けい

本が大好き。 初めてnoteを開いた時吉本ばななさんの作品が! 私もここにいたい! SNS初心者です。よちよち歩いております。

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  • 【共同運営マガジン】みんなのうた

    • 9,664本

    コンセプトは、 書くって 楽しい、嬉しい、気持ちいい! 枝瀬と共に 日々の感動や気付きや学びを 分かち合いませんか? note記事は、 人のこころをたねとした、 「よろづの言の葉」です。 参加した人がすくすく育つ マガジンを目指します。

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あの夏の句を凍らせて

冷蔵庫が熱をもっております あれやこれを冷やすのに大忙しな上に パターンパターン せっかく冷えた空気も たびたびの開閉に ぐんぐん冷蔵庫の外側はあちちです さらに夏も本番 氷を使う事が増え 製氷機の氷だけでは間に合わない日々 仕方なく氷をなるたけお安いお店で購入してまいります 氷が溶けてしまわないように 1日の用事を頭の中で組み立てて 買い物の1番最後に「氷を買う」 を、忘れ無いように 正直、中々面倒であります が 家族はそんな小さな苦労をつゆ

    • 「おとなしやか」という言葉に出会ったので

      なんだか私にはおしゃれ過ぎるような 本の雰囲気がそう言っている‥ような 数年前、そう思いつつも手に取って連れて帰ったのはどうしてなのだろう 連れて帰ってくるだなんて「本」を擬人化したりするのはどうしてなのだろう その方の書籍が本屋さんで 並んでいるのをみかけて 以前読んだ 「伝わるちから」         松浦弥太郎               小学館 の中で出会った 「おとなしやか」と言う言葉をふと思い出す 「おとなしやか」とは 落ち着いていて、おだやか

      • めいっこの自由をとびこえて

        今年小1になった姪っ子がいる 春、実家で一緒に焼肉をしたときに 庭でわらじ虫を腕に這わせて「かわいい」を連発していた 虫さんが大好きなのだそうだ 夕方になると わらじ虫がいないの ね、一緒に探して 小さな石をはぐり歩くかわいい姪っ子 探している物がわらじ虫ですがかわいい姪っ子 ご飯を食べ終わり家に入り 落書き帳にお絵描きを始める しばらく会わないうちに 人物の腕の曲がり具合とか ウインクしている目とかポニーテールのような髪型とか 進化しています

        • 「お気に入りのスカートを」のその後、やや強めの視線で街ゆく人々のカバンを眺めて

            なかなかの強い視線でカバンを見ていたのは 以前、似合わなくなったのに手放せなかった デニムのスカートを、習い事ようにカバンにしましょうと 思っておりまして そんな事を以前記事にしております すでに裁断はすみ 生地状にしていました で、どんなのにしましょうか? この夏の暑さにも負ける事のない強いビームで 街ゆく人々のカバンをガン見しておりました 他にもアイディアを求めて YouTubeのカバン作りをみたり 図書館で力強くたっぷり借りてきたり 心惹かれましたのが

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          木の葉のダイブ

          なににも揺られずに 落ちていく 木の葉をみる 真っ直ぐに落ちていく 高飛び込みならば 難易度が足らなくて減点になるか 横では 風のブランコに揺れるだけ揺れる 木の葉たち 一枚だけ真っ直ぐに落ちる 水しぶきもあげず 真っ直ぐにゆく ノーシュプラッシュ 満点をあげる 車で出掛けて赤信号で止まっている時に ふわふわと揺れ落ちる枯葉の中で 一葉だけ「すーっと」落ちていくのを見ました でも、こうして書いてみると 自分で書いておきながら 「うそだー」 一葉だけ「

          木の葉のダイブ

          河合隼雄さん

          私に得意科目があったとしたら きっとたぶん 得意科目は 「悩むこと」 だったと思います 本当には今起こっていない事を心配して 縦にしたり横にしたりあれこれ 終わった事をあれこれ パンみたいにこねちゃって 先の事を考え 心配しすぎて 困っている 困っている自分に困っている 悩む事にずいぶん熱心だったから 今年 note をはじめてから色んな事を思い出します 好だった音楽、好きだった小説、好きだった絵の事、好きだった洋服の事 ともかく「好きな事」

          河合隼雄さん

          いまいちばんにすきなこと

          いまいちばんにすきなことは と もしもきかれることがあるのだとしたら あわだてねっとでせっけんを ゆっくりあわたてることってこたえる あわのしろいの ふくふくにして あさと よると いちにちのなかで わたしのおきにいりのじかん ふくふくのあわに かおをうずめるとき いまいちばんすきなことなのですよと こたえる だからって ほかになにもいらない とは いえないですし いつも ふくふくのあわのままってわけには いかないのです そうして すきなことばはってき

          いまいちばんにすきなこと

          布団の上で博奕を‥

          むかーしむかしに 私のヨガの先生がこの著者の本のシリーズを読んで 影響を受けて世界旅行へ行ったそうじゃ 今年の春にそんな話しを聞いて 読んでみたいなって 思った事を 忘れかけていた頃 note の記事でも偶然その方の本を 紹介されておられる記事と出会い これは! メモです メモにぎりしめて図書館へ! 一度目、メモを忘れる 二度目、自分で探して見つからず諦めて帰る    (自分で本棚を探し歩く事が好きという変態) 三度目、素直に検索して探してもらって見つける しかし

