OndokuAikouka

音読・朗読が好きです。 小林秀雄と、小林を通して知った作家の著作を愛読しています。 もし小林秀雄と周辺作家の著作を「音読・素読する習慣のある方」がいたらコメントなど頂けると嬉しいです。 未だ自分以外で出会った事がなく「同じ事しているよ」と一言聞けると嬉…

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  • 勉強になる、後でまた読み返したい記事

    偶然見つけて、いいな!と思った記事をここに集めていきたく思っています。 時々、見返して読み返すために、基本的に自分のために作成しているマガジンです。

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    自分の記事の中で、パブリックドメインの作品について、自分の整理のために記述したものをまとめました。 プロジェクトグーテンベルグ、ウィキソース などについて記述しています。誰かの参考に少しでもなったら嬉しいです。

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雑記28 物理学者、小林秀雄からの案内、物理学者の書く一般書

文字数目安: 2200〜2400 ■01 小林秀雄の文章に親しみを持つようになって、その延長で自然と、小林秀雄と対談した物理学者や、物理学に見識のある理系の学者への親しみを持つようになった。 (物理学者の湯川秀樹、数学者の岡潔) 本の中で、「次の著作者と本とを紹介・案内される」という流れによって、例えば、 ①小林秀雄→湯川秀樹→朝永振一郎→シュレーディンガー… ②湯川秀樹→プランク、ボーア、ボルン、アインシュタイン… という具合に、"紹介"のリレーのようなも

    • 雑記55 小林秀雄の短文「トルストイの戦争と平和を読みなさい」、レマルク「生命の火花」

      雑記 小林秀雄の短文「トルストイの戦争と平和を読みなさい」、レマルク「生命の火花」 3900文字ほど ■小林秀雄の「トルストイの戦争と平和を読みなさい」というようなタイトルの短文 小林秀雄はトルストイ作品を好んで読んでいる。 ごく短い短文だが、「トルストイを読みなさい。」というようなタイトルの文章がある。 1ページに収まるような分量の文章であるが、その内容は、自分の心によく刻まれて、何度も思い出す。 多分全集にしか収録されていない。文庫をあれこれ漁っても、文庫は「全集

      • 断片集、つぶやき集13 ノウハウよりノウフー、どういうわけか"これは絶対に入手したい"と思わせるもの

        断片集、つぶやき集13 ノウハウよりノウフー、どういうわけか"これは絶対に入手したい"と思わせるもの 目安文字数 2300 ■ 初めて、グラップラー刃牙のコミックスを本屋で立ち読みしたときに、どういうわけだか、この作品を自分は絶対に入手しなければならない、という気持ちを抱くようになった。 グラップラー刃牙をその後購入した。 その後、グラップラー刃牙を自分と同じように面白いと思っている学友と出会って、良い友人となった。 その友人との出会いと友情は自分にとって何か画期的な意

        • 雑記54 谷村新司さんの言葉、声帯が使う内に強く、太くなる

          雑記54 谷村新司さんの言葉、声帯が使う内に強く、太くなる 目安文字数 1100 亡くなられた、歌手の谷村新司さんの、生前のインタビューをラジオで聞いて面白いと感じた。 ラジオで谷村さんがインタビューに答えていたのだけれども、谷村さんが言うには、声帯と言うものは使うほどに強くなって、太くたくましくなっていくものだと感じている、と言う。 谷村さんが言うには、谷村さんの感覚だと例えば肉体全体がフレッシュで若々しかった20代の頃よりも、30年多く声帯を活動させて、声帯の稼働

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        雑記28 物理学者、小林秀雄からの案内、物理学者の書く一般書

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          雑記53 バレーボール セッターがスパイカーにボールをセットする際に「ボールを殺す」ということが大事になってくるらしい。

          雑記■バレーボールだと、セッターがスパイカーにボールをセットする際に、「ボールを殺す」ということが大事になってくるらしい。 目安文字数 1600 ■ バレーボールだと、セッターがスパイカーにボールをセットする際に、「ボールを殺す」ということが大事になってくるらしい。 バレーボールなどで、ボールに意図せぬ回転がかかってしまったりしている状態を(ボールが)「生きている」「生きてしまっている」「殺せていない」と言っていいように思う。 芸術だと、絵や文章が「死んでいる」と困

