IO(伊川伊織)

IO(イオ)です。 先月くらいから、小説家になろうのムーンライトノベルズに小説を投稿しています。 普段は働いています。

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IO(イオ)です。 先月くらいから、小説家になろうのムーンライトノベルズに小説を投稿しています。 普段は働いています。

マガジン

  • 電子書籍化までの道のり

    小説投稿サイトに投稿したら小説が電子書籍化することになりました。これは電子書籍化に関する話しです。

  • 恋人を造る魔法使い(完結済)

    女性向けR18BL小説です。 あらすじ ハロルド・ティントレッドは公爵家の長男で、類まれなる能力の魔法使いだったが、なんの魅力もない男だった。 恋人を作れないハロルドは、恋人を造ることにしたが…。

最近の記事

電子書籍化までの道のり5 ネット小説と書籍の違い

20000字を加筆して、購入特典の3000字の番外編も書いて、一応は書ききったのですが、困ったことが起こりました。小説全体のバランスが悪くなったのと、印象がもともとの話と変わってしまったのです。 私は担当さんに相談してアドバイスをもらったのですが、どちらも同じことが原因でした。 『貴方を愛することはない。と言われた妻の物語』は前半はフランカが辛い目に遭いながら必死にもがく姿を描いています。ここは最初から力を入れてしっかりと書ききったので、そこにはあまり加筆はしていません。

    • 電子書籍化までの道のり 4原稿を書く!

      小説投稿サイトは、書くのも読むのもただですから、私の小説がどんなにつまらなくてもあまり問題はなかったのです。とても気楽でした。書きたいものを書きたいだけ書いて、アップロードするだけ。読んでもらえたら嬉しいし、面白いと思ってもらったり感想をもらったりしたら嬉しいですけど、それだけです。 面白くする責任はありませんし、書きたいように書くだけでよかったのです。 私はとても自由に書いていました。 つまり書きたいシーンは細かく詳しく好きなだけ書き、書きにくいシーンは説明だけでさっと終わ

      • 電子書籍化への道のり3 イラストレーターさん!

        それで、20000字加筆して3000字の番外編を書くことにしたのですが、数行で内容を教えてほしいと言われて、それも困惑。 ええと、どうしましょうか。 どういう内容にするかは決めてあるので、それを数行にまとめればいいことはわかっていますが、書いてみないと本当にその通り書けるかどうか分からないです。 今まで書いた小説も、最初に考えた内容からズレて行くことがよくありました。書いているうちに人物の性格や行動パターンが出来上がってきて、あれ、こんなことしないな。みたいになったり、あと

        • 電子書籍化までの道のり2 完成した小説に加筆する

          とりあえず、お願いします返信したメールの次に来たメールは、締め切りと出版までのスケジュールでした。 11月中旬に締め切りがあり、そこに間に合えば来年1月末には出版できるそうで。 早ってなりました。 さすが電子書籍だと思いました。 読者様の熱量のあるうちに出したいと書いてらっしゃったので、そういうものなのかと思いました。今ムーンライトノベルズで読んでくださっている人の記憶が新しいうちに、電子書籍でしか読めない20000字を加筆して出版して、買ってもらうということのようです

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        • 電子書籍化までの道のり
          5本
        • 恋人を造る魔法使い(完結済)
          26本

        記事

          電子書籍化までの道のり1   電子書籍化ってこうやって始まるのか

          出版社もいろいろあるし、きっといろんな電子書籍化があるのだと思うのですが、私の電子書籍化はメールで始まりました。 まずは、小説家になろうの方から、ムーンライトノベルズのサイトのメッセージ機能と、登録したメールアドレスに連絡が来ました。 ユーザID:なんとかかんとか IO(伊川伊織)様 (このメッセージは小説家になろう内メッセージボックス・登録メールアドレスの両方に送信されています。) いつも小説家になろうグループをご利用いただき、ありがとうございます。 ムーンライ

