STARLET

「好き」を綴ります。 記事は「初稿を即投稿」。その後ゆっくりと「手直し」を加えてゆくス…

STARLET

「好き」を綴ります。 記事は「初稿を即投稿」。その後ゆっくりと「手直し」を加えてゆくスタイル。 映画、書籍、音楽、美術、動植物 、が大好きです。 365日連続「記事」投稿に挑戦中。

マガジン

  • 『映画』

    『映画』&『ドラマ』 好きな作品のみレビューします

  • 『読書』

    面白かった&学びとなった『書籍』をレビューしてゆきます

  • 「元気」をくれる動画達

    元気が底をついている時に「元気出せ」って言われても、そもそも空っぽゆえ出しようがない。 そんな日は、元気の「補充」に専念します✨ ※全く動けない日は動画にて補充(笑)

  • 『絵画』『写真』『ゲーム』等

    『映画』『音楽』以外の芸術関係の記事まとめ

  • その他

    雑多な記事まとめ

最近の記事

映画『ひかりのまち』

1999年/製作国:イギリス/上映時間:109分  原題 WONDERLAND 監督 マイケル・ウィンターボトム 予告編(海外版) 予告編(海外版) 2 STORY レビュー  特に大きな賞は受賞していませんし、有名な作品でもないのですけれども、個人的に「偏愛」する1本。  2年に1回周期くらいで「死ぬほど観たい衝動」に襲われ、秋の日の週末(金曜の深夜あたりがベスト)に夜な夜な鑑賞してしまうという、謎の中毒性あり。  何が良いってマイケル・ナイマンの音楽が「世紀末

    • 映画『音のない世界で』

      1992年/製作国:フランス/上映時間:99分 ドキュメンタリー作品 原題 LE PAYS DES SOURDS 監督 ニコラ・フィリベール 予告編(海外版) STORY  フランス。  「音の無い世界」に生きる人々の私生活を淡々と、しかし濃密に紹介してゆくドキュメンタリー作品。    ろう学校に通う子ども達と授業の様子。初めて補聴器をつけたときの青年の印象。手話のプーラン先生の幼少期の体験談。手話で話しかけるサンタクロース(プーラン先生)。アメリカのろうの子ども達との

      • 映画『ハニーランド 永遠の谷』

        2019年/製作国:北マケドニア/上映時間:86分 ドキュメンタリー作品 原題 Honeyland 監督 タマラ・コテフスカ リュボミル・ステファノフ 予告編(日本版) 予告編(海外版) STORY  マケドニア。  山岳地帯の僻地の村に住むトルコ系住民の女性ハティツェは、年老いた母親と二人暮らし。電気や水道は無く、夜にはロウソクの灯りにて過ごし、雪を溶かして水を得ることもある生活をしている。  ハティツェは太古より受け継がれてきたのであろうルールに従う養蜂者。蜂蜜

        • 書籍『ヒトは〈家畜化〉して進化した―私たちはなぜ寛容で残酷な生き物になったのか』

          ブライアン・ヘア (著), ヴァネッサ・ウッズ (著), 藤原 多伽夫 (翻訳) 出版社 白揚社‏ 発売日 2022/6/3 単行本 336ページ 目次 内容紹介 レビュー  本書はまず「はじめに」にて『ジグソー法』について語り、その目指すところを示します。  目次を確認していただくとわかるように、最終章の第9章は「友だちの輪」となっていることから、スタートとゴールの位置を確認することはたやすく、そこまでの道のりにワクワクしながら読み進めました。 ⇩ 『ジグソー法』

        映画『ひかりのまち』

        • 映画『音のない世界で』

        • 映画『ハニーランド 永遠の谷』

        • 書籍『ヒトは〈家畜化〉して進化した―私たちはなぜ寛容で残酷な生き物になったのか』

        マガジン

        • 『映画』
          139本
        • 『読書』
          45本
        • 「元気」をくれる動画達
          17本
        • 『絵画』『写真』『ゲーム』等
          9本
        • その他
          9本
        • 『音楽』
          6本