          布団の上で博奕を‥

          からす

          待ち合わせのスーパーの駐車場に到着です 急いでいる時にかぎって信号に全部つかまってしまう事があるけれど そうは急いでいない時にかぎって信号につかまらない時もあり するするする‥約束の時間より早く着いてしまう 車の時計を見ると後5分あり 車の時計であと5分あるのだから 実際にはあと9分ある 何故かと言いますと車のデジタル時計4分進んでいるからです あわせてもあわせても 何故?すぐにくるってしまうの?車のデジタル時計 そしてそれを何故直ぐに直さないのか? 9

          からす

          「んぱっ」ってしてくださいね

          ぷちっと ほっぺも手のこうも白く 柔らかそうなおねいさんが 鏡の横に立ち にこやかに そう言う 「んぱっ」ってしてくださいね なんの話しかと言いますと お化粧は毎日しておりますが 飲んでいるお薬の副作用で免疫力弱めの為 いまだに人混みはマスクをして歩くので 久しく口紅をぬっておらず 最後にいつ購入したかも覚えていないから 口紅を求めて 化粧品コーナーへ行った話しです あまりにも久しぶりすぎて カラフルな口紅コーナーでさまよい 販売員のおねいさんをつかまえて相談しました

          「んぱっ」ってしてくださいね

          パンプルムース!江國香織さん文いわさきちひろさん絵

          本と出会う時 たまたま書店でうっかり出会う時もあるけれど 好きな作家さんの作品の中に出て来た名前や作品名の メモをして メモをしておいたメモ握りしめて ウキウキ探しに出掛けるのが楽しみ 私の事だからせっかくメモしたメモ持ち忘れてしまう事も度々 noteはじめてからは、noter さんの紹介されていた 作家さんと作品名をメモをして いそいそと出掛ける日は本当に楽しい 今なら指先でポチりが早くて間違いがないのだろうけど‥ でも、「パンプルムース」はどんなふう

          パンプルムース!江國香織さん文いわさきちひろさん絵

          楽園のカンヴァス 原田マハさん

          赤い羽織ものと 緑のパンツ その赤の色味と その緑の具合が どちらも遠慮なく濃くて ふっと ゴーギャンのあの絵の色のようだ 黒 襟を立てた薄手のジャケットを着た女性 ほっそりとされていて 黒いお帽子はかぶっていないけど ロートレックのあの絵のよう 食品の買い出しが済み 大型店の一階でエレベーターを待つ間 カートからはみ出て困る長ネギの角度を調節しながら 何だかいちいち有名な画家さんのお名前で すれ違う人々をたとえてしまう それは多分 「楽園のカンヴァス」原

          楽園のカンヴァス 原田マハさん

          『ひとり羅生門方式風読書』岡本さん家のお母様と太郎さん

          頭の上に 岡本さん家のお母様と太郎さんがおります いいえ、頭の上にいるわけがありません 正確にいいますと 寝室の枕元に 「岡本太郎」さんの本と 岡本太郎さんのお母様である「岡本かの子」さんの本があります 枕元には他にも 未読の 女性シリーズ『精選女性随筆集』が数冊ありまして 昭和にご活躍された エネルギーに満ち満ちたおばさま方が あなた!早く読みなさいよ!っ 私が先よ!いえ私の作品が先よ!と わちゃわちゃされているような気がするようなしないような‥ 偶然私の枕元

          『ひとり羅生門方式風読書』岡本さん家のお母様と太郎さん

          ひまわり

          お盆休みに見に行った あまり大きくならないタイプのひまわり畑 ひまわり あいかわらずいつもいっせいに太陽ばかり見ているな 暑さに弱いので何だ少し妬ましいような気分でながめる お好きなひまわりをとってきませんか? 僕たちお包みしますよ 一本100円です 汗でテカテカなのだけど ひまわりに負けない良い笑顔で 大学生のアルバイトかなと思われる青年が言う 何でも「たくさん」が好きな夫が 何本かもらえば?と言うけれど 一本ずつがいいのだよと娘 ハサミを渡され

          ひまわり

          この夏マイブームの日本手ぬぐい裏と表と後ろと前と

          大きくもなく小さくもない 中くらいの背のおじさんが 中くらいの大きさの声で 「間違えたね」と話しかけてきた 笑うでもなく怒るでもなく 平らなトーンで話しかけてきた 役場の駐車場の入り口は、いつもわかりずらい 直ぐ横に建物への入り口があるのだけど 駐車場の入り口とその建物への入り口の間に 謎のスペースがあって そこをロープで「さかい」を作ってあるのだけれど この時期は、そのあたりにコスモスが大きく伸びており そのロープを隠してしまっていて‥ とうとう 謎のスペースに入り

          この夏マイブームの日本手ぬぐい裏と表と後ろと前と

          くもがいる

          あ くもがいる 台所のシンクに ときおり くもがいる あ くもがいる と どきりとする でもすぐに 違う それはくもではなく ミニトマトのヘタだとわかる 夏の間 たびたび 小さなゴミ袋からもれおちたか お弁当がら洗う時に流れたかの ミニトマトのヘタを くも と見間違えて どきりとする トマトのヘタなのに なぜなのだろう いつもいつも 「トマトのヘタだ」と気付けず 「くもがいるどきり」を繰り返す 秋になっても 冬になっても春が

          くもがいる