          雑記53 バレーボール セッターがスパイカーにボールをセットする際に「ボールを殺す」ということが大事になってくるらしい。

          雑記52 ラスコリニコフとポルフィーリイの言葉による格闘技、プラトンの文章からも言葉の格闘術を学ぶことができる

          雑記52 ラスコリニコフとポルフィーリイの言葉による格闘技、プラトンの文章からも言葉の格闘術を学ぶことができる 目安文字数  3500 ■1  罪と罰を読んでいる。 ドストエフスキーの 罪と罰を読んでいる。 罪と罰の作中にて、ポルフィーリイの出てくるシーンは、自分に特に強い印象を与えるシーンが多いように感じている。 ポルフィーリイと、ロージャ(ラスコリニコフ)とが論争するシーンは、声に出して読むと = 音読すると、エネルギーに満ち溢れていて「妙な感銘」をいつも受ける

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          雑記51 読書メモ: ドストエフスキーの罪と罰、チャプター数の記入、比較的短い記事

          雑記51 読書メモ: ドストエフスキーの罪と罰、チャプター数の記入、比較的短い記事 目安文字数 1000 ■1 チャプター数の記入という手法 最近、自分が他の本(罪と罰ではない本) を読んでいるときに、自然発生的に行うようになった読書の手法がある。 大したものではないが、自分としては効果を感じていて関心を強めているので、それについて書く。 本のすべての見開きページに、自分にわかりやすいようにチャプター数を右ページの上の中央に鉛筆で書き込むと言うものである。 罪と罰の

          雑記51 読書メモ: ドストエフスキーの罪と罰、チャプター数の記入、比較的短い記事

          雑記50 ゴッホ書簡全集についての感想。テルステーフについて。

          雑記50 ゴッホ書簡全集についての感想。テルステーフについて。 目安文字数  4200 ■前置き1 ゴッホについて。 ことわる必要もないと思うが、「ゴッホ」とここで言うのは、フィンセント・ゴッホのことである。 弟のテオについては、テオとか、弟と書く。 (オランダ語だと例えば、vin の字は  フィン となる。 vincent → ヴィンセントと表記する例もあるが、 ゴッホ書簡全集 みすず書房  の表記にならい、フィンセントと書く。) ■前置き2 あれこれと文章を書

          雑記50 ゴッホ書簡全集についての感想。テルステーフについて。

          雑記49 ドストエフスキーを知りたいならば「作家の日記」を読むのが良い、という小林秀雄と河上徹太郎の意見

          雑記  ドストエフスキーを知りたいならば「作家の日記」を読むのが良い、という小林秀雄と河上徹太郎の意見 目安文字数  2800 ■ドストエフスキーという人をよく知りたければ、「作家の日記」を読むこと、という意見 小林秀雄と、その友人の批評家 河上徹太郎は、 「ドストエフスキーという人間を本当に理解し、把握したければ、その鍵はドストエフスキーの連載「作家の日記」にこそある」 という意見で一致しているようである。 作家の日記は、1870年代に、ドストエフスキーが自身のその

          雑記49 ドストエフスキーを知りたいならば「作家の日記」を読むのが良い、という小林秀雄と河上徹太郎の意見

          雑記48 ドストエフスキーの著作についての読書メモ : カラマーゾフの兄弟、「作家の日記」について

          雑記 ドストエフスキーの著作についての読書メモ : カラマーゾフの兄弟、「作家の日記」について 目安文字数  2200 ■ドストエフスキー 作家の日記 読書メモ ドストエフスキーの 作家の日記  にチャプターの記入をしている。 全集版の 作家の日記 上巻にて、 1876年6月号は、第一章に ジョルジュ・サンドが亡くなり、弔辞としての文章がある。 不※明   →わからない単語、※は 門構えの中に 單 が入る。 老※    → ロウオウ    ※は、左に女へん、右に温

