お題

#わたしの本棚

あなたの本棚はどんな本棚ですか? 並んでいる本のラインナップ、何度引っ越しても手放せない1冊、並べ方や棚へのこだわり、積読になってしまっている本たち……。みなさんの本棚のことを教えてください!

急上昇の記事一覧

本の収納。

noteには、私よりも沢山たくさん、 本を読んで来られた方が多いです。 そこでみなさん、読了本や積読本って 今現在お家の中にどのくらいあるのでしょうか。 そして、無限増殖してゆく本たちを、 一体全体どうなさっているのでしょうか…笑 遡ることずっとずっと前、笑 (もう7〜8年前のことですかね) 離婚してひとり暮らしを始めたんです。 そしてその最初の引っ越しの際にかなり処分して。 その後も何度も引っ越しをし、 最後に泣く泣く沢山処分したのは確か… 猫さんを引き取って最初の

谷川俊太郎さんのこと

遅ればせながら、数日前に詩人の谷川俊太郎さんが亡くなられたことを知った。 どなたかも書いておられたが、氏は、このままずっと居てくれるような気がしていた。 まだ日本に住んでいた頃、とある美術館を訪れた際、周囲から異彩を放つかのように、眼光の鋭い御老人を見かけた。 谷川俊太郎さんだった。 すぐに気づいたが、静かに椅子に座って居られるだけなのに、その圧倒的な存在感に気圧されて、とても声などかけられなかった。 その日は、息子さんである作曲家・谷川賢作さんが音楽を担当し、朗読会が開か

「本を使って遊ぶ」という楽しさ|文学フリマに魅せられて(第5回)岡田悠さん

──はじめに、『はこんでころぶ』についてお聞かせください。 岡田:車をテーマにしたエッセイを書きました。もともと大学生の頃に免許合宿に参加していたんですが、免許を取得する頃にはすでに運転がトラウマになっていて。運転をすることのないまま、気づけば期限切れで免許を完全に失効していました……。 その後も変わらず車と縁のない生活を続けていましたが、2人目の子供が生まれて、「ちょっと、車欲しいかも」と思い始めたんです。それで、35歳になってゼロから教習所に通って、免許を取って運転す

ほっと一息つける場所──旅と暮らしの本屋「アンダンテ」(文京区・千石)|本の棲むところ(10)

旅と暮らしの本屋「アンダンテ」は都営三田線の千石駅から徒歩2分、オフィスビルの1階にあります。11月15日に開業した同店を運営するのは、旅や暮らしにまつわる本を刊行している産業編集センター。もともとオフィスとして使用していた自社ビルの1階を書店に改装したと言います。 店内は大きく6つの棚に分かれており、旅/衣/食/住/遊(趣味、文学、絵本など)/推(新刊・話題書)といったジャンル別に本が並べられています。 さらに「旅」は、国内/海外/文学/目的別/地図ガイドといったジャン

「おとなしやか」という言葉に出会ったので

なんだか私にはおしゃれ過ぎるような 本の雰囲気がそう言っている‥ような 数年前、そう思いつつも手に取って連れて帰ったのはどうしてなのだろう 連れて帰ってくるだなんて「本」を擬人化したりするのはどうしてなのだろう その方の書籍が本屋さんで 並んでいるのをみかけて 以前読んだ 「伝わるちから」         松浦弥太郎               小学館 の中で出会った 「おとなしやか」と言う言葉をふと思い出す 「おとなしやか」とは 落ち着いていて、おだやか

ちょっとショックと、大丈夫だった事

『これから、どう生きるのか』(本田健) という本を読み進めていたら、半分くらいのところで、 あれっ? これ、読んだ事あるぞ。 と感じました。 私は、読んだ本は「読書記録」を残しています。 そのエクセルデータを呼び起こしました。「もしかして一度読んだのでは?」と。しかし、検索してもヒットしませんでした。 この著者の別の著書を読んでいたので、同じクダリを読んだのだろうと思います。 ただ、たまにあります。 しかし、いちばんひどかったのは、湊かなえさんの『告白』。最後の1行を読

バックエンドエンジニアにおすすめの本/書籍7選

今回はバックエンドエンジニアにおすすめの本/書籍を7冊紹介していきます。 バックエンドエンジニアに必要なことバックエンドエンジニアとして活躍するためには、技術スキルとソフトスキルの両方が重要です。以下は、バックエンドエンジニアに必要とされる主な要素です。 バックエンドエンジニアにおすすめの本/書籍7選プロになるJava―仕事で必要なプログラミングの知識がゼロから身につく最高の指南書 プロになるJava―仕事で必要なプログラミングの知識がゼロから身につく最高の指南書はJa

