豊川真美

うつがない世界を創る。 Well-beign経営の研究者。 サービス・イノベーション、…

豊川真美

うつがない世界を創る。 Well-beign経営の研究者。 サービス・イノベーション、メンタルヘルス・サービスエキスパートプログラム修了/ダイアローグを大切にするデザイナ

マガジン

  • 精神科診断に代わるアプローチ PTMF レポート

    「精神科診断に代わるアプローチ PTMF: 心理的苦悩をとらえるパワー・脅威・意味のフレームワーク」(2023,北大路書房出版)の10回にわたる読書会のレポート。訳者の白木先生のレクチャーあり。多様性あふれる参加者から導かれるダイアローグ。

  • はじめての西田哲学ー善の研究

    Well-being研究者の視点からの気づき。Well-being経営にご興味がある方におすすめです。

最近の記事

  • 固定された記事

企業家の生きた歴史と対話から1

私が大学院で学んだ、事業や組織改善の学びのスタイルをひとつご紹介します。 行き詰まる一歩手前で、ふと振り返って周りを見渡す余裕も大事なのかもしれません。 ケース・メソッドを用いた対話との出会い大学院でありがたかった非同期対話 数年前、大学院に通った時に「ケース・メソッドを用いた非同期対話」の授業と出会いました。私のように瞬殺・論破(笑)できない人は熟考できて、出遅れ・気後れ感が薄くありがたいと感じました。 (※他の方の非同期対話説明のリンクは下部に) 初学者である私が、

    • 企業家の生きた歴史と対話から2

      私が大学院で学んだ、事業や組織改善の学びのスタイルをひとつご紹介します。 手取り教わったことはキレイに忘れてしまうかも(ごめんなさい!)ですが、我ごとになって掴んだものは財産になる気がします。 事業立ち上げのケース Takeoff Point株式会社さんの事例から先日、公開講座でTakeoff Point株式会社さんのケースを用いたケース対話に参加しました。 新事業開発や組織改善への熱量 公開講座の参加者は業種も様々。東京・神奈川・静岡・愛知・岐阜など広い地域から参加し

      • リカレント進学!地方ロールモデルに見つけた大切なこと

        というタイトルだけが下書きされていました。 タイトルを下書きしたのは、2022年春。 入学して1年経った時に、何かを決断したのでしょう。 エコチェンバーを体感してた時。 学びの質の格差はもちろんのこと、そもそもの「あり方」にも差が。 何が今の自分に1番良いのかを 瞬時に判断する気合いと、判断しない余裕が 大切だなぁと 思います。 出会ってくださって、時を同じく過ごしてくださる方々と,今日,記事読みましたと声をかけてくださった方に 心から感謝です。

        • 【開催報告】経営ビジネスゲーム体験会1

          7月22日、大阪から乾さんをお呼びして「研修でも使える経営系ビジネスゲーム」の体験会を行いました!本日の気温は39℃越え。外気温のごとく熱く盛り上がりました!楽しく、学び深かった! 次回は11月21日(木)に開催します。あなたのご参加をお待ちしております😊 本日体験したゲームは〈7つの習慣〉〈イントレプレナー・オンボーディング〉の2つでした。通常は1ゲーム2〜2.5時間程度かかるところ(会場利用の都合上)2時間程度の早送りで実施。 あともう1つ、松下幸之助さんの〈理念経

        • 固定された記事

        企業家の生きた歴史と対話から1

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        • 精神科診断に代わるアプローチ PTMF レポート
          5本
        • はじめての西田哲学ー善の研究
          0本

        記事

          精神科診断に代わるアプローチPTMF読書会の対話 7章 前編

          【全10回:精神科診断に代わるアプローチ PTMF(5月〜9月編)】読書会でおこった対話や白木先生の教えを元に構成しているレポートです。初学者の方にも易しく解説します。医療関係者だけではなく、人材開発、組織運営、教育現場の方にもおすすめです。 前回の内容はこちらから 👉PTMF読書会の対話ー6章 6章まではご本人にその出来事をどう意味づけたのかを考えるお手伝いについて記述されています。今回は7章について深めていきます。 7章は「生き延びるために、何をする必要がありましたか

          精神科診断に代わるアプローチPTMF読書会の対話 7章 前編

          縁とは何か?

          縁はどこから生まれて、どこに向かうのか? 今から約120年前に宇宙とつながり、自然を愛しネイチャーに50本以上の論文を投稿する南方熊楠。彼が描く南方マンダラに惹かれ、和歌山県にある南方熊楠記念館を訪れた記念に。 南方 マンダラ ー夏の社会見学ーウェルビーイングを追求する中で、「つながりとは何か?」を疑問に抱き 西田幾多郎先生の純粋経験を「100分de名著」からスタートしたのはこの春のこと。次第に「縁」に惹かれ南方マンダラと遭遇しました。 「つながり」や「縁」に興味を持った

          縁とは何か?

