読書をしている。 角田光代『さがしもの』。 9編の本にまつわる物語を収めた短編小説集。 柔らかな筆致で描かれた、本にまつわる物語であるのだが、その実、描き出されるのは「生きる」ということ。
昨日と今日で角田光代の『坂の途中の家』を読んだ。読んでいる最中はあまり感じなかったのだが、読後にダメージがじわじわきて、つらい。読書ってのは、いいことばかりではない。 写真の花は薔薇とカーネーションです。
1月19日目覚めたのは5時過ぎ。30ページ程残っていた本を読み切って起床。作家角田光代さんのエッセイ集&対談&他者作品の書評や解説と盛りだくさん。表題は著者が二十歳の時に失恋してどん底だった時に立ち直るきっかけになったフレーズ。そうだからなんとかせなアカンと踏ん張ったそうだ。