山田星彦〈文芸・写真〉

小説・写真・文学研究記事などを公開しています。記事はマガジンに分類しています。 作品および表紙画像など全て自作です。代筆・AI・フリー素材などは使用していません。

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 路地裏文芸部は、文学や美術、写真・映画・マンガなど、文芸分野について幅広く語るコミュニティです。「軽いのに深く、静かで熱い」をモットーに活動していきます。学びたい初心者から語りたいマニアまで、誰でも歓迎です。また一部プランでは、有料記事の一部をお読みいただけます。 ■サロン活動  主に掲示板で交流します。私やメンバーが話題を定めたり、メンバーごとのページを作ったりして、作品について話したり、創作の悩みを相談しあったりしています。カフェやバーで友達と話しているような雰囲気を目指しています。お店に立ち寄る感覚でのぞいてみてください。 ■その他、イベントや創作サポートなど、各種活動を計画しています。  記事や掲示板の閲覧のみでも問題ありません。もちろん、加入&退会を都合にあわせて切り替えていただいて結構です。気軽にご参加ください。

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    ことばには、目には見えない力が宿っています。霊石典では、ひとつの記事でひとつの語句を取り上げ、意味や印象、類語や用例などを探るとともに、その言葉を文章表現にどう活かすかについて、実例を交えて考察します。

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    山田星彦が運営するメンバーシップ『路地裏文芸部』のマガジンです。活動報告やメンバー限定記事などをこちらにまとめます。

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 こんにちは!山田星彦です。  私のページをご覧いただき、ありがとうございます。  この記事では、何から読んでいいか分からないという方のために、作品を紹介したり、マガジンをまとめたりしています。 ■どんな人? 私は主に小説を書いてnoteに発表しています。作品は、童話・娯楽小説・純文学まで幅広く、テーマも作風も様々ですが、どの作品も「ふかく、たのしく、うつくしく、わかりやすい」ものを目指しています。  また、全投稿をつうじて、代筆・AIは使用していませんし、商品やサービ

    • 祖父の通夜と葬式のため、電車に乗って岩国へ。このひとつき、毎週のように見舞いに行っていたが、これが最後。 ちいさいとき祖父に買ってもらったボンタンアメが近所のタバコ屋に売っていた。当時は「あめを買ってやる」と言われ、「あめ」を「雨」と思って不思議がった。今思えば、これは「餅」。

      • あまざき葉さんの『ゆれあうからだ』が収録された文學界12月号を買いました。 葉さんはnoteをはじめたころに知って、それからずっと仲良くしてくださり、今回のことは僕もとても嬉しいです。 写真は勝手にお祝い。おめでとうございます! https://note.com/yoamazaki/n/na3a04d93e275

        • 小説ごとに文体が違うので、何かを書きはじめるときには、どんな文体にするか練らなくてはならない。文体は語り手の人格みたいなものだから、文体を設定するというのは、ひとりの人間を設定するのと同じ。俳優でいう役作りみたいなものかもしれない。

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        山田星彦のまとめページ

        • 祖父の通夜と葬式のため、電車に乗って岩国へ。このひとつき、毎週のように見舞いに行っていたが、これが最後。 ちいさいとき祖父に買ってもらったボンタンアメが近所のタバコ屋に売っていた。当時は「あめを買ってやる」と言われ、「あめ」を「雨」と思って不思議がった。今思えば、これは「餅」。

        • あまざき葉さんの『ゆれあうからだ』が収録された文學界12月号を買いました。 葉さんはnoteをはじめたころに知って、それからずっと仲良くしてくださり、今回のことは僕もとても嬉しいです。 写真は勝手にお祝い。おめでとうございます! https://note.com/yoamazaki/n/na3a04d93e275

        • 小説ごとに文体が違うので、何かを書きはじめるときには、どんな文体にするか練らなくてはならない。文体は語り手の人格みたいなものだから、文体を設定するというのは、ひとりの人間を設定するのと同じ。俳優でいう役作りみたいなものかもしれない。