        記事

          最高のサーカス『シルク・ドゥ・ソレイユ』 おすすめタイトル5選

           シルク・ドゥ・ソレイユのYouTube公式サイトより、STARLETおすすめタイトルの動画をペタリンコしてゆきます。  ※シルクは生演奏なのがリッチで最高ですよね~ ① 『KÀ』 『KÀ(カー)』も大好きなタイトルのひとつ。  演目には命懸けのものもあり、残念ながら事故による死者も出してしまいましたけれども、素晴らしい世界観にて魅了してくれます。  バトンソロの演目は、日本人の高橋典子さん。開始時短かった出演時間は、その素晴らしい演技が人気となり時間が大幅に増えました。

          最高のサーカス『シルク・ドゥ・ソレイユ』 おすすめタイトル5選

          シルク・ドゥ・ソレイユ『アレグリア(Alegria)』

           サーカスと言えば「シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)」を思い浮かべる方は多いと思います。  その居並ぶ綺羅星のごときタイトル達の中で、しかし個人的に最も思い入れが深いのは、初代『アレグリア』です。それは個人的なサーカスの概念を刷新してくれた時間であったから。  今観ても、音楽(主題歌含む)、世界観、衣装、個性豊かな演目は古びておりません。  百聞は一見に如かず。  動画を張っておきますゆえ、未見の方は、どうぞお楽しみください。

          シルク・ドゥ・ソレイユ『アレグリア(Alegria)』

          映画『湖のランスロ』

          1974年/製作国:フランス/上映時間:84分 原題 LANCELOT DU LAC 英題 Lancelot of the Lake 監督 ロベール・ブレッソン 予告編(日本版) 予告編(海外版) STORY   レビュー    多くの死者を出すこととなった「聖杯(神)」探索は、その目的を達することなく騎士たちを帰還させることとなり、最強の騎士ランスロもまた帰途に就きますけれども、帰還後まもなくランスロは森の小屋にて、アーサー王の妃であるグニエーヴルと密会すること

          映画『湖のランスロ』

          映画『LAコンフィデンシャル』

          1997年/製作国:/上映時間:104分 原題 L.A. Confidential 監督 カーティス・ハンソン 予告編(日本版) 予告編(海外版) STORY  1953年。アメリカ、ロサンゼルス。  優秀だが自らの立身出世にしか興味のない刑事エクスリー、自分自身も暴力を用いるが、暴力を振るわれている女性を見れば必ず助けようとする刑事ホワイト(たぶん幼少期に暴力的な父親がホワイトと母親に暴力を振るっておりそのトラウマを抱えている)、自分の知名度のことしか頭にない汚職刑

          映画『LAコンフィデンシャル』

          映画『レ・ミゼラブル』

          2019年/製作国:フランス/上映時間:104分 原題 Les miserables 監督 ラジ・リ 予告編(日本版) 予告編(海外版) STORY レビュー  ここ10年程の間に、映画界に新しい波が生まれつつある気がします。本作監督のラジ・リや、イタリアのガブリエーレ・マイネッティ監督等、作品のリアリティや芸術性をある部分で犠牲とする代わりに、エンターテイメント性と政治性を盛り込み、より多くの人々へとメッセージを届けようとする動きです。  私は個人的にそのような作

          映画『レ・ミゼラブル』

          映画『ショー・ミー・ラヴ』

          1998年/製作国:スウェーデン/上映時間:89分 原題 FUCKING AMAL 英題 Show Me Love 監督 ルーカス・ムーディソン 予告編(海外版) STORY  スウェーデン。田舎町、オーモル。  母と姉のイェシカとアパートに住んでいる思春期のエリンは、自分の外見だけを目的に寄って来る男子や、その他周りの物事、そして自分にさえも不満を抱いており、オーモルでの生活にウンザリしている。  また同じくオーモルに住むもうすぐ16歳のアグネスは、一軒家に家族と住ん

