kindle版 ⭐️単行本版 私の家では何も起こらない (幽BOOKS)
「俳句経験0」の人を、「俳句経験1」にする。 という「俳句の種まき」活動を30年以上続けている著者の本。 ⭐️Kindle版 ⭐️単行本版 夏井いつきの超カンタン! 俳句塾www.amazon.co.jp1,100円(2024年11月16日 15:25時点詳しくはこちら)
甘い顔立ちでしかも爽やかなイケメンがビートルジュースのジュースを売っていました。 その対比が面白かったので、思わず購入🍹 あの世の味らしいです。
自分の命と他人の命。 その重さについて考えさせられる小説。 ※注意 以下の文は、結末までは明かしませんが、ネタバレを含みます。 この巻では、ハンガー・ゲームの「記念大会」のプレイヤーたちが、ピータとカットニスを生還させるため、自分の命を犠牲にしていきます。 きっとこの方たちにも「どうか生きて帰って来て」と祈ってくれている大切な方が故郷にいたでしょうに…。 マグスは足手まといにならぬよう自ら毒の霧に飛び込み、モルフリング中毒の贄は身を挺してピータを庇い、
この小説を読んでいると、人間という生き物のことがつくづく不思議に思えてきます。 他人の死を悼む心優しき人間。 他人に対してどこまでも冷酷になれる人間。 他人からどんなに恐怖を植え付けられようとも決して未来を諦めない人間。 みんな同じ「人間」という種族のはずなのに、なぜこんなにも違うのでしょうか? ※注意 以下の文は、結末までは明かしませんが、ネタバレを含みます。 老人が頭を撃ち抜かれるシーンがとてもショック…。 その老人はただ、ルーに哀悼の意を
愛憎と、恍惚と、執着と、失望と…。 生々しい感情たちを孕んで限界まで膨れ上がった、数えきれぬ人間たちの視線。 それらが激しくぶつかり合いながら、ステージの上のたった一人にのみ注がれる…。 そんな不気味な様相を呈す曲です。 MVはかっこいいけれど恐ろしいです。 みんなに囲まれているにもかかわらず、とても孤独だから。 THE FIRST TAKEからは、自分は腹を括って「見られる者」「聴かれる者」「憧れられる者」「妬まれる者」「嫉まれる者」といった存在に