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アラサー社会人の読書記録(ネタバレ無)【土曜更新】 |好きな作家:朝井リョウ、又吉直樹、pha |📙書籍出版 |たまにエッセイ執筆 |X(Twitter)https://twitter.com/dokusyo_daigaku

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  • 【読書大学】小説 学部

    アラサー社会人の読書記録です。 このマガジンでは主に【小説】の紹介や感想をまとめていますので、ぜひご覧ください!

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  • 【読書大学】趣味 学部(読書、お笑い、将棋等)

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読書大学のご紹介

 2024年もよろしくお願いします。  最近は大変ありがたいことに、記事をお読みいただく方が少しずつ増えてきました。  また、noteを初めてから1年が経過しましたので、改めて自己紹介させてください! 〇自己紹介・アラサー社会人 ・好きな本のジャンル:小説、エッセイ、学習系、お笑い ・好きな作家:朝井リョウ、又吉直樹、pha 〇記事 読んだ本の感想や紹介を中心に、読書全般に関わることにも触れています。以下はこれまで投稿した記事の代表例です。 ●本の感想記事  おおよ

    • 生殖記【この語り手何か違う…】

      小説には”語り手”がいることが多いですね。 いわば、物語と読者を繋いでくれる仲介者的な役割です。 しかし、小説によっては語り手が厄介なパターンもあり、読者を困惑させるものもあります。 これまでも、語り手が特殊な小説(例えば"死体"!!)もいくつか読んできました。 今回ご紹介する朝井リョウさんの『生殖記』は、タイトルもなんだか奇妙ですが、この語り手はおそらく今まで無かったというか、こんなの誰も想像しなかったのではないのでしょうか? 以下は公式のテレビCMです。 ※

      • 万事快調〈オール・グリーンズ〉【JKが○○で一攫千金!?】

        青春小説はお好きですか? 大人からすると、透き通っていて、純情で、でも甘酸っぱくも苦くもある"青春"という舞台で、学生たちが事件にあったり、恋に落ちたりする青春小説。 読むと、 「あの頃に戻りたいなあ」 「自分もこういう学生生活を送ってみたかった」 「登場人物たちには大人になってもこの時のことを忘れないでほしいなあ」 など、爽やかな読後感にしてくれるものが多いですよね。 今回は『万事快調〈オール・グリーンズ〉』という女子高生が主役の青春小説をご紹介します。 ここまで語

        • 深夜特急【読書でユーラシア大陸横断!】

          皆さん"旅"はお好きですか? 私は旅が好きで、日常に飽きた時にふと行きたくなりますが、"旅行記"を読むのも同じくらい好きです。 旅行記は人によって、注目する場所や印象に残るできごとの切り取り方が違い、読んでいて楽しいです。 特に、惹きつけられる文章だと、自分も同じ場所を一緒に旅している気分を味わうことが出来ます。 今回ご紹介する『深夜特急』はバックパッカーの"バイブル"・"伝説の書"と言われるほど人気作品で、海外旅行記と言えばこの作品をまず思い浮かべる方も多いと思いま

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        記事

          AMIS【気さくな店主のブックカフェ in横須賀 】

          皆さんは旅行先で必ず寄ってしまう場所はありますか? 私は本屋やブックカフェが好きで、旅先で見つけるとついつい吸い込まれてしまいます… 今回は、軍港都市 横須賀(神奈川県)への旅行中に立ち寄った『AMIS(エイミス)』をご紹介します! 気さくな店主の素敵な古本屋です。 ◯AMIS(エイミス) ◯店の雰囲気・店内は広くないが、本の数はとんでもない ・とにかく本本本 ・昔ながらの懐かしい雰囲気を感じさせてくれる空間 ◯本の種類・建築や自然、住、旅、哲学など普段はあま

          AMIS【気さくな店主のブックカフェ in横須賀 】

          文にあたる【書く人・読む人必見!】

          「投稿」ボタンを押す瞬間。 少し緊張しますよね。 誤字や脱字が無いか、文章に変なところが無いか。 人によって程度の差はあれど、確認やチャックの作業をすると思います。 実はその作業は、立派な"校正"なんです。 私も『読書大学』でnoteを書いたり、Kindleで本を出版したりしており、ド素人ながら、校正をしています。 この校正という作業は、何も出版業界のみの話ではありません。 今回ご紹介する『文にあたる』は、人気校正者の牟田都子さんが、校正という仕事を通して、文字や言

          文にあたる【書く人・読む人必見!】

          出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと【出会い系=危険?】

          出会い系サイト、お見合いサイト、マッチングアプリ…… 一昔前だと、これらに対して、胡散臭い、怪しい、危険といったイメージを持たれる方が多かったと思いますが、今では割と市民権を得ているような感じがします。 こちらは、今回ご紹介する本のタイトルなのですが、私がこの本を書店で見つけた時の第一印象は、 という感じでした。 似たような印象を持たれた方も多いのではないでしょうか? そんな皆さんに朗報です! "良い意味で"裏切られました。 ○著者花田菜々子 ・書店員(ヴィレッジヴ

