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もしやわたしの文章は「クセつよ」なのか⁈
わたしはくせ字です。説明しがたいけれど、丸字でもなく、カクカクしたものでもなく、汚いわけでも美しいわけでもない。何と表現すればいいのか分からないけれど、間違いなくどのカテゴリーに当てはまらないのは確か。現に、今までにわたしと同じ字を見たことがない。
薬剤師という仕事柄、薬の出し入れをしたときに帳簿をつけることがあって。万一、自分の名前を書き忘れたとて、「この字は○○さんだ!」とみんなが分かる。そんな特異的な字体です。
なんでこんな話をし始めたか。わたしの書く文章も、そうじゃないかと思ったから。内容もさることながら、今回注目して欲しいのは文体について。
流れるような美文でも、もちろん固いわけでもない。誰もが書けそうで、たぶん書けない。ここで「書こうと思わないから、大丈夫」というツッコミは受け付けません。あしからずのおことわり。
全く意識してなかったけれど、くせ字ならぬ、くせ文章が炸裂してるのかしら。ふと不安になりました。
もしやこの癖を直した方がいいのか。誰もが読みやすい文章を書くことが、きっとこの先にとって大切なんだろうな。「より多くの人に届けたい!」と思うなら変えるべきか。どうしよう、強制するべく修練かしら……
とまあ、次はいつもの「修行癖」が頭にもたげてきた次第。なんのこっちゃ。
個性であることは間違いない。ただどこまで直す必要があるかを、考えないといけません。思案しどころです。
ところで、現実を生きるわたし本人は、無個性だと自分では思ってて。可もなく不可もなく、ごく普通。道で通りすがっても誰も違和感ないだろうし、すぐ忘れるであろう感じだと、わたし自身は思ってる。
思ってるんだけど、え?もしや違うのか。だって字も文章もクセつよなんだろ。じゃあ本人こそクセありじゃなきゃ、生み出せるわけないじゃん。さもなくば方程式に合わないよ。
うーん、どうなんでしょう。わたしにはちっとも見当がつかないや。もし現実のわたしと会う機会があったその時は、どうぞあなたの目で確かめてくださいね。
では また