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『The Sense of Wonder』

今回ご紹介する本は
『The Sense of Wonder』 著:レイチェル・カーソン 訳:上遠恵子 新潮社

忘れていた子供心に出会う物語

この作品を一言で表すとこんな言葉になる気がします

作品名の「センス・オブ・ワンダー」は

神秘さや不思議さに目を見張る感性

という意味。


子供達の世界は、いつも生き生きとして、新鮮で、
「驚き」と「発見」に満ち溢れています。

そして少し残念なことに、
私たちの多くは大人になる過程で、
この澄み切った洞察力や新鮮さに対する直感力を鈍らせ、ときには失ってしまう事もあります。

この作品を読むと、
そういった私たちが落としてしまった物に気づくきっかけになるかもしれません


子供と一緒に楽しむ

物語は
著者のレイチェルが、甥のロジャーと一緒に自然の中に身を置いた日々が描かれています。


その中で、ロジャーが出会う発見や思わぬ成長、それを見守るレイチェルの気づきなどが綺麗な言葉で綴られます。


作品を読み進めると、
「センス・オブ・ワンダー」の大切さと共に、実は日常には私たちが見落としていた美しいものや感動で溢れているということに気づかせてくれるでしょう。


そしてその気づきが、
私たちの人生に“楽しみ”や“希望”を運んでくれるかもしれません。

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