          出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと【出会い系=危険?】

          SNSの読書アカウント年齢層【調査してみた!】

          SNSの読書アカウントの年齢層って、どんな感じなんだろう? ある時、ふと疑問に感じました。 「読書に年齢なんか関係ない!」 というのは、もちろん私もそう思いますが、気になってしまったのですから、仕方ありません。 ちょっと調べてみることにしました。 簡単に今回の調査の概要を説明します。 ○調査概要●調査対象 SNS:X(旧Twitter) ⇒『読書大学』として利用しているSNSは、noteとXの2つですが、Xはアンケート機能があり調査しやすいため、今回はXにしました。

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          全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割【トホホな短歌&エッセイ】

          タイトル長! そして、ちょっと"クスッ"と。 この本を書店で見つけた時に、まず感じたことです。 本書のタイトルでもあるこちらは、フリースタイルの短歌(=五七五七七のルールに捉われない短歌)です。 このタイトルだけでも、ちょっと情けないというか、かわいそうというか、心優しい雰囲気が伝わりますよね。 本書では、このような思わず"クスッ"と来てしまう100首以上の短歌と、歌人芸人である著者のエッセイが収録されています。 「最近疲れているな」 「気軽に読める本ないかな」 「な

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          ベロニカは死ぬことにした【死が差し迫る時アナタなら…】

          "死ぬことにした" ってなかなか強烈なタイトルですよね。 普通に生活していると、"死"を意識することはほとんどないと思います。 "死ぬ気で頑張る" "死に物狂いで努力する" という言葉もありますが、これらで使われる"死"という単語は、もはやただの形容詞のようなものです。 最近では、ビジネス書や自己啓発本で、 ・自分がいつか必ず死ぬことを意識して今を精一杯生きよう ・明日死んだとしても後悔しないような生き方をしよう というメッセージを謳う本もあります。 それはきっと正しい

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          想雲堂【個性派のブックカフェ!】

          本棚を眺めながら、お気に入りの本を見つけて、コーヒーやお酒を飲みながら、ゆっくり読む。 素敵な時間ですよね。 ブックカフェは、まさにそんな時間を過ごすのにぴったりの場所です。 私はブックカフェ巡りが好きで、旅行先では結構立ち寄ります。 今回は長野県松本市で、なかなか個性的で地元に愛されている『想雲堂』にお邪魔しました! ◯想雲堂 <

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          二十億光年の孤独【"詩"って読む!?】

          "詩" 皆さんは普段、"詩"を読みますか? 私は読書が好きで、小説はよく読みますが、詩はあまり読んでこなかったです。 もしかしたら、小学校や中学校の時に国語の教科書で読んだのが最後だったかもしれません。 これを読んでくださっている方の中にも、そのような方は多いのではないでしょうか? それでも、谷川俊太郎さんのことは知っている、聞いたことがあるという方がほとんどだと思います。 今回は、詩人のレジェンドである谷川俊太郎さんの原点ともいえる、『二十億光年の孤独』をご紹介し

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          ほんタメ文学賞!!【伏線を回収しないミステリ!?】

          皆さんは『ほんタメ』というYouTubeチャンネルをご存知でしょうか? 読書の面白さを楽しく紹介してくれる素晴らしいチャンネルなのですが、先日、その『ほんタメ』が第7回ほんタメ文学賞を発表しました。 芥川賞や直木賞、本屋大賞など本には数多くの賞がありますが、流行りにガッツリ乗っかる読書も面白いですよ! 今回は『ほんタメ』とほんタメ文学賞に関する小説を2作品ご紹介します! 『ほんタメ』とは『ほんタメ』は本や読書の面白さを楽しく紹介するYouTubeチャンネル。(2024

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          「好き」を言語化する技術【推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない】

          ヤバい、面白い、考えさせられる…… 感想を伝える時にこれらの言葉をついつい使っていませんか? 残念ながら私もその1人です。 私は普段、『読書大学』というnoteやXで本の紹介や感想を記事にしたり、呟いたりしています。 ですが、文章を書く時に、言葉が浮かんでこなかったり、つまずいたり、悩むことは日常茶飯事です。 よくよく考えれば当然のことで、私はライティングのプロでもなければ、書評家でもありません。 読書感想文は小学生や中学生の時に書かされていましたが、重要な「書き方」その

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          夏の記憶【エッセイは読むだけ!?】

          エッセイはお好きですか? 私はよく読みます。 人それぞれの生き方や考え方はもちろん、世界の切り取り方や捉え方、扱う言葉の特徴を垣間見れるのが好きです。 そして、小説と違いエッセイは誰でも書くことができ、そこもまた魅力の1つだと思います。 今回は、ブックカフェを巡っていた際に見つけることが出来た、エッセイ集『夏の記憶』をご紹介します。 〇あらすじ・松本の「栞日」というブックカフェで購入したエッセイ集。 (現在は購入できるかは不明) ・「エッセイを書こう」というワークショ

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          星やどりの声【夏感じてる?】

          夏と言えば、山?海?花火?旅行? でも暑くて何もする気にならない… 分かります。 じゃあその夏、本で感じちゃいましょうか? アクティブも最高の季節ですが、夏にこそ読んでもらいたい本がたくさんあります。 今回ご紹介する、朝井リョウさんの『星やどりの声』を読めば、それだけで「なんだか良い夏だったかも!」と思えるはずです! ○著者朝井 リョウ(戦後最年少直木賞作家) ○ジャンル青春小説 ○あらすじ海の見える街で暮らす6人兄弟姉妹と母。 学校、社会、仕事、家庭など、様々な思

          星やどりの声【夏感じてる?】