星野梟月(Hoshino Owl)

名前の読み方は滅茶苦茶です。好きなものは科学とお笑い、あと変わった名前とか。

星野梟月(Hoshino Owl)

名前の読み方は滅茶苦茶です。好きなものは科学とお笑い、あと変わった名前とか。

マガジン

  • 題名読書感想文

    本の中を読まず、題名だけ読んで適当なことを書いています。

  • お笑い関係あれこれ

    お笑いに関する記事をあれこれまとめています。

  • エッセイらしきものばかり

    何がエッセイなのかよく分かっていない人が書いたエッセイらしきものです。

  • 笑いに関する名言集

    笑いに関係する言葉が入っている名言、笑いに関係する仕事をした人の名言、笑う余地がある名言を集めた名言集のつもりです。

  • 面百科学(おもももかがく)

    科学の話はしているけれども、これは面白いのだろうか。そんな内容の文章が集まっています。

最近の記事

  • 固定された記事

もう少しちゃんとした自己紹介

 私のnoteは「やってみたら」と誘われて登録してから1年放置し、「1周年記念」のバッジをもらって初めて「こりゃヤバい」と思って本格的に更新するようになったという事情があります。そのため、自己紹介記事は謝罪と言い訳と将来の不安にあふれていました。それが以下の記事です。  それは自己紹介としてどうなんだと、ずっと思っていましたので、「2周年記念」と「365日毎日連続投稿(記事)」のバッジ獲得を機に、もう少しちゃんとした自己紹介記事を作っておこうと思い立ちました。  そんなわ

    • 題名読書感想文:54 音楽用語は突如として現れる

       前書きも後書きも読まず、頑なに題名だけを読んで感想らしきものを垂れ流す。それが題名読書感想文です。  今回のテーマは「音楽用語」です。世の中には様々な専門がございますから、当然ながら膨大な数の専門用語が存在しているわけです。専門用語は基本的にその専門分野で用いられる言葉であり、専門家の間でさえ通じれば問題ない言葉でもあります。  ただし、その専門用語が知名度を上げ、専門外のところでも使われる場合がございます。そうすると、往々にして本来とは異なる意味で用いられ、時に読む者

      • 事務所別 THE W 2024予選通過具合一覧

         ここ最近、大型お笑い賞レースで、どの事務所がどれだけ勝ち抜いているかを調べています。大型お笑い賞レースとは、M-1、R-1、キングオブコント、THE W、THE SECONDです。  そして、先日は今年におけるTHE Wの決勝進出者が判明したため、同大会ではどの事務所の芸人がどれだけ勝ち抜いたのか調べてみました。  THE Wの公式サイトは出場者の所属事務所を載せないスタイルを取っています。そのため、全芸人の所属事務所は、軽くネットで検索する程度ですが、調査してあります

        • 漫才コンビ名「ザ 〇〇」をいろいろ調べてみました

           英語には「the」という単語があります。冠詞というやつですね。単語の前にくっつけるやつでございます。  この「the」をコンビ名やグループ名につけている芸人がチラホラいるなと思っていたんです。比較的有名なところですと、ザ・マミィ、ザ・たっち、ザ・パンチ、ザ・ギース、ザ・プラン9なんかが確認できますけれども、M-1のサイトを見ていると、まだまだたくさんいらっしゃるようなんです。  どういう名前があるのだろう。気になった私、M-1の「コンビ情報」を用いて、theのつく参加者

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        記事

          大型お笑い賞レースに存在する「手間」という参入障壁

           いいか悪いかは別として、手間が少ないほど人は行動に移しやすい。いくら「情けない」とか「怠け者」とか嘆いたところで、戦争を止めるのとお尻をかくの、始めるならどっちを選びますかという話なんです。世界平和の重要性が骨身に染みている人だって、とりあえずお尻をかくでしょう。それから平和活動に従事する。そういうことなんです。  ところで、大型お笑い賞レースのM-1グランプリは参加組数が1万330組だったそうです。いよいよ1万組を突破しておりまして、当然ながら過去最多を更新しております

          大型お笑い賞レースに存在する「手間」という参入障壁

          「何でもあり」で戦争勃発

           人はルールが好きです。同時にルールを破るのも好きです。多くの人がルールをちゃんと守り、時に他人へ守るよう注意する一方で、ルールを破る人も必ず現れる。  オリンピックを見ていると特にそう思います。オリンピックは歴史あるスポーツの大会でございますから、細かいところまで厳格にルールが制定されている。ルールを守っているかどうか、キッチリとチェックする人もいる。注目度の高さもあって、選手の人生が場合によっては一変するのですから、当然と言えば当然です。  それでも、毎回のようにルー

          「何でもあり」で戦争勃発

          M-1グランプリ2024予選動画感想 3回戦 11月8日分

           M-1グランプリは現在、準々決勝を控えている状況でございまして、公式YouTubeでは3回戦の全ネタが、マズい所をカットされている状態ではございますが、アップされている状態です。そんなわけで、今回も東京会場で気になった組の感想をメモ代わりに書いて参ります。よろしければ暇つぶしにご活用くださいませ。  今回は11月8日分の動画です。今年の3回戦は今回でラストですね。では、早速参ります。 1.マウンテンブック 夫婦漫才のあるべき姿を言って聞かせるネタです。  「あるある」の

          M-1グランプリ2024予選動画感想 3回戦 11月8日分

          セーラー服と水鉄砲

           「世の中に普通にあるもの」と言ったって、ものによって出会う頻度に差はあるでしょう。コンビニ店員と医者はどちらも日常生活で出会う方々ですけれども、人数から考えて明らかに医者のほうが出会いづらい。もちろん、場合によってはコンビニ店員のほうが会わない人だっているでしょう。とにかく、同じ「普通」と言えども、どれくらい普通かは場合によって違ってくるわけです。そして、意外と出会わないものにいざ出会うと、なんか印象に残る。  例えば、私が仕事を始めたばかりの頃です。慣れないせいか、それ

          セーラー服と水鉄砲

          もう五七五に飽きたの?

