「当時のとある博物学者は「ドードーは役に立たないから絶滅しても問題ない」などと書いていたらしいが、そういう人が博物学なんかやってはいけない。博物学とは全ての存在に対する偏執的な愛が原点であるはずだ。」松原始『カラスは飼えるか』新潮社、2023年、147頁。 優しい文章。