noteで失敗しない！note初心者に「ですます調」をオススメする3つの理由

ぼくは文章を書き始めた頃、とても悩んでいました。

「だである調」と「ですます調」、どちらで書くべきなのか決められなかったんです。

きっと、あなたも同じような経験をお持ちではないでしょうか。

結局ぼくは、最初は「だである調」で書き始めましたが、途中で「ですます調」に変更。

するとなんと1年で、フォロワーさんの数が217人から3,943人に増えました（もちろん「ですます調」だけが原因ではありませんが）。

結論から言うと、noteで発信を始めたての方には「ですます調」をオススメします。

その3つの理由を、本日はご紹介します。

1. 丁寧な印象を与えられる

同じ内容の記事でも、「ですます調」と「だである調」では、読者の受け取り方がまったく異なります。

noteの記事も同じことが言えます。

「ですます調」で書かれた記事は、まるで親しい友人が優しく語りかけてくれているような温かみを感じるもの。

一方で、「だである調」の記事は、時として威圧的な印象を与えてしまうことも事実。

とくに文字でのコミュニケーションでは、声のトーンや表情が伝わらないぶん、より慎重な配慮が必要になってきます。

ぼくの経験では、noteに記事を書き始める方が「だである調」を選択すると、意図せず読者との距離感が生まれてしまうと感じています。

読者が求めているのは、心地よく読める記事。

そして、その心地よさの大きな要素の一つが、「ですます調」といえます。

2. 表現の制限

表現が限られていることは一見弱みに思えますが、文章特訓においては、強みになります。

なぜなら、「ですます」を何度もつづけるわけにはいかないので、文末の表現を工夫する必要があるから。

つまり、限られた材料で文章表現を鍛えることができます。

これはまさに俳句や短歌における「音節制限」のようなもの。

5-7-5や5-7-5-7-7という厳格な音節制限は、一見不自由なものに思えますが、その中でもっとも効果的な言葉を選び、凝縮された表現を磨くことが可能となります。

そんな決まりごとや制限が、あなたのクリエイティビティを引きあげてくれます。

3. 読者を意識した文章

「ですます調」で書くと、つい「読み手」を意識します。

自然と「誰かに話しかける」という意識が生まれ、独りよがりな文章を避けることが可能に。

このように、読者の立場に立って考えることで、より分かりやすい表現を選ぶようになります。

さらには必要な説明を補足したりと、より親しみやすい文章を作ることも。

たとえば、「マーケティング」という言葉を使う時も、「お客様の心理を理解して、より良い商品やサービスを提供すること」と説明を加えることができます。

まとめ

ここまで「ですます調」の魅力についてお話ししてきました。

制限があるからこそ生まれる工夫、読者を意識した丁寧な説明、そして温かみのある印象。

これらは、noteで成功するための重要な要素となります。

ぼくも実際に、「ですます調」に切り替えてから、読者との距離が縮まったことを実感しています。

まずは「ですます調」で始めて、徐々に自分の文体を確立していくのが、もっとも効果的な方法だと考えています。

P.S.

より詳しい文章術について知りたい方は、ぼくの著書『です・ます調で差をつける』をご覧ください。

「です・ます」の繰り返しを避ける方法から、より魅力的な文章のための文末表現バリエーションまで、実践的なテクニックをまとめています。

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