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        メンバー特典記事

          【文芸センス】芥川龍之介『蜜柑』④芸術史上主義の敗北

           前回紹介した美しい光景は、一瞬のうちに車窓から消え去ってしまいました。しかし、その光景は主人公の心に永遠に記憶されます。それは、その光景がただ美しかったからではなく、主人公の人生にとって大きな意味を持つものだからでした。  最終回の記事では、この物語の主人公、それは芥川龍之介自身と思われるのですが、彼の人生にとって蜜柑がどのような役割を持つのか、その点について考えます。 芥川龍之介『蜜柑』④芸術史上主義の敗北

          【文芸センス】芥川龍之介『蜜柑』④芸術史上主義の敗北

          【文芸センス】芥川龍之介『蜜柑』③晴れ渡る黒煙

           貧しい娘の登場によって、主人公の心はいよいよ深く陰鬱になっていきましたが、そんな苛立ちが募る車内で遂に事件が起こります。  それはとても短い出来事ですが、主人公の心に永遠に焼きつく光景となるとともに、彼の心の闇を一掃します。 芥川龍之介『蜜柑』③晴れ渡る黒煙

          【文芸センス】芥川龍之介『蜜柑』③晴れ渡る黒煙

          【文芸センス】芥川龍之介『蜜柑』②不可解な、下等な、退屈な人生

           前回解説したように、『蜜柑』では冒頭の数行によって、完璧に主人公の男の心境を描き出します。  そして、汽車の出発とともに、いよいよ物語は動きはじめます。 芥川龍之介『蜜柑』②不可解な、下等な、退屈な人生

          【文芸センス】芥川龍之介『蜜柑』②不可解な、下等な、退屈な人生

          【文芸センス】梶井基次郎『檸檬』⑤反芸術的行為の爽快

           檸檬によって陰鬱な気持ちから脱した作者ですが、そもそも作者が「不吉な塊」に苛まれていたのには、ある理由がありました。その理由を考えたとき、この作品の真意と、作者を救うのが檸檬である必然性が理解できます。 梶井基次郎『檸檬』⑤反芸術的行為の爽快

          【文芸センス】梶井基次郎『檸檬』⑤反芸術的行為の爽快

          【文芸センス】梶井基次郎『檸檬』④檸檬とは何か

           前回、作品後半の物語を起承転結に沿って追いかけました。  たしかにそれは爽快な物語なのですが、なぜ檸檬を置いて逃げることが、作者を軽やかな気持ちにしたのでしょうか。そして、そもそもこの作品において、檸檬にはどのような意味が込められているのでしょうか。 梶井基次郎『檸檬』④檸檬とは何か

          【文芸センス】梶井基次郎『檸檬』④檸檬とは何か

          【文芸センス】梶井基次郎『檸檬』③みごとな起承転結

           前回・前々回をつうじて、梶井基次郎が『檸檬』で描きだした幻のような映像美や、憂鬱な精神がもとめる安息の地について、彼の美しい文章とともに概観してきました。  それらの文章からは、作中の言葉を借りるなら「詩美」というべきものが香り立ち、この『檸檬』という作品に豊かな彩りを添えてています。  しかし、この作品はそれだけで語り尽くせるものではありません。『檸檬』における詩美とは、作品の魅力の半分でしかないのです。  作品の前半、静かに果物店に佇んでいた檸檬は、後半、まるで坂

          【文芸センス】梶井基次郎『檸檬』③みごとな起承転結

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          【表現辞典】霊石典/名作家の文章〈17〉竹内浩三『おもちゃの汽車』

          霊石典〈おしらせ・索引〉  この記事は、私が編集している『霊石典』の派生記事です。名作家の作品の中から、『霊石典』収録の言葉が使われた印象的な文章を紹介します。言葉に興味を持つきっかけとして、あるいは、言葉をさらに深く理解する参考として、ぜひ本編の記事とあわせてお読みください。 竹内浩三『おもちゃの汽車』(青空文庫)  竹内浩三は若くして戦死した詩人で、その短い創作期間にもかかわらず、未だに読者の絶えない人気の作家です。これも子供のような奔放な言葉使いが楽しい作品ですが

