ほんのれんラジオ│ 編集工学研究所
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三日三晩話し合えば、なんでも解決!? 日本の「寄り合い」こそ民主主義?『『忘れられた日本人』をひらく』(黒鳥社 若林恵・畑中章宏)で考える
今回のゲスト本は、 『「忘れられた日本人」をひらく─宮本常一と「世間」のデモクラシー』(若林恵、畑中章宏・著)! この本は、日本を代表する民俗学者・宮本常一の代表作『忘れられた日本人』を「デモクラシー」という観点から読み解く一冊。 ほんのれん編集長ニレヨーコとはるにゃが、本選びのために代官山蔦屋書店に出向いたところ発見。この本を見つけたとき、日本で民主主義を考えるなら「これだ!!」とピンときたのだとか。 近代的な民主主義の制度が導入される以前、 日本の村々ではどんな意思決
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「民主主義」って結局なんなの?政治システムの入門書『民主主義とは何か』(宇野重規著 講談社現代新書)を読んで、選挙の違和感をさぐる。米大統領選「選挙人」ってなんで必要?
日本でもアメリカでも国政選挙の秋ですが、選挙や「決め方」になんとも言えない違和感があるのは、なんなんだろう? 今回は宇野重規さんの『民主主義とは何か』(講談社現代新書)を読みながら、「そもそも民主主義ってなんですか?」「ていうか、今の日本ってホントに民主主義なんですか??」と、民主主義の基本から問いなおしてみます。 ▼今回取り上げた本 『民主主義とは何か』宇野重規(著)講談社現代新書 2020 ▼その他参考リンク 日本国憲法 (shugiin.go.jp) COTEN
ねえ、選挙行った?政治はどうして“遠い存在”?M1からフランス革命まで、「決め方」をめぐって30代女性エディター4名が語りあってみた
編集工学研究所の30代女性エディター4名が、現在日本で、アメリカで絶賛進行中に「選挙」をめぐって話しています。私たちの実感は、「政治ってなんか遠くないですか?」。 「どうして選挙、めんどくさいんだろう?」「ぶっちゃけ、投票する人いなくないですか……?」という素朴な実感を掘り下げていったら、M-1とキングオブコントの審査員票の入れ方の違いとフランス革命勃発の引き金が似ていることに気づくなど。 ▼「決め方、どう決める?」を考える 「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊! 『教室
私たちは『生まれながらのサイボーグ』!?『人類を変えた7つの発明史』と松岡正剛『電子の社会』と考える、人類にとってのスマホの影響
ほんのれん vol.17「スマホ中毒?」6回目です。 ゲスト本は、『人類を変えた7つの発明史 ─ 火からAIまで技術革新と歩んだホモ・サピエンスの20万年』。 そして、『生まれながらのサイボーグ』アンディ・クラーク(著) と『電子の社会』松岡正剛(著)からもたくさんヒントをもらいながら、「デジタル・サイボーグな人類って、これからどうなるの?」という答えが絶対に出ない問いに挑みます! みなさんにとって、スマホとは?テクノロジーとは? デジタルな社会に生きる私たちは、これか
【出店します】PodcastWeekend2024。この日しか買えない「百考本カタログ」から、本のてぬぐいまで!販売グッズのご紹介
うれしいお知らせです。 ほんのれんラジオは、PodcastWeekend2024に出店することになりました!! いつも、「ほんのれんラジオ」でしゃべっているメンバーが店頭で限定グッズを販売いたします。 先日、某イベントにて先行販売を行ったところ、即完売した人気商品も多数。グッズの詳細は記事後半をご覧ください。 PodcastWeekendとは2024年11月2日〜3日の2日間、東京・下北沢のボーナストラックにて開催されるpodcastのお祭りです。 いつもは声だけ聞いてい