新しい短編小説を書いているが、凝った文体にしたからか、書くのが大変。この文体は何年か前に、ふと思いついて書いてみて、すごくいい感じだったが、あまり活かせる作品がなくて封印していた。かんたんに言えば、尋常じゃなく美しいが、ちょっと何言ってるか分からない系の文体。
小説ごとに文体が違うので、何かを書きはじめるときには、どんな文体にするか練らなくてはならない。文体は語り手の人格みたいなものだから、文体を設定するというのは、ひとりの人間を設定するのと同じ。俳優でいう役作りみたいなものかもしれない。
去年末にnote始めて「です・ます」調だったのに、年明けたら凄くフランクな文体になっちゃった。「です・ます」調のほうがとぼけてていいかもしれないんだけど、使い分け、なのかなあ。
気が付けばずっと「だ・である」調でnoteを書いてきてしまったけど、普通に「です・ます」の方が良いのではないか?という時期に来ている。 過去記事読み直すと妙に偉そう・・・