ほどほど

毎週1冊読書習慣を2年間継続中。 ビジネス書、小説を中心に読書感想を毎週投稿しています。 読書コミュニティ「Lectio」に出会い、読書の楽しさに目覚める。 岩手県滝沢市在住。 名前の由来→BESSの程々の家をこよなく愛する一児のパパ。

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毎週1冊読書習慣を2年間継続中。 ビジネス書、小説を中心に読書感想を毎週投稿しています。 読書コミュニティ「Lectio」に出会い、読書の楽しさに目覚める。 岩手県滝沢市在住。 名前の由来→BESSの程々の家をこよなく愛する一児のパパ。

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  • 66日ライティング完走者たち

    • 5,825本

    『66日ライティング×ランニング』企画で毎日投稿をしてきた人たちだけが参加できるマガジンです。

  • 66日ライティング×ランニング〜シーズン2

    • 7,059本

    書く習慣をつけたい、何かあたらしいことに挑戦したいみなさん、お祭り騒ぎが好きなあなた!66日間、毎日投稿をしましょう。6月27日から8月31日まで。字数のハードルはありません。何文字の記事でもOK。ただし! 1日でも書けなかったらマガジンから追放します

  • 論文読んでみた

    医学論文を紹介した記事を集めています。エビデンスと実臨床の架け橋へ。 仕事の合間に、知識をアップデートしませんか?

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ほどほどのプロフィール

ご訪問いただいてありがとうございます! ほどほどと申します。 読書コミュニティ「lectio」に入会し、読書の楽しさに目覚めました。 毎週課題図書を読むことで新たな学びを得ることができる環境があることに感謝です。 定期的に読んだ本のアウトプットをしています。 普段は薬局薬剤師としてお仕事をしています。 薬剤師として正しい情報を伝えるためにSNSを活用したいと思っています。 SNSアカウントはこちらです↓ ■Twitter→https://twitter.com/ta

    • 『とにかく仕組み化』は悩める管理者の心に響く一冊でした〜読書感想〜

      こんにちは。ほどほどです。 今回ご紹介する本は、安藤広大さんの『とにかく仕組み化』です。 表紙にも書いてありますが、この本を読むことで「人の上に立ち続けるための思考法」を身につけることができます。 ということは、新人向けというよりは管理職や、これから管理職を目指す人向けといったところでしょうか。 本書を読む前、私自身管理職を10年以上勤めてきましたが、正直なところ、組織全体の成長について考えたことがほぼなく、プレーイングマネージャー的な立ち位置にいるためか、目の前の業務に

      • 『誰が勇者を殺したか』はRPGの新たな1面を教えてくれる。〜読書感想〜

        こんにちは。ほどほどです。 今回ご紹介する本は、駄犬さんの『誰が勇者を殺したか』です。 この本は以前から気になってました。 個人的にRPGが好きなこともあって、どんな展開になるか興味があったんですよね。ミステリー的な要素もあるのかな?と。 読んだ感想としては、すごく読み応えがあるストーリーでした。 「勇者」って、たしかに「戦士」よりは力が弱く、「賢者」「魔法使い」のようにMPが高いわけでもない。それなのに「勇者」というだけで主人公キャラになったり、パーティーでは戦闘にいた

        • 『ミシンと金魚』を読んで認知症について改めて思う。

          こんにちは。ほどほどです。 今回ご紹介する本は、永井みみさんの『ミシンと金魚』です。 認知症を患う主人公「カケイさん」の視点で描かれるストーリーです。 いろんなことができなくなったり忘れてしまったりという認知症特有の症状を当事者目線で書いている本は今まで読んだことがないです。 認知症のイメージって、外側からみると自分という存在がわからなくなる感じがしていました。長期記憶はあるものの、短期記憶はなくなるし、家族の顔もわからなくなったりするケースもあります。 本書では、そんな

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          『薬と健康の週間』を活用して地域の健康を支えよう!