確定申告を学ぶためにおすすめの本/書籍7選

今回は確定申告をに関するおすすめの本/書籍を7冊紹介していきます。 確定申告に必要なこと確定申告を行うためには、必要な書類や準備事項を把握し、期日までに正確な申告を行うことが重要です。以下に、確定申告に必要な基本的なステップと必要な書類をまとめます。 確定申告を学ぶためにおすすめの本/書籍7選自分でパパッと書ける確定申告 令和7年3月17日締切分 自分でパパッと書ける確定申告 令和7年3月17日締切分は令和7年の確定申告に向けた必要な手続きや書類の書き方をシンプルに解説

note上で「やってみたい本屋さん」をやってみる試み

メディアパルさんの企画に参加します! 「理想の本屋さん」の妄想、何度もやったことあります。 思い描くだけでわくわくしますとも。 で、私の場合。 リアル書店という形式でも、最近よく見かける棚貸し形式でも。 「表紙をカバーで覆って見えない状態にした上で、自分の書いた感想を添える」コーナーをつくりたいんです。 と、書いてて気付いた。 この形式、『本屋 Title』さんがX(旧Twitter)で投稿している「毎日のほん」に似ているかもしれません。 認識の順番が「感想→書籍情報

「ねじった言葉」で関係性が拗れてしまう

暇真(いとま)です。 私はちょっと心が幼稚なところがある。休職中は、それを根本的に解決しないと駄目だと思って、いろいろ本を買っていた。そして、そのほとんどは手付かずのまま本棚に眠っている。 その中の一冊が金城幸政さんの『あなたのなかのやんちゃな感情とつきあう法』だ。たしかメルカリでパケ買いして、ページをめくってすぐに胡散臭すぎて読むのをやめてしまったんだ。 たぶんあの頃の私は、自分が必死に悩んでいる問題を、筆者が軽く一言二言であしらうもんだからイライラして読めなかったんだ

付箋つけすぎ意味不明?!縦にも横にもつけちゃう本末転倒な読書の話

こんにちは。塩とおかゆです。 みなさん読書中に付箋ってつけます? わたしはつける派なんですけども、今日は”付箋”の話をしたくてきました。 それも適量の付箋の量じゃなくて、どこまでもバッサバッサで、おびただしい量の付箋の話を。 直近のおかゆ完読の本たち。 iPho ~neで撮ってみたら、すごく滑稽です。 いちおう付箋の色で、 みたいに分類してたと思うんですけど、 いま振り返ると、もうナニがナンだか。 しかも、タテだけに飽き足らずヨコにも! こんなアホな貼り方する人、ワ

雑記59 読書メモ:徒然草 31〜40段ノート

雑記 読書メモ:徒然草 31〜40段ノート 2200文字ほど 前置き: 自分は古文に対して興味も関心も持たずに学生期間を終え、その後も長らく古文に対して関心を持たないまま年月を過ごしてきました。 20代の半ば頃から小林秀雄の著作を好んで読むようになり、小林秀雄の著作の中で熱心に言及されている著作家の作品に、自分も自分の手で触れてみたいという思いを強く持つようになりました。 小林秀雄は、吉田兼好とその著述集である徒然草を実に高く評価しているようで、自分としては、古文の知

『発達障害グレーゾーンの部下たち』読了

 タイトルの本は、『発達障害グレーゾーンの部下たち』(舟木彩乃著・SB新書刊)という本です。  昨今、マスコミなどで話題になることが多い「発達障害」、それも、そのような診断名が医師よりなされない、「発達障害」より状態は良いが、「定型発達」(健常者)未満のボーダーの方について、「発達障害グレーゾーン」と名付け、そのような方の置かれた困難な状況(主に“生きづらさ”として現れる。)の具体的な典型事例を記載したものです。  「発達障害」という言葉は、最近、本当によく聞き、アメリカ

