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【読了#1】角田光代「晴れの日散歩」
30代になってからエッセイをよく読むようになった。それまでは小説しか読んでこなかったが、他人の人生と頭の中を少し覗き見できるような感覚が自分にとって面白いと思えるようになったからだ。
日々暮らしていく中で誰にでも現れる様々な感情を文章にして考えさせてくれる本書は、各章がスキマ時間にピッタリな文量でどんどんと読み進めることが出来た。
ここ数年、仕事をしていたからか全く読書が出来ない状態だった。ページを開いても文章が頭に入って来ることがなく、ただ目で文字を追うばかりだった。そんな状態から、本書は読書の面白さ、楽しさを再び思い出させてくれる1冊になった。