花火と屋台とはみだし粉
同窓会で20年ぶりにアメリカ国籍の親友に出会った。 昔と変わらない彼と僕はすぐに笑顔を交わし、時間を埋めた。 その時、ドンと花火が上がって綺麗だった。 でも、彼は机の下に縮こまり震えていた。 彼は軍人だった。 平和が当たり前の僕とそうじゃない彼とでは見てる世界が変わっていた。