ほりそう / 堀 聡太

栃木県小山市出身。座右の銘は「You are what you read, see and listen.」。edit:ふつうごと(http://futsugoto.com)、osanai(http://osanai.site

ほりそう / 堀 聡太

栃木県小山市出身。座右の銘は「You are what you read, see and listen.」。edit:ふつうごと(http://futsugoto.com)、osanai(http://osanai.site

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  • 日々のあわ | ほりそう

    日々の雑記についてまとめます。「あわ」のようにフワフワと浮かび、ともすれば消えそうなささやかな感情を記します。

  • 感想 | ほりそう

    世の中の「もの」「こと」に関して、感じたこと / 想ったことを綴ります。

  • 今週気になったニュース

    今週気になったニュースをデイリーでまとめています。

  • TOITOITO仕事の振り返り(2024年度|4期目)

    2021年8月に創業した株式会社TOITOITOの、2024年度(会社としては4期目)の仕事振り返りをまとめたnoteです。日次で行なったこと、週毎のKPT、計画と現実の差異、学びなどを週に1回更新していきます(※業務によっては不定期更新になります、ご容赦ください)。

  • これからの「政治」の話をしよう

    日本では政治に関する教育が十分になされていません。その結果、あくまで傾向としてですが、政治や選挙に関するリテラシーが低い状態にあります。(毎回投票する人も、投票直前に各政党の比較記事を眺める程度だったり) 僕自身もそれほど政治に詳しいわけではありません。まして政治家と繋がりがあるわけでもない。ただ一人の有権者として政治に対するアクションは取れるはずです。noteを通じて、一緒に政治や選挙に関するリテラシーを高めていきましょう!

最近の記事

  • 固定された記事

推さないWebサイト「osanai」を作りました。

2022年8月15日、映画テキストサイト「osanai」をリリースしました。 * 何を提供するサービスなのかosanaiとは、推さないという意味です。 推す・推し活といった言葉が頻繁に使われている昨今、個人の好き嫌いでない視点が大切だと思いました。 いろいろな映画作品についてのテキストを掲載しています。映画を観た感想、映画に関する取材など。他にも、映画について深く考えたり、解釈したり、映画を鑑賞する上での補助線となるような企画を考えています。 「推さない」という唯一

    • かたつむりを踏んだ。

      雨上がりの朝。 息子たちは小学校、保育園にそれぞれ登校(登園)し、私も軽いジョギングのため外に出た。 東京を離れてから、川沿いの遊歩道を走るのが気持ちいい。北には山脈が広がり、快晴時には季節ごとの風景がくっきりと映える。イヤホンを耳に装着して、好みのパーソナリティの声を聴きながら、「よし、今日も1日頑張るぞ」と爽やかな気分になれるのは、朝型ジョガーの“特権”であろう。 そんな、いつもとなんら変わらない日常だったはずなのに、私はかたつむりを踏んでしまった。 歩きスマホを

      • いのちの車窓のそばで、文章を書く

        音楽家として、俳優として活躍する星野源さんには、文筆家としての「顔」がある。 私は星野さんの音楽が好きだ。ラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」も、わりと高い頻度で聴いている。星野さんが出演しているドラマや映画、そしてコント番組でも、何度となく感情を動かされてきた。 ありていにいえば、いつも励まされてきた。 1981年生まれの43歳の星野さん。兄や姉のいない私にとって、どこか「お兄ちゃん」のような親近感があったように思う。(今まで自覚してなかったけれど、こうして文章

        • 気になったニュースと音楽(2024年11月19日)

          今週も遅れての発信になりました。 「オールドメディア vs YouTube&SNS」という、それっぽい対立構造に、正直「またか」という既視感を抱かざるを得ません。 少し前に、「オワコン」という言葉が流行しました。しばらく色々な場面で使われていましたが、粒度の粗い言葉ゆえに、今ではほとんどの人が使用を止めています。斎藤知事の再選を「すごい」「やばい」といった言葉で表現する人もいますが、良識ある人であれば、いかに乏しい範囲でしか使用語彙を持ち合わせていないことを恥じるべきでし

