noteでお友達になった方々に、また別のお友達を紹介できる場を作りたくて始めます! 特に規則はないけれど、ベースはLOVE,JOY&PEACE。 お互いにサポート、応援することはあっても、批判はNo No Noでーす。 大人のクリエイターたちが作る、音楽好きの(音楽好きじゃなくてもいい)楽しいマガジン♬
人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介。愛知県豊橋市で日本酒専門店(天に月、地に山)を経営する57歳のオヤジです。 有難い事に大好きな太田和彦さんに二度番組で紹介していただきました。 故郷岐阜県の大垣市の田舎町で子供の頃10歳離れた兄姉の影響を受け音楽と出会います。 早熟が故に小学校5年頃からバンドを組み、その後中学・高校・大学と音楽漬けの日々を送ります。 音楽で食べたくで大学卒業後東京に行くものの挫折。 その後30年間自営飲食業で生きてきました。 50歳
名曲紹介第五弾! 「Free」Deniece Williams 1976年発売 本日紹介するのは、デニィス・ウイリアムズという女性シンガーの名曲。 デニィスはスティービー・ワンダーの女性コーラス隊(ワンダーラヴ)の一員だった時期があり、そこにはミニー・リパートンも居ました。 スティービーはミニーの声に惚れて、名アルバムをプロデュースします。 一方デニィスの才能に気づいて居た人物も居ました。 それがEW&Fのフロントマンであるモーリス・ホワイトです。 アースのコ
小説紹介第五弾! 「がダラの豚」 中島らも 1993年発売 本日紹介するのは作家であり、バンドマンであり、劇団主催者であり、コピーライターである、幾つの顔を持った中島らも。 残念ながら酔って階段から落ちて既に亡くなっております。 アル中になり、ヤク中になり、鬱にもなった人生病みまくっていた人物。 そんな彼が作家として頭角を現したのが、自身のアルコール中毒の入院記を元にした(今夜すべてのバーで)という作品。 私自身もその作品でらもワールドに嵌ってきました。 この
名曲紹介第四弾 「Can’t You See My Love」 PAZZ 1987年発売 この男二人女一人のユニットを知っている人は相当通だと思います。 何故かと言うと今作(BANNAFISH)一枚で消えたからです。 才能がすごくあったので、何かあったんでしょうね。 解散後もそれぞれ活動はしていますが、中心人物だった西脇辰也(Key)のセンスが半端ないんです。 打ち込みが未だ斬新だった頃、機材を使いこなし、コード感も洋楽チック。 中でも私自身バンドでカバーもし
小説紹介第四弾! 「蝶々の纏足」 山田詠美 山田詠美という作家のデビューは衝撃的だった。 1985年にデビューしたので、私の大学進学と同じ時期。 振り返ると私が人生で一番本を読まなかった大学生の時期です。 その中でも山田詠美作品だけは出る度に新作で読んだ唯一の作家さんでした(フランス文学科なのに)。 どれも斬新で面白かったんですが、一冊を挙げろと言われる今作になります。 タイトルから秀逸で、少女が大人になって行く様をエロティツクに描いた作品。 山田さんらしい、
名曲紹介第三弾! 「My、My、My」 Johnny Gill 1990年発売 本日紹介するのはニュージャック・スウィングが大流行してた時の一曲。 日本の小室哲哉と同じく、この時代ビルボードのベストテンを席巻していたベビー・フェイス&ダリル・シモンズのライターコンビの楽曲。 ジョニー・ギルがバブルガムソウルから、大人になる為の通過点的アルバムに収められた美メロのバラードです。 サビ何で、タイトル通り(My、My、My~♪)て言ってるだけだけなんだけど、メロディーの
本日は番外編。 先日このnoteで影響を受けた漫画で楳図かずお氏の名作(漂流教室)を紹介しました。 何の因果か、その後直ぐに楳図さんが亡くなってしまいました。 88歳だそうです。 単行本とか所有はしてないけど、子供の頃から滅茶苦茶大好きで読み続けていた作家さんの一人。 追悼の意味も込めて私が印象残っている作品を紹介したいと思います。 ①青い炎の怪(怪 第一巻) 事故で頭を怪我した少女が、怪我から復帰した後、総ての人の頭の上に青い炎が見える様になります。そしてその炎
小説紹介第三弾! 「さらば長き眠り」 原遼 1995年発売 本日紹介するのは日本のレイモンド・チャンドラーの正統的後継者の原遼(はらりょう)の作品。 ハードボイルドというジャンルはアメリカの、ダシール・ハメットが発明し、レイモンド・チャンドラーが有名にし、ロス・マクドナルドやロバート・B・パーカーが繋いでいった分野。 簡単に言えば探偵小説で、主人公が昔気質の頑固者だからハードボイルド(固ゆで)と言われ所以です。 日本でも北方健三や船戸与一が先駆者で有名ですが、チャ
