Koubo|公募ガイド社
惜しくも受賞を逃した皆さんの作品・ご報告をまとめています。 コンテストに投稿された作品の99%以上は落選します。 落選作品や落選の悲しみを多くのみなさんと共有することで、次回の励みになればうれしいです。
皆さんのコンテスト受賞の作品・ご報告をまとめています。 受賞おめでとうございます! みんなで受賞のお祝いをして、受賞した人もそうでない人も次回への励みになればうれしいです。
文章を一生の仕事にしたいと思っている方、多いのではないでしょうか? 本マガジンでは、弊社の記事の中でライターになるために役に立ちそうなこと、意識したいことなどをまとめています。 中の記事は全て無料で読めますが、関連記事をアップした場合は更新しますのでぜひフォローいただければと思います。 ライターになりたい人を応援します!!
こんにちは。 公募ガイド社公式noteです。 季刊公募ガイド秋号「小説書きに捧ぐ 漫画原作ハンドブック」の特集のみの販売のご案内です。 気になる特集の内容は以下の通り! 落選続きで「才能がないのかも」 「自分の好きな物語ばかり書いていてはだめなのかな」と道に迷っている小説書きのあなた! 今号では自分の物語を小説というカタチに捉われず 世界に発信していく手段の1つとして 「漫画原作」という道をご提案。 急成長し続ける漫画業界。 あなたの物語が花開く場所はここかもしれない
キャラクター造形なぜキャラなのか 小説には人物が出てくるが、書き手が漠然としたイメージしか持っていないと、読んでいて誰だか分からなくなる。こうした人物は単なる登場人物であって人間ではない。 人間であればプロフィールを持っているだろうし、嗜好も性格も癖もあるだろう。それを表現しないと、血の通った人間には思えない。自分と同じ人間なのだという思いがなければ、そこに自分を重ねることはできないし、感情移入もできない。 つまり、キャラクター造形とは、紙の上に人間を存在させるために
公募ガイドと作家と修業編のちの大作家先生も時に予選で玉砕し、あるいはプロになれないと悩んだ。ここでは公募ガイドを飾った有名作家の修業時代を名言で紹介しよう。 昔は売れている本を読んで「なんでこんなのが売れるんだ」と仲間内で話したりしました。でも批判するだけでは勉強にならないんですね。どうしてその作品が売れたのかをちゃんと考えないといけない。上手だから皆が求めるとは限らないん
1.年間スケジュールを組もう公募ガイドを見て、応募していくものを順次決めていくのもいいが、念願の賞、大きな賞は計画的に攻めていこう。それが攻略の第一歩。 最優先したい【軸公募】を決める 年間の応募計画を立てるときは、軸(最優先で応募したい公募)を決めることが肝心だが、その数は公募の難易度による。 たとえば、標語や川柳などを中心に応募している人は10件選んでも応募できる。しかし、長編小説、シナリオなどになるとそうはいかない。 初めて挑戦する人なら1編、慣れた人でも数編だろ
文章はできの悪い再生装置何を取り立て、どう表現するか ビデオの場合、撮った映像をダビングしても内容は変わりません。東京スカイツリーを撮影してCDにコピーしたら東京タワーになっていた、なんてことはありません。 しかし、文章の場合、読んだ人が東京スカイツリーを知らなかったなら、「東京スカイツリー」から「空に浮かぶクリスマスツリー」を想像してしまうかもしれません。 また、書く側にしてみても、目に映るものを一から十まで書くわけではなく、ある部分を抜き出して強調したり、逆にある部
完結しなければ始まらない書いたら書けた、があるのが作家の道 マーク・トウェインは、『マーク・トウェイン自伝』の中で、小説を書いたことのない素人が作家になりたいというのは、オペラのための正規の骨の折れる修業をやったことがない人がオペラ歌手をやりたいと申し出るくらい厚顔無恥なことだと書いている。果たしてそうだろうか。 小説を書くのに必要なのは、 小説の書き方の知識 文章カ・表現力 想像カ・構想カ 人生経験• 読書経験 思索・思想 だと思うが、1以外は、小説を書か
書くことが思いつかない、ありきたりになってしまう、なぜあんな構成にできるのか。お悩みは尽きない。そこで文章指導の名人3人への取材をもとに、書きたい人のお悩みをテクニックで解決する! どこでつまづいているか弱点を自覚しよう方策や技術を知れば悩みの半分は解決 作文やエッセイなどの文章を書いている人や書きたい人に話を聞くと、下記のような悩みを口にすることが多い。 そして、このあとに「文才がないんです」と続ける。 それだけは絶対に言ってはいけない。才能のせいにしたって何も始まら