猫もノイズなのかも〜読書感想〜

こんにちは。ほどほどです。 今回ご紹介する本は、石田祥さんの『猫を処方いたします3』です。 読むと毎回猫の可愛さに癒されるんですよね〜。 ただこの本を読んで思うのは、猫は主人公ではないということ。 猫はあくまで「処方」されるのであって、主人公はストーリーごとに出てくる人物です。 全然違う境遇の人たちが、「猫」によって泣いたり笑ったりして心の隙間を埋めていくんです。 ふと、気づいたんですが、 三宅香帆さんの『なぜ働いていると本を読めなくなるのか』を読んで、今の社会人は効率、

一人の詩人を想う

谷川俊太郎さんがなくなった。 年齢を思えば、往生、と言っていいのかも知れない。 でも、寂しい。いつまでも、フラットな目線と言葉で私たちに詩を届け続けてくれた人だったから、これからもいつまでも彼の詩が読めると思っていた。 若い時には若い時の、歳をとってからは歳をとってからの、飾らない、谷川さんの言葉。 私は彼の詩が大好きだった。 弟が一年生に入学した時。クリスマスや誕生日など折りに触れて本を送ってくれる祖父が選んだのは、谷川俊太郎さんの「いちねんせい」だった。 絵は和田誠氏。

環境問題SFで、すぐに映像化されそうな予感もする「荒潮」

<SF(193歩目)> 中国SFの層の厚さを強く感じた。これがデビュー作品とは。。。すさまじいです。 荒潮 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 陳 楸帆 (著), みっちぇ (イラスト), 中原 尚哉 (翻訳) 早川書房 「193歩目」は、陳楸帆さんの近未来の環境問題SF。筆力を感じました。 この作品がデビュー作とのこと。すさまじい才能です。 出だしで、このレベルだと、この後どうなるのか???と思いながら、読み進めています。 その後の作品でもある「鼠年」(『折りたたみ北

【読書感想文】主人公を語る

積ん読本消化強化月間で指定した5冊のうち1冊読み終わりました!! アートな短編集と書いたので「原田マハさんの作品では?」と思ったあなた!正解です🤣数ある作品の中でこちらを選びました。 ジヴェルニーの食卓 原田マハ著 集英社文庫 2015年6月30日第1刷 (単行本は2013年刊行) 絵画鑑賞は趣味のひとつ。なので画家の物語は非常に興味深かったです。この本は4編の短編で構成されています。どの作品も画家本人が何かを語ることはありません。語り部は画家の周りにいる人たち。でもそ

幸せと心の強さを育む!人生が豊かになる本5冊

本を聴く・読む・楽しむための人気サービス! Amazonオーディオブック : Audible (オーディブル) →ビジネス書も聴き放題!通勤時間の「ながら読書」(30日間の無料体験ができる) Kindle Unlimited(amazon公式) →月980円で読み放題!2~3冊読めば元が取れてしまうお得なサービス! 01. マインドセット「やればできる! 」の研究 / キャロル・S・ドゥエックこの本では、固定観念に縛られる「固定マインドセット」と、成長を信じる「成長マイ

クラウドエンジニアにおすすめの本/書籍7選

今回はクラウドエンジニアにおすすめの本/書籍を7冊紹介していきます。 クラウドエンジニアに必要なことクラウドエンジニアに必要なスキルや知識は、クラウド環境の設計、運用、管理、セキュリティ対策といった多岐にわたる領域にわたります。クラウドエンジニアとして成功するための重要なポイントは以下の通りです。 クラウドエンジニアにおすすめの本/書籍7選図解まるわかり クラウドのしくみ 図解まるわかり クラウドのしくみはクラウドコンピューティングの仕組みを図解でわかりやすく解説し、技

Kubernetesを学ぶためにおすすめの本/書籍7選

今回はKubernetesに関するおすすめの本/書籍を7冊紹介していきます。 KubernetesとはKubernetes(クーバネティス)とはコンテナ化されたアプリケーションを自動的にデプロイ、スケーリング、管理するためのオープンソースのプラットフォームです。元々はGoogleが開発し、現在はCloud Native Computing Foundation(CNCF)が管理しています。 Kubernetesは複数のコンテナを効率的に運用し、アプリケーションの可用性やス

この短篇集は厚めですが、テーマが深いです「どれほど似ているか」

<SF(192歩目)> さらりとはいかない、深いテーマを突いている作品集。読んで得られる視点が多い。感謝です。 どれほど似ているか キム・ボヨン (著), 斎藤 真理子 (翻訳) 河出書房新社 「192歩目」は、キム・ボヨンさんの現代社会を切り取ったSF作品集。 「0と1の間」 最初に、人類がいつまでたってもタイムマシンが作れないことを証明。 ここから、始まるが、この作品集で一番強い気持ちが伝わる作品でした。 シンプルだけど、韓国の社会問題がたくさん入っている。 勿論、

