好きの手入れ|「きらきらひかる」江國香織(読書日記)
あなたのバイブルは何かと聞かれたら、まず1番に思い浮かぶのが江國香織さんの『きらきらひかる』
アル中の妻「笑子」と同性愛者の夫「睦月」の結婚生活を描いたお話。
睦月の恋人である「紺」も含め、それぞれをお互いに大切に想いあっていて、純粋な愛情がギッチギチに詰まった名作です。
三角関係といえばそうなのだけど、愛憎渦巻く泥沼ストーリーには決してならないのでご安心頂きたいよ。
なぜこの話がバイブルなのかというと、幸せという概念を形作ってくれた本だから。つまりめっちゃ温かいの。タイト