読書日記~『センス・オブ・ワンダー』
出先で買いました。都会の真ん中の、おっきい書店。
レイチェル・カーソン著 上遠恵子 訳 川内倫子 写真
いつか読まないといけないと思っていました。やっと読みました。
レイチェル・カーソン
私は、日頃、花や草や山や風や雨など、自然から驚きや嬉しさを、人一倍感じていると自分では思っています。だから、この本も、とても共感しながら読みました。
レイチェル・カーゾンは、ある日、幼い甥のロジャーと、雨の海に行き、森を歩き回り、自然からの贈りものを感じます。それは大きな喜びでした。
川内倫子さんのいろいろな自然の写真が、レイチェル・カーソンの自然の美しさから生まれた文章を彩っていて、本全体が素敵な雰囲気を醸し出しています。
そして、私がとても印象に残ったのは、巻末の四人の方の文章です。
福岡 伸一さん(生物学者)
若松 英輔さん(批評家・随筆家)
大隅 典子さん(神経科学者)
角野 栄子さん(童話作家)
この四人の方々が、「私のセンス・オブ・ワンダー」として、それぞれの想いを寄せて下さっています。これらがとっても感動でした。かなりのページ数をかけており、ここだけでも解説したいくらいです。
読んでからだいぶ経ってしまったので、再読したいです。環境破壊を扱った『沈黙の春』は、まだ読んでいない。