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          仕事の振り返り|TOITOITO(2024年11月18日)

          遅くなりましたが、先週の仕事の振り返りをします。 ライターとして仕事をしていると、当月の中旬というのは掻き入れどき。取引先によってマチマチですが、11月20日くらいまでに初稿を提出していると、細かな修正対応も含めて月内で締める(=売上につながる)タイミングとなります。 今週は映画鑑賞をボチボチ入れつつも、東京に行くこともなく、粛々と執筆に取り組んでいました。毎度、月の中盤は慌ただしいですが、何とか帳尻を合わせることができたと思います。 ── 今週のアウトプット今週は、

          ¥500〜

          仕事の振り返り|TOITOITO(2024年11月18日)

          ¥500〜

          ル・ボンの予言に、抗えそうにない。

          * 1895年に刊行された『群集心理』。 著者のル・ボンは、「断言と反復に対抗できるほど強力なものは、これまた断言と反復あるのみである」と書いた。 本日投開票が行なわれた兵庫県知事選。内部告発問題で不信任決議を受け出直し選挙に臨んだ斎藤さんが圧勝。それを群集心理に紐づけて、兵庫県民を「群衆」と見なしはしない。 ただ、斎藤さんを支持した人たちのどれだけ多くが、次点で敗れた稲村さんのキャリアや政策を見つめていただろうか。 3年前、100分de名著で取り上げられた本作のこ

          ル・ボンの予言に、抗えそうにない。

          地方選挙は、「上手くいってないよね?」を伝える機会だ。

          いきなり主語の大きな話で恐縮だが、多くの日本人は投票に行かない。 「投票に行く」ことを決めた人でも、どちらかといえば「行かなければならないから」と後ろ向きな理由で投票所に足を運ぶ人がほとんどではないだろうか。 私がそう思うのは、国政選挙と地方選挙の投票率の差である。 例えば、私がかつて住んでいた東京・目黒区。2024年の目黒区長選挙(4月21日 投開票)の投票率は36.21%。先日行なわれた衆院選における目黒区内の投票は55.08%(東京都第26区)だから、その差は約2

          地方選挙は、「上手くいってないよね?」を伝える機会だ。

          「アメトーーク!」がほんとうに、末期的に面白くなかった理由

          ちょっと毒を吐く。(私は真っ当な批判だと思っているが、便宜的に「毒」と表現する) バラエティ番組「アメトーーク!」の最新エピソードである「アメトーーク!にハマってない芸人」が、ほんとうに、末期的に面白くなかった。 どんな回だったか。 「アメトーーク!」に“ハマっていない”といわれているインパルス堤下さん、ダイノジおおちさん、トータルテンボス大村さん、バイク川崎バイクさんが出演。彼らが”ハマっている”といわれている芸人に、“なぜハマっていないのか”を諭されるという構造だ。

          「アメトーーク!」がほんとうに、末期的に面白くなかった理由

          からだが受け付けない。

          好きだった小説家の文章が、全く読めない。 彼の作品はデビュー当初から追いかけている。作家本人の目線というか、テーマの切り口が並の作家とは一線を画している。初めて彼の作品を読んだときは衝撃だったし、実際、デビューから今に至るまで、映像作品も含めて高い評価がなされている。 だが、数年前から彼の作品が全く読めなくなってしまった。買ったまま積読状態である。ページを繰り、文字を追うが、「ああ、ここでこんな感じで人物描写がくみたてられていくのか」「今は前段となる背景が語られているのか

          からだが受け付けない。

          「不倫」という行為がはらむ暴力性

          先の衆議院議員選挙で躍進した国政政党。その代表の「不倫」が報じられた。彼は反省を口にし、「説明しても許してはもらえないでしょうけど、一生かけて謝っていきたい」と述べたそうだ。 この手の報道に、私はこれまで全く興味がなかった。 当事者間で解決すれば済む話だと考えていたからだ。どちらかというと、芸能人などの“この手”のニュースはノイズと見做しており、私のワイドショー不信の根源でもあったように思う。 ただ思うところあって、少しだけ考えを改めるべきではないかと考えるようになった

