Yasunori Matsuki
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「#未来のためにできること」に応募してみました⑩一定量以上の蜂蜜(Honey)が蜂達の物語の主役になり得る様に、一定量以上の資本(Money)は社員達の物語の主役になり得るのか?
以下の投稿についてのプロダクション・ノート的まとめ。 はてさて自然言語の進化は写真の登場が肖像画家を、トーキー映画がサイレント映画弁士を駆逐した様な悲劇を再び繰り返すのでしょうか? その話に踏み込む前に「そもそも機械学習技術とは何か?」という話から始めたいと思います。 LLM(Large Language Model)登場前夜の機械学習界隈の風景機械学習技術の大源流、すなわち「訓練用データとテスト用データを分けて考える機械学習」概念の嚆矢はニューラル・コンピューティン
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シンギュラシティより恐ろしい「Big Data活用術の人間への依存率が低下していく時代」における個人のSustainability戦略についての話。
地球上の生物が初めて視覚と視覚情報を授かったカンブリア爆発期に「史上初の百獣の王」の称号を射止めたアノマロカリス。ただしこの生物には硬い殻や棘で覆われていたり、体内に毒を蓄えたり、常に泥中に潜伏する難敵を捕食する手段が一切なく、それ以外全てを乱獲で滅ぼした末に餓死した可能性が指摘されています。 一方最近、深層学習界隈が「学習データの自給」を標榜する様になりました。それまでこの界隈の伸びが著しかったのはインターネット上の巨大トラフィックが「餌」に使えたから。適当なスクレイピン
人工知能技術は、シンギュラリティなど起こさずとも「人間の人間への過学習」を指摘して世界そのものを刻々と変えていくという話。
IT企業の生存率曲線はワイブル分布そのもの。 安定期に入るまで容赦なく淘汰が続く一方、その後の安定が長引くとじわじわと大企業病などに蝕まれていきます。 SAP、IBM、OracleといったSustainability Solution Supplierの皆さんが一緒になって対策を考えてくれるのは後者のみ。実際、Microsoft社がBorland社やNovell社と競合した時、IBMがOracleやAppleと競合した時、いかなる第三者なら仲裁可能だったでしょうか? そも
「#未来のためにできること」に応募してみました⑥本物のSustainability先行者は、そもそも同じ周回上にいない?
以下の投稿についてのプロダクション・ノート的まとめ。 なお、冒頭に登場する会社は特定されても困るので複数の案件をそれぞれ微妙に改変しつつ混ぜ合わせてあります。もし万が一、ピッタリ条件の合う企業が存在したとしても、それこそ私の関知するところではないので悪しからず。そもそも、あの種の扉のセキュリティ・ログは1日分だけでもとんでもない分量になるので、それこそ人工知能技術かCognitive Computingの援用でもなければ迂闊に近付けないというのが正直な所な様です。それでも緊