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♡今日のひと言(短歌)♡石川啄木(改訂)


「一握の砂」(1910)

I

Step into the night town
empty

And out
empty

拙訳、及び個人的解釈
(私は、空っぽな心で夜の街へ入り、空っぽなまま去る)


石川啄木(1886‐1912~岩手・詩人、歌人)
中学中退後に上京、処女詩集「あこがれ」(1905)で将来を期待されたが、生活に恵まれず職を求めて北海道他を放浪。再び上京後、歌集「一握の砂」(1910)を刊行し、近代短歌に新領域をひらいた。後に社会主義に目ざめるが、貧窮のうちに結核により26歳の若さで死去した。死後に歌集「悲しき玩具」が出版された。


2024.9.9
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福田尚弘
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