■どんなメンバーシップか ・文学者や歴史の偉人の言葉、作品、ゆかりの地を紹介した記事が読める。ゆかりの地は、文学館や記念館等の施設、文学碑、飲食店、神社、お寺、お墓など。 ・上記に関連した解説や逸話、その他に本や音楽、映像作品の考察、感想などのエッセイが読める。 ■どんな人に参加してほしいか ・文学や歴史が好きな人 ・本を読むのが好きな人 ・音楽や映画、ドラマが好きな人 ・旅行など出掛けるのが好きな人
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立原道造(たちはら・みちぞう、1914年~1939年)…詩人、建築家。 画像は、埼玉県さいたま市の別所沼公園にあるヒアシンスハウス。立原道造の構想を継承、実現したもの。 立原道造を知ったのは、いつだったのか。中原中也(なかはら・ちゅうや、1907年~1937年)や、宮沢賢治(みやざわ・けんじ、1896年~1933年)の詩集などを読み始めて、その頃、何となく立原道造も知ったような気がする。 立原道造は、1938年に詩雑誌「四季」の第37号(昭和13年3月号)に掲載の「別離
石川啄木(いしかわ・たくぼく、1886年~1912年)…歌人、詩人。本名は、石川一(いしかわ・はじめ)。 画像は、北海道函館市にある函館市文学館。函館は石川啄木が愛した町であり、立待岬には墓もある。 とは言っても、実際に石川啄木が函館で過ごしたのは数カ月。1907年5月~9月までの4カ月程度である。ただ、そのような短い間でも、石川啄木は函館を気に入って、最終的には妻に自分が死んだら函館に墓を作ってくれ、と伝えたほどである。 ちなみに石川啄木は、岩手県盛岡市の出身。盛岡市
以前に、読書の習慣の始まりについて書いた。 高校二年生。16歳の時に、本を読むという行為がしっかりと生活の一部に組み込まれたのである。 読書好きな人は、小学生、遅くとも中学生くらいで読書にハマっているので、高校生で読書の習慣が身に付いた自分としては、かなり遅めである。もっと早く、本の世界を知っていれば良かったのに、という思いもある。 ただ、それまでは、音楽や映画に興味を持っていたので、まぁ、それなりに充実した日々を送っていたのではあるが。というか、小学校、中学校は運動部だ
司馬遼太郎(しば・りょうたろう、1923年~1996年)…小説家、評論家。本名は、福田定一(ふくだ・ていいち)。 画像は大阪府東大阪市にある司馬遼太郎記念館。司馬遼太郎の自宅と隣接地に建てられている地下1階、地上2階の記念館。高さ11メートルの吹き抜け空間の大書架が壮観。 正門から入ると雑木林風の庭があり、右手には書斎を窓越しに眺められるようになっている。記念館の脇には、司馬遼太郎自筆の歌碑である花供養碑が建立されている。 緩やかなカーブになったガラス回廊を進んでいくと
宮本輝(みやもと・てる、1947年~)…小説家。本名は、宮本正仁(みやもと・まさひと)。 画像は、大阪府茨木市の追手門学院大学付属図書館にある宮本輝ミュージアム。宮本輝は、追手門学院大学の第一期卒業生。 宮本輝を知ったのは何だったのか。どのような流れだったのかは明確には憶えていない。短編が多くて読みやすいと思ったのと、『泥の河』でデビューして太宰治賞を、翌年に『螢川』で芥川賞を受賞した、という鮮やかな作家生活の始まりに驚いて、興味を抱いたような気がする。 短編、中編を中
茨木のり子(いばらぎ・のりこ、1926年~2006年)…詩人。本姓は、三浦(みうら)。旧姓は、宮崎(みやざき)。 画像は、神奈川県小田原市根府川(ねぶかわ)にある根府川駅からの景観。1945年8月16日に、つまり終戦の翌日に茨木のり子は東海道線に乗車して東京から故郷である愛知県西尾市へと向かった。その時の情景が要素となってまとめられたのが上述の詩である。 茨木のり子を知ったのは、いつ頃だろうか。名前は知っていたのだろうか。学校の教科書か参考書か。取り敢えず「自分の感受性く
2024年の音楽熱が凄い。自分の興味があるアーティストたちが物凄いMVをアップしている。最新作もあればライブ映像、過去の映像、過去のMV、過去の他者のカバーなども。 何とか追いつこうと色々と漁っている。さらに新しいものが出れば、関連して過去の作品も思い出す。音楽好きには堪らない状況である。特にここ最近は面白い。頻繁ではないけれど、定期的にはライブに足を運んでいるし、ギターやベースも趣味で弾いている。 ドラムも始めてみたいし、新しいエレキギターやアコースティックギターも欲し