          ¥1,000

          【表現辞典】霊石典/名作家の文章〈17〉竹内浩三『おもちゃの汽車』

          久しぶりにウクレレをやったらおもしろかった。ウクレレはギターほど難しくなく、すぐに曲をやれる。でもギターと仕組みは同じなので、その気があればギターにも移行できる。小さいし、おすすめの楽器。

          久しぶりにウクレレをやったらおもしろかった。ウクレレはギターほど難しくなく、すぐに曲をやれる。でもギターと仕組みは同じなので、その気があればギターにも移行できる。小さいし、おすすめの楽器。

          昨日、真吟と呼ばれるタイプの日本酒をひとくち飲んだ友人が「夏」とつぶやいた。詩人。

          昨日、真吟と呼ばれるタイプの日本酒をひとくち飲んだ友人が「夏」とつぶやいた。詩人。

          サシ飲みの前に一人で飲むという重大なマナー違反!

          サシ飲みの前に一人で飲むという重大なマナー違反!

          いい色や。実にいい色や。

          いい色や。実にいい色や。

          毎日投稿が750日を越した。丸々二年やってきたことになる。この二年でやっと、noteでやれること・やりたいこと・やるべきことを揃えられた。でも、これを広めていくのはまだまだこれから。先は長い。

          毎日投稿が750日を越した。丸々二年やってきたことになる。この二年でやっと、noteでやれること・やりたいこと・やるべきことを揃えられた。でも、これを広めていくのはまだまだこれから。先は長い。

          何かに熱中すると、それに全力集中してしまう性格なので、カフェとか祭りとかでそっちに意識をぜんぶ持っていかれていたけど、ようやくnoteでのエッセイや小説の執筆に頭がシフトしてきた。他人事ながら嬉しいこともあり、とてもいい気分だ。

          何かに熱中すると、それに全力集中してしまう性格なので、カフェとか祭りとかでそっちに意識をぜんぶ持っていかれていたけど、ようやくnoteでのエッセイや小説の執筆に頭がシフトしてきた。他人事ながら嬉しいこともあり、とてもいい気分だ。

          【表現辞典】霊石典[おもちゃ]

          霊石典〈おしらせ・索引〉  今回は[おもちゃ]です。  子供の遊び道具という意味から派生して、どのような使い方をすれば効果的なのかを考えます。

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          【表現辞典】霊石典[おもちゃ]

          ¥1,000

          カフェはなくなったが、そのとき店に来てくれた人や、そのあとの祭りで出会った人と親交が生まれて、今はそれが貴重な繋がりになっている。やはり、そういう出会いの場を作っていかなくてはならない気がする。

          カフェはなくなったが、そのとき店に来てくれた人や、そのあとの祭りで出会った人と親交が生まれて、今はそれが貴重な繋がりになっている。やはり、そういう出会いの場を作っていかなくてはならない気がする。

          近所の飲み屋に曽我部恵一が来るという衝撃。なぜ。

          近所の飲み屋に曽我部恵一が来るという衝撃。なぜ。

          久しぶりに一眼レフで写真を撮った。光を全身で浴びて、のびのびする。 ▼写真マガジン https://note.com/yamadahoshihiko/m/m36a761c107e3

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          マンガのワンピースは子供の時に読んでいて、最近はどうなってるのか気になってちょっと調べたら、キャラも多いし、内容が複雑すぎて、もはや世界史の教科書みたいになってた(笑)。内容は勧善懲悪っぽいけど、気軽に読めるものではなさそうだ。

          マンガのワンピースは子供の時に読んでいて、最近はどうなってるのか気になってちょっと調べたら、キャラも多いし、内容が複雑すぎて、もはや世界史の教科書みたいになってた(笑)。内容は勧善懲悪っぽいけど、気軽に読めるものではなさそうだ。