インフラエンジニアにおすすめの本/書籍7選

今回はインフラエンジニアにおすすめの本/書籍を7冊紹介していきます。 インフラエンジニアに必要なことインフラエンジニアに必要なスキルや知識は、システムの安定稼働や効率的な運用を支えるために多岐にわたります。以下は、インフラエンジニアとして重要なポイントです。 インフラエンジニアにおすすめの本/書籍7選図解即戦力 インフラエンジニアの知識と実務がこれ1冊でしっかりわかる教科書 図解即戦力 インフラエンジニアの知識と実務がこれ1冊でしっかりわかる教科書はインフラエンジニアに

Xマーケティングを学ぶためにおすすめの本/書籍7選

今回はXマーケティングに関するおすすめの本/書籍を7冊紹介していきます。 Xマーケティングに必要なことX(旧Twitter)でのマーケティングは、リアルタイム性と顧客との双方向コミュニケーションを活かして、ブランドの認知向上や信頼性構築、エンゲージメントを高めるのに効果的です。成功させるためには以下のポイントが重要です。 Xマーケティングを学ぶためにおすすめの本/書籍7選仕組みを理解して売上・影響力アップ!X(Twitter)集客実践ガイド 仕組みを理解して売上・影響力

【読書感想文】近藤史恵『ときどき旅に出るカフェ』

読むまでの過程 坂木司さんの和菓子アンソロジーを読んで、気に入った作家さんの本を図書館で借りてみようコーナーの時間です。 前回は柴田よしきさんの『風のベーコンサンド』。 今回は近藤史恵さんの『ときどき旅に出るカフェ』。 こちらもタイトルで選びました。 旅に出たい。 以下、ネタバレ注意です。 雑記 店主の葛井円が経営するカフェ・ルーズ。 コンセプトは旅に出られるカフェ。 円は月初めに旅に出て、そこで買ってきたものや見つけたものをカフェで出す。 するとお客さんも旅を感じら

【闇の左手】途中読書感想文

私が高校生の頃に初めて読書で挫折した本がこの「闇の左手」である。 色々な映像媒体で SFというものを理解して 何度も読めるようにチャレンジしている作品だ。 昔に比べてかなり読み進められるようになってきたのだが なんだか頭がこんがらがりそうなので 途中経過で 感想文を一度書こうと思う。 私は学生時代からルグウィンの小説は何回も読んでいる。 ファンタジー作品はその当時、手に届く範囲のものは一通り読めたのだが 本当に彼女のSFは難しい。 ただどんな世界で、何が起こってるのか

「私たちのほとんどがつかの間の悟りを体験していることを示す科学的証拠は増えている。そうした「あ、なるほど」という瞬間を意識的に求めるようになれば、自分自身や他人についてのより偉大な真実が見えやすくなり、人生を一変させる「悟り」も開きやすくなる」(29頁)アンドリュー・ニューバーグ

ヤスミナ・カドラさんの世界を理解するために「部族の誇り」

<文学(192歩目)> ヤスミナ・カドラさんの世界を理解する道しるべになる作品2。マグレブ(アルジェリア、モロッコ、チュニジア)の文化が見えてきました。 部族の誇り (叢書〈エル・アトラス〉) ラシード・ミムニ (著), 下境真由美 (翻訳) 水声社 「192歩目」は、ラシード・ミムニさんによるマグレブ諸国、特にアルジェリアの伝承の世界。 この作品は、ヤスミナ・カドラさんの「昼が夜に負うもの (ハヤカワepi ブック・プラネット)」を読む際に、どうしても理解不足で悶々と

マイ本棚、秘密の愉しみ。

いささか忙しい日々を送っている。 来局する老若男女ありとあらゆる患者を一人一人笑顔で「こんにちはー」から「お大事にー」まで送り出すわたしは、マスクの内側で繰り広げられる前職の外部マナー講師から教えられた「とにかく口角を吊り上げること」に余念がない。 その念頭には小さいころにテレビの再放送で見たトラウマアニメ、妖怪人間ベムの「ベラ」がある。口角を意識ばかりするあまり、目が殆ど笑っていない。 実にわたしらしい。 あちら立てればこちらが立たぬ 不器用なわたしを慰める人はいない。

