大学のハラスメントを看過しない会【動物問題連続座談会開催中】

わたしたちは早稲田大学元教授の文芸批評家からハラスメント被害に遭った原告A /深沢レナ、支援者たちからなる団体です。交差的な運動を目指し、他の人権問題・動物問題についても発信します。 HP: http://dontoverlookharassment.tokyo

大学のハラスメントを看過しない会【動物問題連続座談会開催中】

わたしたちは早稲田大学元教授の文芸批評家からハラスメント被害に遭った原告A /深沢レナ、支援者たちからなる団体です。交差的な運動を目指し、他の人権問題・動物問題についても発信します。 HP: http://dontoverlookharassment.tokyo

最近の記事

わたしのお気に入り東京ヴィーガン店10選〜第一弾

関東圏外在住の人から「東京にいくときはヴィーガンのお店おしえてね」といわれると、連れていきたいお店がありすぎてどうしよう、選べない・・・!となりがち。だったらもう、わたしのお気に入りのお店情報を記事にして自分で選んでもらおう! ということで、とりあえず10店舗+αまとめてみました。 ここで紹介しているお店はヴィーガン専門店とは限りません。基本、ひとりでも入りやすい、落ち着いたお店が多いです。ヴィーガン・ベジのお友達を連れていく際のお店選びとしても参考にしてね。 (文・写真

    • 龍緣之(モナ)さんインタビュー②国を超えてつながるヴィーガニズムと#MeTooと

      *①の続きです。 わたしたちのセクシュアル・ハラスメント被害とその告発——目の前の被害者を助けないフェミニズム研究者たち ——モナが学生時代に受けたセクシュアル・ハラスメントの被害について質問してもいいですか? もちろん。わたしはFacebookに告発文を公開しているので、誰でも読むことができます。 ★日本語訳がこちらから読めます ——モナは被害を告発したにもかかわらず、メディアは取材にきたり、サポートしてくれなかったと言ってましたね。 台湾のメディアを責めるつも

      • 龍緣之(モナ)さんインタビュー①国を超えてつながるヴィーガニズムと#MeTooと

        2024年7月、深沢の台北旅行の間、ずっと親切に案内してくれたヴィーガンのモナさん。そんな彼女は、実は各国の動物農場で潜入調査を行ってきたバリバリの活動家でもあり、セクハラのサバイバーでもあります。台湾における社会運動のありかた、潜入調査の経験、アートに基づいた運動、大学院で受けたセクハラの告発、活動を長く続けるコツなどについて2人で語り合いました。 (聞き手・翻訳:深沢レナ) ★英語版はこちら 自己紹介 「学者活動家」として ——簡単に自己紹介をお願いします。 モ

        • 北京清華大学におけるセクシュアル・ハラスメントの告発——龍緣之(モナ)さんによる#MeToo (解説:深沢レナ)

          この文章は、2021年に台湾の活動家である龍緣之(モナ)さんが自身のFacebookでセクシュアル・ハラスメントの告発を行ったときのものです。告発後、約二日後に彼女の投稿は中国でBanされました。オリジナルの文章では加害者の氏名が明記されていますが、日本を拠点とするわたしたち看過しない会では、加害者の特定ではなく、こうした事例が存在したことに注目することが重要と考え、伏せました。 *モナさんの原文はこちらから読むことができます。 #MeToo 龍緣之(モナ) 【名前を

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        記事

          Interview with Lung Yuan-Chih(Mona) ② Veganism and #MeToo to Connect Beyond the Country

          *Continued from ① Coming out as survivors of sexual harassment --Feminist Researchers Not Helping the Victims in Front of Them ——Can I ask you about the sexual harassment incident that you experienced when you were a student? Of course. I

          Interview with Lung Yuan-Chih(Mona) ② Veganism and #MeToo to Connect Beyond the Country

          Interview with Yuan-Chih Lung (Mona) ①Veganism and #MeToo to Connect Beyond the Country

          In July 2024, I interviewed Yuan-Chih LUNG(Mona), a vegan activist who guided me throughout my trip to Taipei. She talked about the social movement in Taiwan, her undercover investigations in other countries, the accusation of sexual haras

          Interview with Yuan-Chih Lung (Mona) ①Veganism and #MeToo to Connect Beyond the Country

          動物問題と部落差別(序)③攻撃性の連鎖を止めることはできるか?

          *②の続きです。 フェミニズムの攻撃性――「自分たちは報われない」という悲壮感 ——「肉を食べないのは部落差別だ」というのもそうだし、さっきの「農家さんがかわいそうだろう」というのもそうですけど、こういうのってなぜか第三者が言ってくることが多いんですよね。当事者ならともかく、どうして第三者が激昂して言ってくるのだろう、という点も気になります。 栗田 今回深沢さんが受けたひどい発言の数々は、深沢さんがその場ではお客さんだし、若いということもあったから言えたのかな、とも思えて

          動物問題と部落差別(序)③攻撃性の連鎖を止めることはできるか?

          動物問題と部落差別(序)②日本の肉食禁止と差別の歴史

          *①の続きです。 (文責:深沢レナ) 日本の肉食禁止と差別の歴史 ――日本って675年に肉食禁止令が出されてから、長い間、国家が肉食を禁止していましたよね。そのことによって肉食に対する差別が生まれたのでしょうか? 生田 歴史的な問題については僕もそんなに詳しいわけじゃないんですが、『いのちへの礼儀』を書くときにかなり調べました。 日本では飛鳥時代の675年に最初の肉食禁止令が発布されるんです。以降、明治4年まで、1200年近く日本は国家として肉食を禁じ続けます。

          動物問題と部落差別(序)②日本の肉食禁止と差別の歴史

          動物問題と部落差別(序)①ヴィーガンは部落差別?

