知識よりも感じる心! 知識が沢山あっても感じる心が豊かに なるとは限りません しかし感じる心が豊かになれば 学ぼうとするのです by はるのさわ
「美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なのにふれたときの感激、思いやり、憐れみ、賛嘆や愛情などの様々な形の感情がひとたびよびさまされると、次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります。そのようにして見つけ出した知識は、しっかりと身につきます」
レイチェル・カーソン「沈黙の春」 およそ、学問と呼べないような単純な科学が最新の武器を手にして勝手なことをしているとは、何とそらおそろしいことか。その矛先を昆虫に向けていたが、それは、ほかならぬ私たち人間の住む地球そのもの向けられていたのだ。 yumiパンダ『虫だけ殺す毒はない』
>カーソン自身が本の中で「知ることは感じることにくらべて半分も重要ではない」と読者に語りかけている。こうした言葉に、森田さんは「自然」と「人間」の二項対立を脱する知恵を読み取った。 ワンダー(不思議)に開かれた感受性を磨くためには、“知ること”よりも“感じること”が欠かせない。
【ブクログ 読書記録】 センス・オブ・ワンダー(新潮文庫) レイチェル・カーソン 上遠恵子 新潮社 (2021年8月30日発売) レビュー↓ https://booklog.jp/users/shino424/archives/1/B09BPL853X