“The Awakening” Kate Chopin

フェミニスト文学の先駆けのように言われているようだが、私にとっては“昼ドラin上流階級”である。といってけなしているのではない。時々無性にページをめくってみたくなる、密かなお気に入りだ。 ***** エドナ・ポンテリエは裕福な主婦。まだ若く美しく、絵を描くのが趣味で、2人の子供がいるが子供の世話にかまけるよりも自分の時間を優先する生活を送っている。 その夏、ポンテリエ一家はグランド・アイル島の数軒のコテージからなる別荘地に滞在していた。そこでは近郊のニューオリンズに住む裕

読書記録:七つの魔剣が支配するVIII (電撃文庫) 著 宇野朴人

【世界の理に反する願いだとしても、彼女との約束を果たす為に】 ゴッドフレイの骨を奪還する為に死霊王国へと挑むオリバー達は、一人分の骨を蒐集するリヴァーモアの真の目的を知る物語。 魔道を極める行為には、別離は付きものである。 そして、魔法使い達の背負う業は孤独であり、誰にも理解されない苦しみがある。 しかし、それを理解しながらも、その信念を曲げる事なく魔道を探求していく彼らはかくも美しい。 彼らは魔術師といえど、人の心を持ち合わせている。 だが、魔道を極めるにつれ、そのプロ

【私の本棚】されど日記で人生は変わる

みなさん、こんにちは 最近、日記が珍しく日課として続いているわたげです。 日記で本当に人生は変わるのか? そんなことを思いながら、いろんな日記メソッドを読んでいます。 そんな日記メソッドでわかりやすい本があったので感想を書きます。 されど日記で人生は変わる(著者:今村暁)日記が日課として続いてはいるものの、 まだその効果を感じられているかというと、 実はまだなんとも言えない感じがしていました 効果が出そうな気はしているのですが、後一歩何か足りない そんな感覚です。

大人になってから気づいた美術館の魅力

社会人になると、目まぐるしく変わる社会や職場の人間関係、仕事に追われてきていつの間にか「え?もう年末?」なんてことになったりする。平日はどうしたってバタバタするし、休日リフレッシュして楽しみたいけど騒がしいところには行きたくないな……という方におすすめ、美術館。 私もここ3年くらいで美術館巡りを始めたばかり。 好きになったきっかけや、今まで行ったところ、これから行きたいところなどなど書いてみようと思う。 美術館が好きになったきっかけ まず最初に言っておくと、私は美術が苦

歳時記を旅する56〔雪吊〕中*雪吊の藁の元結天に結ふ

佐野  聰 (平成八年作、『春日』)  高井有一の短編小説「雪吊り」に堀切菖蒲園の雪吊りが書かれている。 「雪吊りとは言つても、雪国とは違つて庭に風情を添へるための飾りである。背丈は三米に満たず、姿が美しいとは言へない松の傍らにその倍ほどの高さの柱を立て、天辺から垂らした三十本もの縄を、枝にではなく幹の下方に大きく円形に廻した竹の輪に結ぶのである。」(『海燕』昭和六十三年三月号)   東京都では、浜離宮など都立の九つの庭園の雪吊りは、兼六園とは違い、直接枝に縄を結ばず「ブチ

【マス研員の本棚企画 vol4】圧巻!800冊の本棚

今回は特別編!蔵書数が段違いだったため、単発記事でお届けします!! 本棚Q&A ・この本棚のこだわりは? 蔵書は約800冊。(兄との共同)基本的にシリーズごとにまとめられている。アニメで最初の方のストーリーを追うので、全巻揃えていないことも多い。自分が一番読みたい本を一番上の目立つところに置いている。漫画を置いていない本棚には右上は音楽コーナー、隣に小説という配置。本棚の上に絵画を置いている。最初は漫画全部に透明カバーを付けていたが、最近は冊数が多くて付けられていない…

結構ホリエモンが好きで定期的に著書を読みたくなる。ストレートな言葉がいいし、行動しなきゃと思わせてくれる。 まだ知らない街にも行きたいし、食べた事ない物を食べたい。いろんな人に会って、いろんな考え方に触れたい。