          雑記48 ドストエフスキーの著作についての読書メモ : カラマーゾフの兄弟、「作家の日記」について

          雑記47 「本気なら(喋るより)"書く"のよ」海外ドラマ内のセリフ、ドラッカーのイエズス会とカルヴァン派についての話

          雑記47 「本気なら(喋るより)"書く"のよ」海外ドラマ内のセリフ、ドラッカーの「イエズス会とカルヴァン派についての話」 文中で触れている本の画像↓ 目安文字数 1400 海外ドラマ・ストレンジャーシングスの、あるシーズンにおいて(多分シーズン2〜3の終盤のエピソードにて) ヒロインが不思議な現象に遭遇し翻弄されつつ、同時に、警察など公的機関の腐敗を目撃する。 ヒロインは、その公的機関の腐敗を黙っていられず、どうにか他の人に、例えば口頭で伝えようか、という思いを持つ。

          雑記47 「本気なら(喋るより)"書く"のよ」海外ドラマ内のセリフ、ドラッカーのイエズス会とカルヴァン派についての話

          雑記46 読書メモ: 小林秀雄の「本居宣長」、chpt05〜11、26〜50の外観メモ、chpt21 真淵による宣長の破門と和解などのメモ

          雑記 読書メモ: 小林秀雄の「本居宣長」、chpt05〜11、26〜50の外観メモ、chpt21 真淵による宣長の破門と和解などのメモ 目安文字数 2400 ■01 小林秀雄の、本居宣長を読んでいる。 本居宣長は、連載として執筆されていたものらしく、小林秀雄のライフワークとして11年にわたって執筆・連載されていたらしい。 全集版でも文庫版でも、漢字で、号の数字が時々記載されている。 これを仮に自分は、チャプターとか、章と呼びたい。 このチャプター数が、全集版でも文

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          雑記45 小林秀雄は正宗白鳥さんについて語る時、実に和やかになる

          雑記45 小林秀雄は正宗白鳥さんについて語る時、実に和やかになる 文字数目安 2000   ■小林秀雄は正宗白鳥さんについて語る時、実に和やかになる 小林秀雄の講演会のCD音源を鑑賞していると、正宗白鳥さんについて触れている講演会は、他の回とずいぶん違う独特なものを感じる。 小林秀雄は、正宗さんについて語っている時、他の会の時において持っているような、「峻厳な感じ、厳しい感じ、平たく言うとピリピリした感じ」が一時的にかなり抜け落ちているように感じる。 正宗白鳥さ

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          雑記44 読書の工夫、チャプター数の記入、小林秀雄の本居宣長、レマルクの西部戦線異状なし

          雑記43 読書の工夫、チャプター数の記入、小林秀雄の本居宣長、レマルクの西部戦線異状なし 目安文字数  3500 文中で触れている本、2冊。 西部戦線異状なし、について一言書くと、 チャプター12-2の 驚きのラストが有名だが、自分としてはチャプター7-14 新潮文庫版 260ページから5ページほどの「パウルの帰省の最後の晩」の 「パウルと母の会話」が最も強い感慨を与えてくるものに感じている。 これほどに「生きる上での心細さ」を切実に感じさせてくる描写は、自分はそう

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          雑記43 サッカー: ゴディンが体を痛めたがピッチに留まっていたら劇的なゴールを挙げた話

          雑記 サッカー: ゴディンが体を痛めたがピッチに留まっていたら劇的なゴールを挙げた話 目安文字数  1000 何年前の話なのか、サッカーのウルグアイ代表で、今はわからないが当時はアトレティコ・マドリードに所属していたゴディンという選手にまつわる興味深いニュース記事を読んだ記憶がある。 (確かめてみたところ、日本時間 2018/11/11 2:30ごろに終了したと思われる試合。現地時間2018/10 リーガ第12節の、アトレティコマドリードのホーム戦で、相手はアスレティッ

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          雑記42 ミニサッカーで人のプレーを観察するようにしていきたい

          雑記44 ミニサッカーで、他の人のプレーを観察するようにしていきたい 目安文字数 500 昔、ミニサッカーやフットサルをしたときのことを思い返すと、自分のプレーの出来・不出来にばかり気持ちが向いていたように感じる。 一緒にプレーをしている他の人が、どんな動き方をしているか、どんなプレーをしたか、どんな感情を持ってプレーをしているのか、ということをほとんど観察していなかった。 他の人のプレーぶりをもっと観察するようにしたら、おそらくもっと ミニサッカーやフットサルをする

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