名曲紹介第二段! 「Me&Mrs. Jones」 Billy Paul(ビリー・ポール) 1972年発売 本日紹介するのは言わずと知れた超有名名曲。 アルバム(360 ディグリーズ・オブ・ビリー・ポール)の中に入っていた一曲で。 大ヒット連発のギャンブル&ハフのソングライターコンビの作品です。 そして歌詞の内容は恐らく世界初の不倫がテーマ! 1972年に不倫の歌を唄ってヒットさせるなんて(笑) そしてこの上ない美メロで、不倫の歌と知らなければ極上のラブソングに
小説紹介編第二段。 「火車」 宮部みゆき 1992年発売 現在も大活躍する日本を代表する作家宮部みゆきさん。 出す本総てがベストセラーになると言っても過言ではない安定感抜群の一人。 私は母子家庭という家庭環境もあり、子供の頃は図書館で無料で借りれる本を貪るように読んでいました。 音楽と出会いバンドを始め、普通に部活や受験勉強をこなす様になったら、本を殆ど読まない学生生活になってしまいました。 その時代を経て大学卒業後今作を読んだ事で、再び本を滅茶苦茶読むようにな
小説紹介と交互に名曲紹介もしていきます。 アルバム全体で名盤は既に紹介しましたが、紹介してないアルバムの中の曲は名曲と言うのもあるので、私が個人的に大好きな曲を紹介していきます。 かなりバラード・AOR・BCMに偏るかと思いますが、お付き合いください。 一曲目は、私が人生の中で一番の名バラードと思っているこの曲。 「I Need You」 Mourice White 1985年 モーリス・ホワイトと言えば、言わずと知れたEW&Fのボーカルにしてリーダーの才人。
音楽編が終了し小説編が始まります。 記念すべき第一回目は(綾辻行人/あやつじ ゆきと)です。 新作を除けば全作品読破してます。 デビューは1987年。 (十角館の殺人)というタイトルから分かる様に直球ミステリー。 ミステリーと言えば、アガサやポーやカーという先駆者が流行らせ、日本でも横溝正史や江戸川乱歩が日本風に味付けし、島田雅彦が近代ミステリーとして昇格させてきた歴史がありました。 初期のミステリーの名作は、犯人当て、トリック当て、がメインの作品が殆どで、どちら
何となく始めたnote。 人生で100回以上聞いてきたアルバム紹介を300させて貰い、ひと段落終了しました。 色んな方々に読んで頂き、折角できたこの繋がりを終わらせるのも哀しいので、続けて行こうと思いました。 プロフィールにも書いたように、小説も年間250冊~300冊読破を30年ほど続けてきました。 そして映画も子供の頃から嵌り、今でも年間200本くらいは観続けております(おもにDVDですが)。 どちらを紹介しようか迷ったんですが、とりあえず小説を第二章にしようかと
影響を受けた漫画紹介最終日。 今回は自分の人生にかなり重なり、おまけに何度読んでも泣いてしまう作品紹介。 「夏子の酒」 尾瀬あきら 週刊モーニングで1988年~連載していた作品。 映画や小説が人生を変えるという事が良く語られますが、漫画も同様。 今作を大学生の時に読んでなければ、今の自分は無いと言い切れる作品です。 主人公は酒蔵に生まれた娘・夏子。 兄が酒造りをして、主人公は東京の広告代理店で働いていました。 しかし兄が病気で急死し、突如酒蔵を継ぐことになり田
影響を受けた漫画紹介五日目! 本日は料理編というか食べ物編。 「蒼汰の包丁 銀座・板前修業日記」 本庄敬 週刊漫画サンデーで2012年~連載していた作品。 子供の頃に読んだ料理漫画は、兎に角ハチャメチャだった。 (包丁人味平)はカレー対決で麻薬を使ったり、(ミスター味っ子)は食べ物の表現が大げさだったり。 それはそれで楽しかったんだけど、大人になると流石にゲンナリする。 だんだん料理作品も本格的になり、今作以外にも(魚河岸三代目)や(江戸前の旬)や(味いちもんめ
影響を受けた漫画紹介四日目。 本日は(カルチャー編) カルチャー編って何だ? と言われそうですが、他に良い言葉が見つからなかった(汗) 色んな意味でセンスが素晴らしく、影響を受けたという事でそう呼ばせて貰います。 「迷走王 ボーダー」 たなか亜希央 1986年~アクションで連載していた怪作。 アジアの砂漠で出会った二人の旅人。 一人は無職の中年男・蜂須賀で、もう一人は何事もソツなくこなす美青年・久保田。 この二人が日本に帰国して住む月光荘というのが物語の舞台