読書記録:神様の御用人8 (メディアワークス文庫) 著浅葉 なつ

【神は案山子のように絶えず移り変わる世界を眺めている】 神として、現役の引退を考える久延毘古命は、良彦の打開の作戦として家電量販店に連れていかれ、四国の徳島では金長大明神には阿波狸合戦の諸説を集め、八幡大神には似顔絵を依頼される物語。 日本人は八百万の神としてどんな物にも神を宿してきた。 物を大切にする奥ゆかしさが、国民性として顕著に現れているのだろう。 祀られた神はどれも等しく尊くて、そこに優劣の差は無い。 そして、神もまた、豪華な供物であったり、華美な献饌などで人を贔

なぜ「死にたい」とネットに書き込むのか?|高橋昌一郎【第42回】

「死にたい」が綴られた143のサイト2023年4月13日午前4時前、制服を着た女子高生2人が手を繋いで裸足で立っている動画がTwitter(X)に配信された。2人が携帯カメラの前に立っている場所は、千葉県松戸市の巨大複合マンション最上階10階のテラス端である。 一人が「怖い、怖いよ」と何度か繰り返すが、もう一人が励ますように「大丈夫。行こう」と言う。そして「せーので行くよ」と叫び、「せーの」の掛け声で2人は後ろ向きに倒れて姿が消える。数秒後に「ドシッ」という地面との衝突音が

「自己肯定感」より「自己効力感」を

今日も引き続き、越川慎司さんの『世界の一流は「休日」に何をしているのか』をご紹介します📖 「他者との比較」有無自己肯定感とは、自分の能力や価値に対して、自己評価が高い状態を指します。 自己評価が高いというのは、他の人と比べて「自分の方が上」と判断すること。 そのため自然とハードルが高くなり、ストレス・レベルも高くなる考え方なのだそうです。 それに対して、自己効力感は他の人と自分を比較するのではなく、「自分ならばできる」と自分の能力や価値に自信を持つこと。 そのため、

【小説】にごりえ

樋口一葉の『にごりえ』の一部を最初に読んだのは英文でした。 英語を一生懸命勉強していたずっと以前に、何かの英語テキストで『にごりえ』が紹介されていたのです。 その中で、 <原文> 相手はいくらもあれども 一生を頼む人が無いのでござんす <英訳> Sure, I have loads of admires ―― but not one I can trust my life to. という箇所が心に残り、文庫本の『たけくらべ・にごりえ』が私の本棚に加わることとなりました。

リアルないじめ描写と、美少女と教師らによる再生の物語『人生逆転』感想

最初はかなりハードな展開でしたが。 そこからの復活劇は。 なかなか読み応えのある作品でしたね! というわけで。 本日、ご紹介するライトノベルは、D先生の『人生逆転 浮気され、えん罪を着せられた俺が、学園一の美少女に懐かれる』(2024年11月刊行)です。 では本日も、行ってみましょう! あらすじをどうぞ 今回は、「紀伊國屋書店ウェブストア」さんより、あらすじを引用させていただきます。 というわけで。 本日のテーマは、「どん底からの、逆転劇」となっております。

#04 休職日記 惹かれた本

覗きに来てくださりありがとうございます。 こんにちは。こんばんは。 翠-sui-と申します。 最近は気力や体力も少しずつ戻ってきて、天気が晴れの日はお散歩やちょっとしたお出かけが出来るようになり、それにちょっとした幸せを感じています。 先日、ちょっとお出かけしようと少し足を延ばして、自宅から車で40分ほどのショッピングモールに行ってきました。 そこのショッピングモールは私が子どもの頃からよく家族と買い物に行っていた所で、食品売り場からフードコート、雑貨屋さんに本屋さんと

【絵本紹介】冬に読みたくなる絵本~「絵本のお話会」で紹介された絵本から~

友人たちと開催している月に一度の「絵本のお話会」、今月のテーマは、「冬に読みたくなる絵本」でした(^^) 懐かしい絵本からタイムリーな絵本まで、参加者が持ち寄った絵本を5冊、ここでご紹介しますね。 あ、持ち寄ったって言っても、オンラインの会ですけどね。 絵本の内容だけでなく、選んだ理由を聞くのもいいんです。 その人の大切な思い出を聞けたり、知らなかったできごとを知ったり、タイムリーな選書に唸ったり。 今月も楽しいひと時でした♪ ■てぶくろ(ウクライナ民話  エウゲーニ

