架空書籍紹介(148冊目~154冊目)
148冊目「Kindle Unlimitedに入会しようか迷っている方へ」
Kindle Unlimited入会を検討している方へ向けた一冊。メリット、デメリットを解説しつつ、1ページごとに自作の宣伝を入れて「入会すれば読み放題です!」と過剰に勧めてくる。炎上のうえ販売停止、著者のアカウントは凍結された。
※自作の宣伝効果ってあまりないのよね、という話。
149冊目「エア筋トレ対策」
やってもやっても効果がない「エア筋トレ」をしている人に対して「本格的に筋トレをするとこんなに筋肉がつきますよ」と説得することに意味はあるのか、という考察本。そもそも彼らは筋肉をつけたくはないのだ。最終的に哲学書となる一冊。読んでも筋肉はつかない。
※最近筋トレしてないという話。
150冊目「私が公募から離れた理由」
著者が公募に出さない理由が延々と述べられている。
・公募向けに書き始めるとつまらなくなる
・顔を晒したくないから受賞したくない
・編集者から「こういうの書きましょう」と言われても嫌になるだろう など
第一回「公募に出さない人向け大賞」受賞作。
※「今日も筋トレしなかった」を「坊ちゃん文学賞」に出そうとしてやっぱりやめた時に考えたことあれこれ。
151冊目「ラップバトル家族」
「言いたいことがある場合はラップバトルで伝えること」というルールを作った一家の話。欲しい物を店内で訴える娘と、高くて買えないという父のラップバトルを、偶然通りかかった有名ラッパーが聞いていた。一家はラップギャングの抗争に巻き込まれていくことに。
※突如私と子どもたちの間で流行り始めたラップバトル。この辺り数日だけの話だった模様。
152冊目「石川啄木の短歌をAIに描いてもらった」
「種田山頭火の自由律俳句をAIに描いてもらった」に続く、シリーズ第二弾。生成画像映えしそうな歌を選び、「この短歌のイメージ画像を描いて」と指示して生成された画像をまとめたもの。短歌の形でのプロンプト流行の先駆けともなる。
※画像はカニと戯れる歌の様子。
山頭火に続く第二弾にしようか検討中。
153冊目「異形の日常」
竹を編んで組まれた生き物が学校の授業を受けている。廃墟の瓦礫を組み合わせた怪物がコンビニで働いている。異形のものたちと日常を組み合わせたイラスト集。著者も古雑誌の束に手足が生えて生命を持った人物として知られる。売れ残ると自ら歩いて営業に回る一冊。
※合間に時々生成しているシリーズ。↓こういうの
そのうち↓みたいにまとめるかも。
154冊目「休載漫画家」
単行本一巻分を連載した後、長期休載する漫画家がいた。休載の間隔は年を追うごとに長くなり、次第に十年、二十年と空くようになった。それでも連載再開を待ち続ける読者は多かった。百年、二百年間隔が空いても作品は完結せず、その漫画は人類の寿命を大幅に伸ばした。
※ハンターハンターが連載再開という噂が流れてきたので。