          こんにちは。 10月のこの時期は、全国で「薬と健康の週間」が開催されることをご存知でしょうか?今年は10月17日から23日までの1週間、薬剤師の専門知識を活かして、地域の健康を支える大切な機会です。 ちなみに、なぜ10月開催かというと、薬の神様が関係しているのをご存知でしょうか? では、この週間をどう活用すれば良いのか、一緒に考えてみましょう! 1. 薬剤師の役割を再確認しよう 薬剤師として、私たちは単に処方箋を調剤するだけの存在ではありません。地域住民にとって、かかり

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          添付文書を超えていく。グレープフルーツジュースとCCBの相互作用を調べてみる

          こんにちは。 いま、わたしの職場の薬局には実務実習生が来ています。 服薬指導のロールプレイ、実際の患者さんへの服薬指導と学校ではなかなか学べない体験をしているところです。 先日服薬指導のロールプレイをしていて気づいたこと。 アムロジピンを服用中の患者さん。 薬剤情報提供書(いわゆる薬情)には「グレープフルーツとの併用は避けてください」の文章が。 実習生は当たり前のようにそれを読んで患者さんへ指導。 もちろん指導としては大正解です。 でもふと思ったんです。 こういう相互作

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          PISCSを用いてアゼルニジピンとポサコナゾールの併用によるAUCの上昇を求めてみる

          こんにちは。 2024年9月にpmdaより出されたDSU(医薬品安全対策情報)に、アゼルニジピンの禁忌薬追加情報が出ています。 本文では、イトラコナゾールとアゼルニジピンとの併用により、アゼルニジピンのAUCが2.8倍に上昇するという記載があります。 同じく本文には禁忌薬として、ポサコナゾールの記載が追加されていますね。 では、アゼルニジピンとポサコナゾールを併用したら、AUCはどのくらい上昇するのか?というのを検証してみたいと思います。 ポサコナゾールの添付文書にその

          PISCSを用いてアゼルニジピンとポサコナゾールの併用によるAUCの上昇を求めてみる

          お囃子って魂に響くよね

          こんばんは。ほどほどです。 先日の連休で実家に帰省。 5時間くらいかかるんですが、道中でラジオを聞いていてすごく共感したので久しぶりに記事を書いています。 RABラジオだったかな?ちょうど津軽笛奏者の佐藤ぶん太さんが話していて。 「地域の郷土芸能やまつりのお囃子をする人が減っている。特に笛は少なく、最悪の場合、カセットテープで録音された笛の音を使うようになるとその祭りや芸能は衰退していくんです。それをなんとか食い止めないといけない。」 というようなことを言っていて、運転

          お囃子って魂に響くよね

          SGLT-2阻害薬は高カリウム血症のリスクを下げることができるのか?〜論文を読み解く〜

          こんばんは、ほどほどです。 久しぶりの医学論文を読んでみたを書いてみます。 今回読んだ論文は、こちら。 1枚のスライドにまとめてみました。 chatGPTにも要約してもらいました。 この研究は、SGLT-2阻害薬、GLP-1受容体作動薬、およびDPP-4阻害薬が、2型糖尿病患者における高カリウム血症のリスクを軽減する効果を比較したものです。2013年から2022年にかけて、アメリカのMedicareと2つの大規模な保険データベースの情報を使用し、778,000人以上の糖

          SGLT-2阻害薬は高カリウム血症のリスクを下げることができるのか?〜論文を読み解く〜

          「能力」って相手次第で変化するよね〜読書感想〜

          こんにちは。ほどほどです。 今回ご紹介する本は、勅使河原真衣さんの『「能力」の生きづらさをほぐす』です。 「能力」って、パワプロみたいに可視化されていればいいんだけど、実際はそんなこともないし、仮に下の表みたいになっていて、 「私にはこんな能力があります」って入社したとしても、環境によって 「使えない」とか、逆に「優秀」という評価がされる。 要はその場の人間関係や環境でその人の「能力」って変動するよね。という話。 じゃあ「能力」って何なんだろう? 自分たちは学校教育の時