極めて良質な現代ロシアの短篇集「はじめに財布が消えた」

<文学(193歩目)> 「ロシア文学翻訳グループ クーチカ」による現代ロシア文学の短篇集で、とてもよくできています。 はじめに財布が消えた~現代ロシア短編集 (群像社ライブラリー) リュドミーラ・エルマコーワ (監修), ロシア文学翻訳グループ クーチカ (翻訳) 群像社 「193歩目」は、ロシア現代文学の短篇集。予想に反して驚きでした。 何かと難しいイメージのロシア文学。心の奥底をえぐる作品が多く、個人的には大好物です。 その中で、この現代ロシア短篇集は現代のロシア

信念を持つ

朝から小腹が減って、みかんを食べています。 今日は朝の3分読書で出会ったフレーズについて大切にしたいものがあったのでnoteに残します。 本はこちら。 大切にしたいと思ったフレーズは、11月18日のことば から。 自分の行動に信念を持っておく。 これがあるのかないのかでは、やり切れるかやりきれないか、もし失敗したとしてもそこから得られるものにも大きく違いが出る気がします。 物事に向き合う姿勢もだいぶ違うのではないか、と感じています。 今週の平日もあと2日。 「

アルゴリズムを学ぶためにおすすめの本/書籍7選

今回はアルゴリズムに関するおすすめの本/書籍を7冊紹介していきます。 アルゴリズムとはアルゴリズムとは問題を解決するための手順や計算方法を示す一連の手続きや規則のことです。簡単に言うと、「どのようにしてゴールに到達するか」を示した明確なステップの集まりです。 例えば、料理のレシピもアルゴリズムの一種で、材料や手順に従えば、目的の料理を作ることができます。 アルゴリズムを学ぶためにおすすめの本/書籍7選アルゴリズム図鑑 増補改訂版 絵で見てわかる33のアルゴリズム アル

優しさに心が満ち溢れた「千個の青」

<SF(191歩目)> 心があたたまるSF作品で、読後感素晴らしいです!! 千個の青 チョン・ソンラン (著), 坂内拓 (イラスト), カン・バンファ (翻訳) 早川書房 「191歩目」は、チョン・ソンランさんの涙腺を突く落涙確実の作品。 ロボット騎手・コリーの目に映る世界の瑞々しさが非常に鮮烈に伝わってくる。なんか「クララとお日さま カズオ・イシグロ」を読んだ時と同じく、自然と涙が流れる。女子高生をずっと応援しつつ、廃棄直前のロボット騎手コリーの感覚に涙しました。

一生モノの自信を手に入れる才能発見術5冊

本を聴く・読む・楽しむための人気サービス! Amazonオーディオブック : Audible (オーディブル) →ビジネス書も聴き放題!通勤時間の「ながら読書」(30日間の無料体験ができる) Kindle Unlimited(amazon公式) →月980円で読み放題!2~3冊読めば元が取れてしまうお得なサービス! 01. 世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド / 八木仁平【Kindle Unlimited 無料】自己分析の方法を優

わたしの本棚(5)ローマ人の物語

塩野七生の歴史物です。 本の内容に入る前に、ジュリうさぎとこの本の接点について少し書こうと思います。 わたしの父は昭和ヒトケタ生まれ、高校の教員でした。担当教科は英語。とにかく欲しいものは所有したいというタイプ、特に「本を買う」ことにはなんの躊躇いもない人なので、物心ついた頃から家の空いているスペースには沢山の「本棚」がありました。 わたしが中2の時に家を建て、その数年後「書斎」を増築した父。6畳弱の書斎の壁は「入口と庭に向かうサッシ部分以外は全て天井まで本棚」…そんな造

【絵本の共同制作過程26】背景イラスト🌈絵本作家ぽよみ

【絵本の共同制作】制作過程26 背景イラスト🎨 虹🌈 空に虹がかかると幸せな気持ちになれます☁️ 皆さんも虹と出会えますように……🌈😊 ぽよみ ホームページ🔽

雑記58 sympathyとempathy、ブレイディみかこさんの「他人の靴を履く」 戦争と平和 ピエールのスピーチ

雑記58 sympathyとempathy、ブレイディみかこさんの「他人の靴を履く」 戦争と平和 ピエールのスピーチ 文字数 4300 うち引用 800文字ほど 数百文字くらいでコンパクトに書こうと思って書き進める内に、自分にはよくあることだが、連想があれこれ浮かんで、文章がいたずらに肥大化してしまった。 以下の話は、ラジオで聞いて面白いな、と感じた話だが、例えば英語に通じている人に、この内容を確かめたことがないので、以下に書くことは自分の「こうかな?」という想像や推測