種田山頭火(たねだ・さんとうか、1882年~1940年)…自由律俳句の俳人。本名は、種田正一(たねだ・しょういち)。 画像は、山口県山口市の新山口駅・南口にある俳人種田山頭火之像。少し離れた北西には、旧住居である其中庵(ごちゅうあん)も。 種田山頭火を知ったきっかけは何だったのだろうか。俳人であることや有名な俳句などは知っていた。ただそこまで人物や作品について深くは知らなかった。 恐らく、詩人・中原中也(なかはら・ちゅうや、1907年~1937年)が自分にとって種田山頭
五木寛之(いつき・ひろゆき、1932年~)…小説家。旧姓は、松延(まつのぶ)。 画像は、石川県金沢市にある金沢文芸館。2階に五木寛之文庫があり、五木寛之の愛用品や記念品などの展示も。 五木寛之は福岡県八女市の生まれで、間もなく朝鮮半島に渡る。第二次世界大戦後に引き揚げて再び福岡で生活をする。地元の中学、高校を卒業して、早稲田大学第一文学部露文科に入学、後に抹籍・中退。 学生時代に石川県金沢市出身の妻・岡玲子(おか・れいこ、1934年~)と出会う。結婚の際に岡家の親類で跡
読書家、読書好き、活字中毒、文学少年、文学少女。そのような人たちは、小学生くらいから本を読む習慣が身についている。 親や兄、姉、祖父、祖母などの影響もあるのかもしれない。家にたまたま文学全集があって読み始めたとか、体が弱くて本を読むのが身近だったとか、他の子供たちと遊ぶよりも一人で過ごすのが好きだからとか、といった理由もあるかもしれない。 小学生くらいから読書の習慣があり、大人になっても本を読み続けている人たちの読書量は凄まじい。よくある話だと、小学校や中学校の小さな図書
森鴎外(もり・おうがい、1862年~1922年)…小説家、陸軍軍医。本名は、森林太郎(もり・りんたろう)。 画像は、東京都文京区にある森鴎外記念館。森鴎外の旧居・観潮楼の跡地でもある場所。 ちなみに冒頭に引用した「杯」の読み方は「さかずき」。ほんのちょっとした掌編ではあるが、森鴎外作品の中でも特にお気に入りの作品かもしれない。いくつか作品を読み漁っていて、この「杯」に出合ってから森鴎外について、より深く知りたいと思ったように思う。 作品はもちろんのこと。森鴎外自身の人生
太宰治(だざい・おさむ、1909年~1948年)…小説家。本名は、津島修治(つしま・しゅうじ)。 画像は、青森県五所川原市にある太宰治記念館 「斜陽館」。太宰治の生家でもある場所。 高校生の時に、太宰治の作品をいくつか読んだ。そこまで耽溺した感じでもなかった。大学生になってから新潮文庫で出ている作品を中心に読み進めた。何故かめっちゃハマった。 その後、何年も経てから、太宰治記念館「斜陽館」を訪問。予想以上に広くて驚いた。本当に大金持ちだったんだな、というのが実感できるほ
数年前からヨルシカというバンドにハマっている。メンバーは、コンポーザーのn-buna(ナブナ)と、ボーカルのsuis(スイ)。サポートメンバーとしてギター、ベース、ドラム、キーボードが入って音源制作やライブを行なっているバンド。 文学好きであれば、かなり気になるバンドである事は間違いない。分かりやすいシングルの楽曲名であれば「又三郎」「老人と海」「月に吠える」「斜陽」などがある。それぞれ、宮沢賢治、アーネスト・ヘミングウェイ、萩原朔太郎、太宰治の作品名と対応する。 それ以
室生犀星(むろう・さいせい、1889年~1962年)…詩人、小説家。 画像は石川県金沢市にある室生犀星記念館。室生犀星の生家跡でもある場所。 一般的に室生犀星は、詩人として知られているのだろうか。それとも、小説家として知られているのだろうか。私の場合には、詩人として室生犀星が定着している。そもそも、何で知ったのだろうか。萩原朔太郎や立原道造の辺りだろうか。あまり記憶にない。 室生犀星といえば、やはり「小景異情・その二」だろう。
宮沢賢治(みやざわ・けんじ、1896年~1933年)…詩人、童話作家。 画像は、岩手県花巻市にある宮沢賢治記念館。 『特攻の拓』という漫画がある。読み方は「ぶっこみのたく」。その物語の中で、ギターを弾く天羽セロニアス時貞というキャラクターが出てくる。何故かやたらと宮沢賢治の詩を引用する男。そこで、宮沢賢治という人物に対する印象が変化した。
Amazon Prime VideoとNetflixで映像作品を色々と楽しんでいる。ここ数年は海外ドラマを観ていることが多い。もともとは映画好き。ただ最近はあまり映画を観ていないような気がする。 映画は、90分~120分程度。ドラマは、40分~60分が6話~22話程度。この辺りが平均的な感じか。 映画の場合は、時間のまとまりが大きすぎるように思って二の足を踏む。拘束感が強いイメージ。 ドラマの方が、1話分が程良い時間。そしてさらに続きを楽しめる。ただシリーズものの場合は