          「不倫」という行為がはらむ暴力性

          死の淵で、死を想う作家の言葉

          映画メディア「osanai」に、小波季世さん執筆による「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」のテキストを掲載した。 Amazon Prime Videoにて、2023年3月17日に配信開始された本作。原作はノンフィクション作家の佐々涼子さんで、ドラマは「ノンフィクション→フィクション」と換骨奪胎した形で仕上げられている。 映画監督を務めた堀切園健太郎さんを始め、スタッフとキャストの尽力によって素晴らしい作品になっているので、未鑑賞の方はぜひ観てほしい。どのエピソードも「死

          死の淵で、死を想う作家の言葉

          気になったニュースと音楽(2024年11月11日)

          1日ズレてしまいましたが、11/4(月)〜10(日)の気になったニュースを振り返ります。(毎週、マガジンでまとめているので、良ければフォローしてください!) 11月4日(月・祝)米大統領選 アイオワ州支持率 ハリス氏が上回る 地元紙調査 結局、激戦州はすべてトランプさんが勝利。地元紙調査など伝え聞く世論調査がすべて「激戦」を伝えていたにもかかわらず、結果はハリスさんが惨敗ということに。 2020年に入り、世論調査の結果が正しく反映されなくなっているような気もします。ある

          気になったニュースと音楽(2024年11月11日)

          仕事の振り返り|TOITOITO(2024年11月10日)

          今週はアメリカ大統領選挙、結果はトランプさんの圧勝でした。 私はリベラル志向の人間なので、「偉大なアメリカを〜!」といわれても、1ミリも共感できないのですが、こういった強いリーダーシップをアメリカ社会は欲しているということなのでしょうか。 私は大学のリーダーシップ論の授業で、「弱いリーダーシップ」について学んだことがあります。トップダウンでギチギチの組織にするよりも、リーダーはむしろファシリテーションに回り、ボトムアップで自律駆動の組織の方が強くなる。そう学んで、とても感

          ¥500〜

          仕事の振り返り|TOITOITO(2024年11月10日)

          ¥500〜

          本が好きなら訪れたい那須塩原市図書館みるる

          「地元である栃木県にすごい図書館がある」 そんな噂はかねがね聞いていたが、ようやく訪ねることができた。那須塩原市図書館みるる。グッドデザイン賞2021を獲得、開放的な空間は那須塩原の豊かな森をイメージしてつくられたそうだ。 本が生きている、と思った。 並べられている本が、どれも気になってしまう。一般的な書店や図書館で、そんなことは感じない。 もちろん予算をかけてセンスの良い本を揃えているのは確かだ。だが、すべての本が新しいわけではない。スタッフの意思のもと間違いなく“

          本が好きなら訪れたい那須塩原市図書館みるる

          九九のうた

          少し前から、長男は「かけざん」に挑戦している。 毎日コツコツとドリルに励み、「たしざん」と「ひきざん」の基礎ができた。そろそろ一学年上の「かけざん」にチャレンジしても良いだろうという判断だ。 ドリルだけでは楽しくないので、Apple Musicで「九九のうた」を探したところ、なんとドラえもんの声(水田わさびさん)による楽曲があった。馴染みのあるドラえもんの声で九九を学べるということで、実に楽しそうだ。おまけに音感も鍛えられるので、一石二鳥だ。 九九について、本人に問うと

          10年ぶりとか。

          大学時代の友人と久しぶりの再会。 そのうちのひとりは、10年ぶりとか。コロナ禍もあり、なかなか会えなかったけれど、大学のときによく行っていた居酒屋で再会できて楽しかった。 楽しかったけれど、その一方で、考えさせられることも。年齢のせいにすれば、色々言いようがあるけれど、年齢だけのせいではないよなあと。 会える友人がいることは、有り難きこと。飲みすぎてしまって、帰路は大変だったけれど、かろうじて布団の上で眠れそうだ。(若かりし頃は、何度か植木鉢の傍らで眠っていたことも……