          精神科診断に代わるアプローチPTMF読書会の対話 6章

          【全10回:精神科診断に代わるアプローチ PTMF(5月〜9月編)】読書会でおこった対話や白木先生の教えを元に構成しているレポートです。初学者の方にも易しく解説します。医療関係者だけではなく、人材開発、組織運営、教育現場の方にもおすすめです。 前回の内容はこちらから 👉PTMF読書会の対話ー5章 5章まではご本人にその出来事を観察していただくお手伝いについて記述されています。今回は6章について深めていきます。 6章の表題は「あなたはそのことをどのように理解しましたか?」(

          精神科診断に代わるアプローチPTMF読書会の対話 6章

          精神科診断に代わるアプローチPTMF読書会の対話 5章

          【全10回:精神科診断に代わるアプローチ PTMF(5月〜9月編)】読書会でおこった対話や白木先生の教えを元に構成しているレポートです。初学者の方にも易しく解説します。医療関係者だけではなく、人材開発、組織運営、教育現場の方にもおすすめです。 前回の内容はこちらから 👉PTMF読書会の対話ーリフレクティングから… 前回までは5章に進む前に背景へと立ち返りました。主題であるべき「その出来事はあなたにどのような影響を及ぼしましたか?」がすっ飛ばされて次のテーマへと話題が移ったた

          精神科診断に代わるアプローチPTMF読書会の対話 5章

          PTMF理論の対話―リフレクティングから見えた、つい。

          【全10回:精神科診断に代わるアプローチ PTMF(5月〜9月編)】読書会でおこった対話や白木先生の教えを元に構成しているレポートです。初学者の方にも易しく解説します。医療関係者だけではなく、人材開発、組織運営、教育現場の方にもおすすめです。 前回の内容はこちらから 👉PTMF読書会の対話 4章 後編 多様な人に導かれたリフレクティング前回まで4章を前編・中編・後編でご紹介しました。5章に進む前に今回はPTMFの背景に立ち返ります。その理由は、読書会の対話を振り返り(リフレ

          PTMF理論の対話―リフレクティングから見えた、つい。

          精神科診断に代わるアプローチ PTMF読書会の対話 4章 後編

          現在開催中の【全10回:精神科診断に代わるアプローチ PTMF】読書会でおこった対話や白木先生の教えを元に構成しているレポートです。初学者の方にも易しく解説しています。 医療関係者だけではなく、人材開発、組織運営、教育現場の方にもおすすめです。 前回の内容はこちらから 👉PTMF読書会の対話 4章 中編 前編では、イデオロギーが作用する環境下でのMeaningとPowerの関係性をご説明しました。続く中編では、Meaningについて「PTMF」書籍の文中だけでなく、他分野で

          精神科診断に代わるアプローチ PTMF読書会の対話 4章 後編

          精神科診断に代わるアプローチ PTMF読書会の対話 4章 中編

          現在開催中【全10回:精神科診断に代わるアプローチ PTMF】読書会での対話や白木先生の教えを元に構成したレポートです。はじめて書籍を読む方に分かりやすい栞となるよう解説しています。 医療関係者だけではなく、人材開発、組織運営、教育現場の方にもおすすめです。 前回の内容はこちらから 👉PTMF読書会の対話 4章 前編 精神科診療に代わるアプローチPTMFとは英国心理学会で提唱されるPTMF  書籍のタイトル「精神科診断に代わるアプローチ PTMF」に含まれるPTMFとは、

          精神科診断に代わるアプローチ PTMF読書会の対話 4章 中編

          精神科診断に代わるアプローチ PTMF読書会の対話 4章 前編

           2023年5月から開催中の【全10回:精神科診断に代わるアプローチ PTMF】読書会のレポートです。読書会での対話や白木先生の教えを元に構成しており、はじめて書籍を読む方にも分かりやすい栞となるように解説しています。  医療関係者だけではなく、人材開発、組織運営、教育現場の方にもおすすめです。 イデオロギーをたのしむ多様性のつくり方 本編第1回目スタート!初回である前回は、訳者のおひとり白木先生がご登壇され、PTMFの概要というテーマでお話しいただきました。  今回の読書

          精神科診断に代わるアプローチ PTMF読書会の対話 4章 前編

          そのバラになる。

          はや、2年生です。2021年4月大学院に入学してから どとうの1年間。入学の心境を綴る間もなく今年の4月がやってきました。 これまでと、これからを少し。 今、幸せか? ネガティヴな気持ちを治療するのではなく ポジティブに楽しめるか、あるいは癒してはどうか? ポジティブに楽しむ環境はどのように創るのか。なぜ創れないのか、創られていないのか。。。との思いからポジティブ心理学・幸福学の分野に飛び込みました。 もともとデザインということを真面目に考え、なぜそのデザインをするのか

          そのバラになる。

          対話と議論のあいだに

          2020年にはじめた議論の練習。の日記です。 来年に向けての準備にと始めた新しい試み「議論」ですが、 2019年、昨年に「対話」を覚え練習と始めていたところ この対話と真逆の属性(?)を持つ「議論」に戸惑い続ける1年でした。 とはいえ、マナーと愛に溢れる議論が多かったと感じています。 例えば、ありがちな「議論」と称した自身の意思の押し付け合いではなく 対話を通した後の議論であったのかと。 対話やらダイアローグ(私の認識ではですが) 対話やダイアローグの中では 相手のあり

          対話と議論のあいだに

          春から夏の

          春から大学院で 新しい学びを始めました。 今はまだ正規学生扱いではない とのことですが、 ガッツリお勉強させていただいています。 3ヶ月間みっちりハードな授業では、 これまた運良く 同業の大先輩と同じチームでご一緒。 間近で百戦錬磨っぷりのお仕事を感じることができて うまーい、はやーいと感動でした。 こんなタイミングでこのクオリティを繰り出すん! 異業種・異世代・多国籍のまだ、完全オンライン授業のみ。 一度もお会いできていないチームの皆様とも連日連夜ワイワイと。。。 こ

          春から夏の