          電子書籍化までの道のり1   電子書籍化ってこうやって始まるのか

          恋人を造る魔法使い 20.怖くて幸せなこと

          女性向けR18BL小説です。章によってR18シーンがない時がありますが、読んでいくと出てきてしまうので、初めからR18にしています。 ハロルドの頭の中は目まぐるしかった。 少しだけ室内を明るくしたからジャスティンに自分の姿を見られているはずだ。性的魅力に乏しい痩せた体。地味顔なのにいやらしい表情になっていそうで恥ずかしい。口を押さえていないから声もきっと出てしまう。30男の嬌声にジャスティンは萎えずにいられるのか。 そして、自分も見られているが、ジャスティンの姿を見るこ

          恋人を造る魔法使い 20.怖くて幸せなこと

          恋人を造る魔法使い(完結) 26.その後の2人

          女性向けR18BL小説です。章によってR18シーンがない時がありますが、読んでいくと出てきてしまうので、初めからR18にしています。 ハロルドには恋人がいなくなってしまった。 その代わり婚約者ができて、そして婚約者は伴侶になるらしい。なんだか頭が混乱するが、問題はなにもない。 ハロルドはジャスティンに命令されて、父親に結婚をする旨を手紙で伝えた。 手紙が到着するであろう予定時間からたった1時間後に、先触れもなしに父親と母親がやってきて、ハロルドは驚いた。 両親は、ジ

          恋人を造る魔法使い(完結) 26.その後の2人

          恋人を造る魔法使い 25.恋人でなくなればいい

          女性向けR18BL小説です。章によってR18シーンがない時がありますが、読んでいくと出てきてしまうので、初めからR18にしています。 「いいか、お前はもう何も考えるな。ハロルドは頭がおかしいから、考えれば考えるほど碌なことにならない。俺がなんとかするから、それまでは死なずに俺に抱かれてろ」 ジャスティンはもう優しくて上品な振りはやめるらしい。 ぞんざいで命令口調のジャスティンも素敵だ。なんだか頭がおかしいを連呼されているが、そんなに気にならない。 ハロルド自身も自分が

          恋人を造る魔法使い 25.恋人でなくなればいい

          恋人を造る魔法使い 24.ジャスティンの告白

          女性向けR18BL小説です。章によってR18シーンがない時がありますが、読んでいくと出てきてしまうので、初めからR18にしています。 ジャスティンがものすごく大きなため息をついた。肺活量が多いのだろう。 ハロルドはそんなことを考えていた。 「いや、こいつの頭がイカれてることなんて最初からわかってた」 なにかすごく失礼なことを言われているけど、ハロルドは黙っていた。ハロルドは完全に正気だが、異常でないとは言い切れないからだ。 「とりあえずは、ハロルドは俺のことが嫌いで

          恋人を造る魔法使い 24.ジャスティンの告白

          恋人を造る魔法使い 23.別れのときに

          女性向けR18BL小説です。章によってR18シーンがない時がありますが、読んでいくと出てきてしまうので、初めからR18にしています。 ジャスティンが恋人になってくれてから、ちょうど1年。 サプライズという概念のないハロルドは、朝からリビングに必要なものを用意し始めた。 ジャスティンに渡すお礼のお金。 お守りになるし売ればお金になる選りすぐりの様々な宝石。 発明した魔道具、魔法薬、 魔法陣を記した羊皮紙を綴ったもの。 花やプレゼントは用意しなかった。ハロルドにはな

          恋人を造る魔法使い 23.別れのときに

          恋人を造る魔法使い 22.魔法使いの本気

          女性向けR18BL小説です。章によってR18シーンがない時がありますが、読んでいくと出てきてしまうので、初めからR18にしています。 いっときは、このまま快楽を貪り続ける獣になるのだと思っていたハロルドだが、だんだん頭を覆う快楽の霧が晴れてきたことを感じはじめた。 毎晩ジャスティンにベッドで抱いてもらえるし、日中もキスしたり、体を触り合ったりしてそのままベッドになだれ込んだり、その場でしてしまったりは変わらないが、どうやら、24時間稼働したままになっていた快楽の回路に、スイ

