星野梟月(Hoshino Owl)

名前の読み方は滅茶苦茶です。好きなものは科学とお笑い、あと変わった名前とか。

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マガジン

  • エッセイらしきものばかり

    何がエッセイなのかよく分かっていない人が書いたエッセイらしきものです。

  • お笑い関係あれこれ

    お笑いに関する記事をあれこれまとめています。

  • 題名読書感想文

    本の中を読まず、題名だけ読んで適当なことを書いています。

  • 面百科学(おもももかがく)

    科学の話はしているけれども、これは面白いのだろうか。そんな内容の文章が集まっています。

  • 笑いに関する名言集

    笑いに関係する言葉が入っている名言、笑いに関係する仕事をした人の名言、笑う余地がある名言を集めた名言集のつもりです。

最近の記事

  • 固定された記事

もう少しちゃんとした自己紹介

 私のnoteは「やってみたら」と誘われて登録してから1年放置し、「1周年記念」のバッジをもらって初めて「こりゃヤバい」と思って本格的に更新するようになったという事情があります。そのため、自己紹介記事は謝罪と言い訳と将来の不安にあふれていました。それが以下の記事です。  それは自己紹介としてどうなんだと、ずっと思っていましたので、「2周年記念」と「365日毎日連続投稿(記事)」のバッジ獲得を機に、もう少しちゃんとした自己紹介記事を作っておこうと思い立ちました。  そんなわ

    • 近道が分からないし、遠回りも分からない

       「急がば回れ」みたいな言葉は好きな人が多いせいか、チラホラ見かけるわけです。「近道には近道なだけのリスクがある」とか「遠回りをしたら結局は一番早かった」とか、とにかくいろんなパターンが存在する。「近道をしろ」みたいな主張があってもいいようなもんですが、「近道をしろ」で検索しても「遠回りした方が近道」みたいな「急がば回れ」派の意見が引っかかってくる。やっぱり、そっちのほうが好きな人は多いようです。  私は昔から「全ての行動が遅い」と言われた人間でございまして、そういう人は確

      • M-1グランプリ2024予選動画感想 9月5日~9月11日 1回戦TOP3

         昨年まではM-1の予選動画が上がると片っ端から見て感想を書いていたのですが、今年は試しに、週ごとに気になった組をピックアップして一気に感想を書いてみます。今回はM-1予選1回戦TOP3動画のうち、9月5日から9月11日までです。よろしくお願いいたします。 1.9月9日1-1.魂ず  言い争いをしながら論点が徐々にズレていく形となっています。互いの主張に正しい点と間違っている点が入り混じり、「おかしな議論」としては非常に噛み合っています。反論が「言われてみれば確かにそうだ

        • 題名読書感想文:45 図鑑から業界の変化を知ったつもり

           本の題名は中身を説明しているに等しいから、題名だけ読んで感想を書けば読書感想文になるだろう。そんな「名は体を表す」を全面的に信用したのがこの題名読書感想文でございます。  今回のテーマは「図鑑」です。過去に辞典と事典を取り上げてきましたけれども、図鑑もまたいろんなものがございまして、その多彩さが題名に出ております。  中でも、特定のものに限定している図鑑が多いように思えます。いわゆる「狭く深く」を追求し、専門家や愛好家に買ってもらうことを想定した商品だと思われます。例え

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        記事

          極端な経験の影響

           前にもnoteで書いた気がするんですけれども、人は慣れる生き物でございます。例えば、最近は毎年のように猛暑猛暑言っており、37℃とか40℃とか、そんな気温を日本のどこかで叩き出しています。  そうなると、32℃がちょっと涼しく思えるわけです。35℃越えに慣れてしまったがゆえの感覚でございます。錯覚と言ってもいい。32℃だって、外で作業していれば熱中症をゲットできる環境のはずなんですけれども、毎年のように最高気温が40℃前後をうろついていると、「32℃が何だと言うんだ、35

          極端な経験の影響

          あくびを求めて

           何年も前の話ですが、友人とご飯を食べている時、実家の母からメッセージが飛んできたんです。内容は姉が第一子を生んだというものでした。  それを友人に伝えると、彼は祝福の挨拶もそこそこにこんなことを言い出しました。「よかったな、赤ちゃんのあくびを嗅げるぞ」。  祝福直後に想定外の発言を叩き込まれたので、「どういうこと?」と尋ねるのに数秒かかりました。どうも友人が言うには、赤ちゃんのあくびはいいにおいがするんだそうです。ただし、ミルクしか飲んでいない時だけ。離乳食に移ると、普

          インドア派がインドア派をインドア派にする

           インドア派の人って結構いると思うんです。休みの日は家でゆっくりしたい。今じゃゲームも漫画もあるし、ドラマも映画も見れる。全裸でダンスだってできる。こんなやりたい放題の空間から、なぜ休日を利用して飛び出しますか。外の世界なんて触れるものすべてがストレスです。やっぱりインでしょ、ドアでしょ。そんな方々でございます。  そんな人でも外に出なければいけないことはある。人によっては割と頻繁にあります。職場や学校に行く。習い事に通う。友達とどこかで遊ぶ。とにかく、世界は外へ出なければ

          インドア派がインドア派をインドア派にする

          同じ標語で半世紀

           たまに標語が載った看板を見かけます。学校のそばに比較的よく存在しておりまして、特に多いのが小学校、中学、高校となるにつれて数を減らし、大学ではまず確認できません。  標語の大半は5・7・5の川柳形式になっていて、時代を問わずどこに出しても何の問題もない、コンプライアンスに配慮しきった作品に仕上がっています。だから、学校も自信を持って掲げているのだと思われます。  しかし、私は小学生の頃、この標語というものを最初に見た頃からこう思っていました。「これを掲げることで何か意味