          「能力」って相手次第で変化するよね〜読書感想〜

          『地雷グリコ』読了。異次元の面白さ。

          こんにちは。ほどほどです。 今回ご紹介する本は、青崎有吾さんの『地雷グリコ』です。 タイトルだけみると一瞬なんのことかわからなかったのですが、読み始めたら一瞬でわかります😁 この小説の面白いところは、誰もが知っている遊びに独自のルールを加えることでより楽しくなっていることですね。 じゃんけんなんかも、心理戦だという人と、運試しという人いろいろいると思いますが、ここまでガチな心理戦は読んだことないですね。 今回は本書に出てくるいくつかあるゲームの中から、3つご紹介します。

          『地雷グリコ』読了。異次元の面白さ。

          蛇足も鍛えりゃ龍の足〜66日ライラン完走〜

          こんにちは、ほどほどです。 66日ライランもついに最終日。 一緒に走ったみなさんの感想を眺めつつ… 自分もよく頑張ったなぁとしみじみしています。 この企画に参加したときの記事はこちら 毎日投稿ってけっこう大変だから不安だったんですよね〜。でも皆さんの記事が背中を押してくれました。 今日のタイトルは自宅のトイレに貼ってあった日めくりカレンダーの言葉です。 蛇足も鍛えりゃ龍の足。 すごく長い道のりかもしれないけど、一歩一歩積み重ねることで大きく成長することがある。 と解釈して

          蛇足も鍛えりゃ龍の足〜66日ライラン完走〜

          『少女星間漂流記』を読んで未知の世界を想う

          こんにちは。ほどほどです。 今回ご紹介する本は、東崎惟子さんの『少女星間漂流記』です。 ジャンルとすればライトノベルのようですね。 読んだ感想としては、まるでRPGをプレイしているような世界観と、主人公のキャラのギャップがとても入り込みやすいです。 これ、タイトルと表紙で「あ、少女なんだ」という先入観を植え付けるだけで、ストーリー的には少女要素がほぼないですから😁 ワンピースの中から武器がめちゃめちゃ出てくるし、かたや科学者のような明晰な頭脳を持つ主人公の二人の関係。

          『少女星間漂流記』を読んで未知の世界を想う

          読書コミュニティ解散…どうなる私の読書習慣?

          こんにちは、ほどほどです。 毎週1冊読書を続けて2年が経ちます。 読書コミュニティの課題図書をひたすら読んで走り続けてました。 その読書コミュニティが来月解散すると。 読書会も無くなる可能性大。 じゃあ私の読書習慣は終わるのか? 確かに、課題図書という形で誰かが選書した本を読んでいたけど、これからは自分で選ばないといけない。 そこで懸念されるのは 自分の読みたい本に偏ってしまうこと。 他人が選んだ本だから他人の文脈も汲み取れる。 それが良かったんだけどなぁ…。 あと

          読書コミュニティ解散…どうなる私の読書習慣?

          これ、なんて呼ぶ?

          こんにちは。ほどほどです。 今日の午後、薬局の自動ドアが開く。 一人のおばさまがやってきて、 おばさま「サビオある?」 私「なんですか?」 おばさま「だから、サビオある?」 サビオ・・なんだっけ・・?消毒薬みたいな名前だったっけ? でもうちの薬局にあるかな・・?わからないな・・。 私「すいません、サビオは・・」 と言いながら、薬局の外を見たら小学生が二人。 おばさま「この子がそこで転んじゃって。擦りむいてるからなんとかしようと思って。サビオ貼ってあげたらいいんじ

          これ、なんて呼ぶ?

          台風が来る前に

          こんばんは。ほどほどです。 今この記事を書いている8月27日、PM10時。 住んでいる岩手県滝沢市はめちゃめちゃ雷が鳴っている。 台風が接近するのはまだ数日先だというのに。 記録的短時間大雨情報も出てたな・・ 冠水しているところもあるとか。 夕方にはレセプトコンピューターの会社から通知が。 「台風に備えてサーバーを床から離しておきましょう」 この言葉。いままで意識したことなかった。水害には無縁の地域だと思っていたから。 でも夕方に集中豪雨にあい、道路が冠水したときに気づ

          台風が来る前に