漫然と考えているだけでは、アイデアは浮かびにくいが、何かとっかかりがあると、ピピッとひらめいたりする。そんなヒントを! ストーリーがわく4つのヒント公募でも「自由テーマ」と言われると範囲が広すぎてアイデアが湧きにくいが、「空」なら「空」と指定されると、自分の頭の中を「空」というキーワードで探していくので、そこに引き寄せられるようにアイデアが出てくる。砂の中で磁石をかきまわすと、砂金がくっついてくる要領だ。 今回は、童話や小説、シナリオなどのストーリーを対象に、この磁石に
最後は文体が大きな差を生む文体とは文章のスタイルのこと 何を書くかを重視すると、文体には気がまわらなくなって、読みやすさを阻害しない透明度のある文章を書きたくなる。 一方、どう書くかにこだわると、文体をどうするかという問題は避けて通れない。 では、この文体とはなんだろうか。「です・ます」の敬体、「である・だ」の常体のことも文体と言うが、ここではこれは除く。簡単に言えば、文章のスタイル、あるいは書き癖のこと。 個性的な文体というと司馬遼太郎を思い出すが、「あ、司馬遼太郎っ
文章を書いていると、ぴったりの言いまわしが探せないときがある。ここでは感情表現を中心に集めてみた。表現のヒントにしよう! あきらめる断ち切る/割り切る/ 踏ん切りをつける/切り替える/ふっ切る/腹をくくる/観念する/見切りをつける/投げ出す/投げやりになる/さじを投げる/お手上げ/音を上げる/後ろを向く/降りる/諦念/ギブアップ 焦る焦燥/ジリジリする/イライラする/まんじりともしない/いても立ってもいられない/じっとしていられない/気をもむ/ハラハラする/気がはやる/
文と文の関係ならわかるかたとえば、以下のような文があったとします。 特に問題はなさそうですが、先行する文と後続の文との間に、やや大きめの溝があります。それを埋めてみましょう。 では、こんな文はどうでしょう。 こうなると、文間に溝があるというより、溝が深すぎてわけが分かりません。 前後関係から、間に入るべき文を適当に考えてみます。 このように、文と文の関係を考えたり、文と文の隙間を埋めたりするのはさほど難しい作業ではありませんが、これが段落と段落の関係になると、少し難
VOL.8 大朝創刊40周年記念文芸(大正時代の朝日新聞の懸賞小説)今回は、大正年間に実施された大阪朝日新聞の4つの懸賞小説を紹介する。ここからは吉屋信子、石川達三、平林たい子らがデビューしている。 大正5年、大朝懸賞文芸 この連載では過去2回、大阪朝日新聞(大朝)の懸賞小説を紹介したが、同社ではその後も折に触れ、大規模懸賞小説を実施している。 その一つが、大正5年の「大朝懸賞文芸」だ。何を記念して公募したのかと思ったら、大阪朝日新聞本社落成記念だそうだ。まあ、何を記念
モチベーションが上がる編やる気が起きないときは、プロの心構えや叱咤、具体的なアドバイスがあるとやる気になる。公募ガイドを飾ったそんな名言を集めてみた。
よいエッセイの3条件エッセイの起源はフランスの哲学者モンテーニュの『エセー』と言われています。「エセー」には試論という意味があり、欧米では綿密な思索に基づいた論文という意味で使われます。 一方、随筆の起源は、『エセー』より600年も前、清少納言の『枕草子』で、こちらは思うことを気ままにつづったもの。 エッセイと随筆(随想)は同じものですが、一般に日本でエッセイと呼ぶときは、随筆より広い範囲で使われることが多いです。 このエッセイについて、よいエッセイの条件とは何か、日本エ
サラリーマン生活をFIREし、公募&セミプロONLY生活に突入!はじめまして。この度、サラリーマン生活をFIREし、晴れて公募&セミプロONLY生活に突入したライターの地図井です。 公募を趣味としてもう15年くらいになりますが、振り返ると激務フルタイム残業上等のサラリーマン生活のさなか、とにかく時間との闘いの公募生活でした。 さらに途中で結婚、出産、離婚をしたためシングルペアレントの育児が重なり、とにかく「時間がない!」「忙しくて今月も出せなかった」という悔しい日々が無
※本記事は「公募ガイド2015年12月号」に掲載されたインタビュー記事を再掲載したものです。 公募の審査は、どのように行われているのでしょうか。一般の応募者にはわかりませんね。そこで今回は、数ある公募ジャンルの中から短歌と童話を選び、短歌は東直子先生に、童話は西本鶏介先生に、審査の模様を伺いました。審査がどのように行われているのかを知ることで、これを作品づくりに生かしましょう。 児童文学者西本鶏介さん:童話賞は通常は予選がある。審査員が全部読むのは異例童話賞の審査はどの