          恋人を造る魔法使い 22.魔法使いの本気

          恋人を造る魔法使い 21.存分にいちゃいちゃする日々

          女性向けR18BL小説です。章によってR18シーンがない時がありますが、読んでいくと出てきてしまうので、初めからR18にしています。 ジャスティンと無事に性交した次の日、ハロルドはいろいろな理由でベッドから出られなかった。 まず、恥ずかしくて恥ずかしくて顔を布団から出すことができなかった。 はしたない声をたくさん聞かれてしまったし、顔だって多分すごく変だったはずだ。 涙はともかく、唾液と鼻水もダダ漏れになった気がするし、とにかくこんな地味顔で気持ちよさそうな様子を晒す

          恋人を造る魔法使い 21.存分にいちゃいちゃする日々

          恋人を造る魔法使い 19.いざ性交!

          女性向けR18BL小説です。章によってR18シーンがない時がありますが、読んでいくと出てきてしまうので、初めからR18にしています。 ハロルドはお風呂に入って隅々まで洗い清め、浄化魔法も重ねがけして、新品の下着と夜着を着て、ベッドに横になって布団を口元までかけて待っていた。 立って待っていることも座って待っていることもできずに、寝て待つことにしたけれども、それはそれで正解だったのか分からない。 ドアがガチャリと開いて、ハロルドは飛び上がらんばかりにビクッとした。 ジャス

          恋人を造る魔法使い 19.いざ性交!

          恋人を造る魔法使い 18.予習をして臨みます

          女性向けR18BL小説です。章によってR18シーンがない時がありますが、読んでいくと出てきてしまうので、初めからR18にしています。 ジャスティンの部屋からフラフラしながら出て、自分の仕事部屋に入る。 途中かけの仕事が散乱しているほかは殺風景な部屋で、本当に安心する。 いろんな事がありすぎて、脳みそが爆発しそうだ。ハロルドは本来この殺風景な仕事場にふさわしい、殺風景な人生を送るはずの人間だった。 なのに、なんで、こんな、毎日。 退屈な毎日は平穏だが、幸せな毎日は日々

          恋人を造る魔法使い 18.予習をして臨みます

          恋人を造る魔法使い 17.怒っている恋人の機嫌をとりたい

          女性向けR18BL小説です。章によってR18シーンがない時がありますが、読んでいくと出てきてしまうので、初めからR18にしています。 ジャスティンが怒っている。 ジャスティンが怒ったままで、でも二人で朝食をとった。 いつもなら口下手なハロルドが何も言わなくても、何か話をしてくれたり、質問してくれたりするのに、ムスッと黙り込んでいて、いたたまれない。 それなのに時々睨みつけながら、わざと舌を出してスプーンを舐める仕草を見せつけたり、ハロルドの目を見据えながら、舌を突き出

          恋人を造る魔法使い 17.怒っている恋人の機嫌をとりたい

          恋人を造る魔法使い 16.それは貴族的なやり方のお断り

          女性向けR18BL小説です。章によってR18シーンがない時がありますが、読んでいくと出てきてしまうので、初めからR18にしています。 目が覚めたとき、ハロルドはすぐに目を開けなかった。 薄ぼんやりと覚醒し始めたと同時に、昨夜のことを思い出し始めていたからだ。 昨夜、すごいことをしてしまった。というか、されてしまった。 男性器をしごかれて、後孔を愛撫されて、射精してしまった。 声は殺していたものの、少し出てしまったし、息の乱れや体の反応は隠しようがなかった。真っ暗だっ

          恋人を造る魔法使い 16.それは貴族的なやり方のお断り