          同じ標語で半世紀

          文字化けから世界の秘密が

           「文字化け」という現象があります。パソコンやスマホなど、コンピュータで文字が正しく表示されない状態を指しまして、これが起きてしまうと暗号のような文字列がただ続くだけになってしまい、本来の文章が読めなくなってしまうため、何らかの対応を迫られるわけです。  文字化けは起きないに越したことはない現象でございますけれども、何十億も人間がいれば文字化けに興味を持つ方が現れるわけです。私がインターネットで遊ぶようになった頃、様々なサイトから文字化けを収集し、それに感想を書いていく文字

          文字化けから世界の秘密が

          M-1グランプリ2024予選動画感想 8月29日~9月4日 1回戦TOP3

           昨年まではM-1の予選動画が上がると片っ端から見て感想を書いていたのですが、今年は試しに、週ごとに気になった組をピックアップして一気に感想を書いてみます。今回はM-1予選1回戦TOP3動画のうち、8月29日から9月4日までです。よろしくお願いいたします。 1.8月29日1-1.軟水  伏線一本で勝負したネタでございます。怖い話をベースに、人によっては軽い違和感を抱かせる要素をちょこちょこ混ぜ、あとから次々拾っていく形がメインとなっています。伏線一つひとつの形は当たり前の

          M-1グランプリ2024予選動画感想 8月29日~9月4日 1回戦TOP3

          題名読書感想文:44 言葉のイメージに引っ張られている

           読書の秋だろうが何だろうが、頑なに題名だけ読んで感想文を書く、そんな題名読書感想文をチマチマ更新している次第です。  今回のテーマは「イメージの影響」です。どういうことかと申しますと、言葉には辞書的な意味の他に、大抵は言葉のイメージがついているわけです。例えば、「読書」だったら、辞書的には「本を読むこと」ですけれども、本を持った時の重量感とか、ページをめくる音とか、インクのにおいとか、人によっては好きな小説とか、よく行く図書館とか、「読書の秋」から連想して秋をイメージする

          題名読書感想文:44 言葉のイメージに引っ張られている

          事務所別キングオブコント2024予選通過具合一覧

           本当に何となくなんですけれども、お笑いの大型賞レースでどの事務所の芸人がどれだけ予選を勝ち抜いたかを一覧にしているんです。大型賞レースとは具体的にはM-1、R-1、キングオブコント、そしてTHE Wです。最近はTHE SECONDもやっています。  そして、今年もキングオブコントで決勝進出者が発表されたため、このタイミングでキングオブコント2024の予選通過具合を一覧にまとめ、発表する次第です。  しかし、この手の一覧を作るとなると、キングオブコントは他の大会よりも難易

          事務所別キングオブコント2024予選通過具合一覧

          全公共施設SASUKE化計画

           いろんなところで論争があるわけです。でも、ひとりの人間がこの世のすべての論争を知るのは不可能です。だから、私が知らないだけで、活発に議論されているものはたくさんあるでしょう。ただ、論争自体はたくさんありますから、何かのきっかけでたまたま論争を知る場合もございます。  先日は「排除アート」と呼ばれる論争があると知りました。排除アートとは公共の場に置かれた、仕切りがあって寝そべれないベンチみたいに、特定の行為を暗に禁止する物体を主に指すようです。調べたら、本も出ていました。

          全公共施設SASUKE化計画

          流出させてみたものの

           インターネットがすっかり普及して、個人情報の保護が叫ばれるようになって久しい現代、それを反映するかのように起きている不祥事が個人情報の流出でございます。ニュースを検索すると、個人情報流出の事件がほぼ毎日起きているのが分かります。日本だけでこの状況ですから、世界規模で見ればこうしている間にもどこかで何かが漏れている状態と言っていいでしょう。  ニュースをザッと見ている感じでは、個人情報の原因としては従業員のミスもあれば、不正アクセスやランサムウェアのような外部からの要因もあ

          流出させてみたものの

          M-1グランプリ2024予選動画感想 8月22日~8月28日 1回戦TOP3

           昨年まではM-1の予選動画が上がると片っ端から見て感想を書いていたのですが、今年は試しに、週ごとに気になった組をピックアップして一気に感想を書いてみます。今回はM-1予選1回戦TOP3動画のうち、8月22日から8月28日までです。よろしくお願いいたします。 1.8月22日1-1.翠星チークダンス  男性の腕を女性の胸のように言うネタでございます。ふたつの異なる事柄に半ば無理に共通点を作り出す形でございますけれども、この形ですと観客に理解しやすくするためには身近なものを題

          M-1グランプリ2024予選動画感想 8月22日~8月28日 1回戦TOP3

          最先端のガッツポーズ

           どんな業界にも流行があるんだなと痛感するんです。一見すると流行がないように思えても、ぼんやりと流行り廃りがある。  例えばコンピュータ関係ですとChatGPTを始めとする生成AIが今も流行っている最中のようで、いろんな企業が生成AIを作ってはリリースしている状態です。投資はここ何年もNISANISA言ってる。  お笑いだってそうです。5年くらい前はいろんな人が判で押したように「第7世代」と言っていましたし、今は「大学お笑い」という、大学のお笑いサークルでの活動が注目され

          最先端のガッツポーズ