久しぶりの上野駅 やっぱり、このホームに来てしまう。 急行「津軽」に乗って、東北や北海道を旅したことが懐かしく、線路の先のほうへと目を凝らす。 15番線、線路の行き止まりには、啄木の歌碑が。 「ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを 聴きにゆく」
ポケットに名言を ★ 石川啄木 『たはむれに 母を背負ひて そのあまり 軽きに泣きて 三歩あゆまず』 ※遊び半分に母を背負うと、その軽さに 驚いて涙が出て、三歩と歩けなかった 事をうたった詩 石川啄木 イシカワタクボク (1886~1912) 日本の歌人
石川啄木の底から這い出でるような言葉は、 あの時の、地面に這いずり回る感情や感覚をそのまま言葉に置き換えてくれているようだ。 頭の中を漂白剤でつけたとしても、染み付いて消えないだろう。 頭の中の地獄だけは。 綺麗なモノばかり並べられているのを見てると、息が詰まりそうになる。
つぶやき短歌 あまりにもむかしに思い馳せる日は花を買いきて母とたのしむ
砂
今日も書けなかったなぁ。 車のワイパーをぼーっと眺めていると、 石川啄木の詩が浮かんでくるのは私だけだろうか…?? 「働けど、働けど…」 寝よう…
啄木の短歌を読み進めて感ずる所あり。生い立ちを調べている。父親は僧侶としては落ち着かない人生だ。啄木の成長に少なからず影響を与えたか。