           何事にもルールがあります。ないようで実はあるのがルールと言ってもいい。スポーツにもゲームにも試験にだってルールはある。そもそも生活するだけで法律やマナーといったルールがそこかしこに存在する。  ルールは必要だから存在しています。犯罪を罰するルールがないと、世界はすぐにでもカオスと化すでしょう。スポーツだって何でもやり放題ではつまらないですし、スポーツ自体が成り立たなくなってしまう。  とはいえ、ルールが必ずしも正義とは言えません。世の中をよくするために作られたルールも、

          もう五七五に飽きたの?

          M-1グランプリ2024予選動画感想 3回戦 11月7日分

           M-1グランプリは3回戦が終了し、東京会場の動画が全部上がっている状態です。そんなわけで、東京会場で気になった組の感想をメモ代わりに残しておこうと、そんな感じで書いていっております。よろしくお願いいたします。  今回は11月7日分の動画です。では、早速参ります。 1.カナメストーン 情報番組にてスタジオとロケでやり取りをするも悲劇が訪れるネタです。  異常な光景を見せるネタはたくさんありますし、芸人自身の関係性をネタにする、いわゆるメタ視点タイプも珍しくはありません。た

          M-1グランプリ2024予選動画感想 3回戦 11月7日分

          題名読書感想文:53 新しい入門表現がイメージをかき乱す

           これを書いているせいで、本の中身より題名のほうが俄然気になって参りました。綺麗な自業自得を生み出しているこの企画、本の題名だけ読む感想文こと題名読書感想文でございます。  今回のテーマは「入門表現」です。世の中には入門書というジャンルがございます。様々な事柄の基礎的な内容をまとめ、特定の分野への入門を誘うタイプの書籍です。  当然ながら、この手の本を出すということは、入門を勧める方々がいらっしゃるんです。できることなら同志を増やしたい。そのためには、門をバーンと全開にし

          題名読書感想文:53 新しい入門表現がイメージをかき乱す

          技術が進化しようとうんこ

           いくら汚いと言われようと、生き物である限り、うんことは死ぬまで付き合っていかなければいけないんです。だったら変に蓋なんかせず、楽しんでしまえばいいじゃないかというのが私の信条です。  大人になったらそんな信条なんてバキバキに折れてしまい、うんこうんこ騒ぐ子供に向かって「下品な話をするんじゃない」と説教をかます人間になるんだろうなあと思っていました。予想に反し、私の信条は変に強固でございまして、うんこうんこ騒ぐ子供を引かせるほどはしゃぐ大人になってしまいました。「どうしてく

          技術が進化しようとうんこ

          M-1グランプリ2024予選動画感想 3回戦 11月6日分

           M-1グランプリは現在、3回戦が開催されておりまして、こうしている間にも東京会場の動画が次々に上がっております。そんなわけで、東京会場でも気になった組の感想をメモ代わりに残しておこうと、そんな感じで書いてみた次第です。よろしくお願いいたします。  今回は11月6日分の動画です。では、早速参ります。 1.シシガシラ ハゲた相方に、今の美容院には未来の技術が来ていると嘘をつくネタです。  いわゆるハゲいじりに入るわけなんですが、一切の毛がないハゲにしか引っかからないような嘘

          M-1グランプリ2024予選動画感想 3回戦 11月6日分

          腰から発見する事件

           電車で通勤してるんです。幸運なことに、行きの電車はほぼ確実に座れるんです。毎日の通勤でこれは嬉しい。悠々と本を読めますし、睡眠補給もできます。  座ってダラダラ職場へ向かっておりますと、都心に近づくこともあって徐々に人が乗ってきます。私の目の前にも人が立つ。  そんな時、ふと本から顔を上げますと、前に立っている方の腰の辺りだけが視界に入ります。高さ的にそうなんです。見上げれば顔も視野に入ってくるでしょうけれども、目が合えば確実に気まずい。だから、前の人を見るにしても腰の

          腰から発見する事件

          AIがアホ趣味を自動化する

           ちょっとネットに詳しい人なら大体SNSを始めている時期だったと思います。当時、既に「SNSで出会った人と何かする」みたいな行為があちらこちらで起こっており、新しい事業を立ち上げる人から犯罪に巻き込まれる人まで、いろんな方々がチラホラとニュースになっていました。私もまたSNSで友人を作っていましたが、ビジネスをするわけでもなければ悪さをするわけでもなく、たまにファミレスや居酒屋で馬鹿話をするばかりという、毒にも薬にもならない交流をしておりました。  そんな交流をしていた時で

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          お笑いを削ぎ落した結果、見えてきたもの

           「自分からいろんなものを削ぎ落して削ぎ落して、最後に残ったものが本当の自分である」。誰が言い出したのか分かりませんし、どこで聞いたのかも覚えていませんけれども、世間にはそんな考え方があるようです。  そう言われてみれば、そんな気はします。削ぎ落す行為は、優先順位の低い、すなわち自分にとってあまり大切でないものを手放す行為と言えましょう。それを繰り返して繰り返して、最後の最後まで手放さなかったものが自分にとって最も大切なもの、言い換えれば本当の自分と言えるものだという考え方

          お笑いを削ぎ落した結果、見えてきたもの