          映画『ショー・ミー・ラヴ』

          書籍『犠牲になる少女たち: 子宮頸がんワクチン接種被害の闇を追う』

          井上芳保 (著) 出版社 現代書館‏ 発売日 2017/5/31 単行本 278ページ‎ 目次 内容紹介 レビュー  今、子を持つ親には絶対におすすめしたい一冊であり、特に女の子を持つ親には強くオススメしたい一冊です。  本書が出版されたのは2017年ですけれどもその時点で、被害者は3000人以上とのことで、もちろんその後も増え続けております。  ※2017年以降の経緯はネット検索すれば、いくらでも情報を得ることが可能です 本書の真っ先に(特に)おすすめした

          書籍『犠牲になる少女たち: 子宮頸がんワクチン接種被害の闇を追う』

          書籍『依存症ビジネス 「廃人」製造社会の真実』

          デイミアン・トンプソン (著)  中里 京子 (翻訳) 出版社 ダイヤモンド社‏ 発売日 2014/10/10 単行本 352ページ‎ 目次 内容紹介 レビュー  強引にまとめると【依存行動とは本質的に自発的な行為であり、「物質依存」と「過程への依存(非物質依存)」の両方に、脳の報酬回路におけるドーパミンの障害が関与している】というのが著者の見解であり、ドーパミンは「好き(嗜好)」という衝動よりも「欲しい(希求)」という衝動のほうに深く関わっている。とのこと。

          書籍『依存症ビジネス 「廃人」製造社会の真実』

          映画『シン・シティ』

          2005年/製作国:アメリカ/上映時間:124分 原題 Sin City 監督 フランク・ミラー、ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノ 予告編(日本版) 予告編(海外版) STORY レビュー  何が凄いって主演級の出演俳優が全て全盛期の状態で(ミッキー・ロークは2度目の全盛期)、しかもハマリ役というところ。アンサンブル・キャストの最高の見本です。  そして映像。20年を経ても全く古びずスタイリッシュ。モノクロベースに一部着色の色彩も、洗練されて美しい

          映画『シン・シティ』

          映画『女神の見えざる手』

          2016年/製作国:イギリス、アメリカ/上映時間:132分 原題 Miss Sloane 監督 ジョン・マッデン 予告編(日本版) 予告編(海外版) STORY レビュー  人気があり高評価なのも頷ける、秀逸なエンターテイメント作品です。  脚本が良く、初見も面白いのですけれども、再鑑賞時はまた別の角度から楽しめて「このセリフには二重の意味があったんだぁ……」、「あぁ、あの時のあのキャラの表情や感情にはそういう意味があったのかぁ……」等々、細部の意図にも気づけるため

          映画『女神の見えざる手』

          映画『夜のとばりの物語 醒めない夢』

          2012年/製作国フランス:/上映時間:70分 原題 Les contes de la nuit 監督 ミッシェル・オスロ 予告編(日本語) 予告編(海外版) STORY レビュー  続編となる本作は「怪物のあるじ」「靴職人と夢の橋」「見習い水夫と猫」「魔法使いの弟子」「イワン王子と七変化の姫」の5話。  相変わらず展開が巧く、それでいてただの真面目な話の連続ではない。5話全てにチラリとリアリズムの「毒」を含ませ、深みのある上質な世界に仕上げてある。    人生の

          映画『夜のとばりの物語 醒めない夢』

          書籍『そして、メディアは日本を戦争に導いた』

          半藤 一利 (著), 保阪 正康 (著) 出版社 東洋経済新報社‏ 発売日 2013/10/11 単行本 221ページ‎ 目次 割愛いたします(Amazonの本書ページ「試し読み」に、全て記載されているため)。 内容紹介 レビュー  無謀な戦争へと突き進む「昭和一桁」時の日本の状況を、そのあたりの事情通である半藤 一利と保阪 正康 の対談を通して知ることにより、その時代と同じような状況に瀕している現在の日本を理解しようという企画です。  ※半藤 一利の熱いハートを感じ

          書籍『そして、メディアは日本を戦争に導いた』