          ヴィーガンである深沢が、先日あるフェミニズムのイベントで動物問題について発言したところ、2人のフェミニストから「ヴィーガンは部落差別だ」と激しく批判される出来事がありました。ヴィーガニズムを広めることや、動物の置かれた現状を改善することは本当に部落差別なのか? 日本の肉食禁止と差別の歴史を振り返り、天皇制と部落差別の関係、フェミニズムの加害性にまで踏み込み、動物問題と部落差別のあり方をレギュラーメンバー3人で考えました。 座談会実施日:2024年9月17日 (※今回は映像は

          動物問題と部落差別(序)①ヴィーガンは部落差別?

          Confusing terms for vegan in Taiwan( translated in English)

          Taiwan is known as a vegan-friendly country. While that’s true, the term “vegan” is still relatively new in Taiwan. As a result, you’ll need to rely on certain Kanji characters when buying vegan food. Here are some Kanji examples to help y

          台北ヴィーガンぶらり旅④どうしよう食べ尽くすことができない!〜その他のお店まとめ

          *③の続きです。 前回の記事にて、今回の旅の最大の目的「植境」は見終わりましたが、他にもおすすめのヴィーガン店はまだまだたくさん。一気に紹介していきます〜! 芸術の域のヴィーガンデザートGREEN BAKERY 台北滞在最終日。静かにゆっくり話ができるところあるかな?とモナに聞いたところ、「Green Bakeryがうってつけ!」とのことで、南京三民駅に向かいます。 地上に出て、 落ち着いた雰囲気の通りを過ぎ、 猫ちゃんの壁絵が見えてきたら・・・ あったー! G

          台北ヴィーガンぶらり旅④どうしよう食べ尽くすことができない!〜その他のお店まとめ

          台北ヴィーガンぶらり旅③ヴィーガン天国ってほんとにあったんだ〜「植境」編

          *②の続きです。 チェーンのパン屋さん「楽田麵包屋(GAKUDEN)」 台北3日目。今日は今回の旅行の最大のお目当てである、「植境(plantārium)」という菜食(素食)を推進している複合施設にいく予定。松山駅で11:00にモナと待ち合わせです。 改札を出てすぐのところにパン屋さんを発見。MRT駅に店舗がいくつかあるチェーン店のパン屋さんだそうです。 「全素(≒ヴィーガン)」の表記がたくさん。 お腹減ったよー。しかし今日は植境のビュッフェで食べまくるというミッショ

          台北ヴィーガンぶらり旅③ヴィーガン天国ってほんとにあったんだ〜「植境」編

          日本の大手飲食店におけるヴィーガン対応調査(ゆるめ)

          以下は、日本の主なファミレス/カフェ/ファストフード等の飲食店における、ヴィーガン対応メニュー一覧です。 本当はきちんと一斉にアンケート調査を実施しようと思っていたのですが、なかなか手が回らないので、現段階でわたし個人が調べた限りの情報です。数年前の情報もあるので、最新情報をお持ちの方は教えてください。 * ドレッシング抜きのサラダ、ソース抜きのポテトといった、特別な対応が必要とされる商品や、サイドメニューのみ、白飯のみなど、ノン・ヴィーガンの食事と比較して明らかに量や食

          日本の大手飲食店におけるヴィーガン対応調査(ゆるめ)

          社会運動におけるヴィーガン排除について——あるフェミニズムのイベントにいったヴィーガンの記録(解説:井上太一さん)

          看過しない会ウェブサイトにて、「社会運動におけるヴィーガン排除について——あるフェミニズムのイベントにいったヴィーガンの記録」を公開しました。 解説にはヴィーガンであり翻訳家の井上太一さんによる「社会正義組織のビーガン排除に抗議する」も掲載しています。

          社会運動におけるヴィーガン排除について——あるフェミニズムのイベントにいったヴィーガンの記録(解説:井上太一さん)

          台北ヴィーガンぶらり旅②豆花にはじまり豆花に終わる2日目〜活動仲間編

          *①の続きです。 本気のスコールで雨宿り 台北2日目の朝は寝坊。宿の近くには美術館や博物館もあり、午前中はそのどれかに行こうと思っていましたが、あまり時間がなくなってしまったので、シャワーを浴び、ちょっと仕事をしてから近所をうろうろ。外はやはり暑いです。 わたしが泊まったホステルの周囲は学生街で、学習塾がたくさんあります。日本と同じかそれ以上に子どもたちの教育競争は激しいそうで、塾の前にはおそらく志望校に合格した学生たちの名前が張り出されています。 その足で台北病院駅

          台北ヴィーガンぶらり旅②豆花にはじまり豆花に終わる2日目〜活動仲間編

          台北ヴィーガンぶらり旅①台湾は本当にヴィーガン天国なのか実際に行って確かめてみた。

          台湾におけるベジタリアン・ヴィーガンの割合は、全人口の13%前後(推定330万人)で、インドに次いで世界で2番目に多いと言われています(台湾留学センターーwebsite より)。わたしも「台湾はヴィーガン天国だよ」という噂を前々から聞いていて気になっていたところ、台北在住のヴィーガン活動家の友人が案内してくれることに! 台湾ヴィーガン事情をリサーチしに、いざ、台北へ足を運んできました。 (文責 深沢レナ) 出国〜到着 7月9日。朝6時過ぎに家をでて成田空港へ向かいます。

          台北ヴィーガンぶらり旅①台湾は本当にヴィーガン天国なのか実際に行って確かめてみた。