読書猿『独学大全』を根詰めて読んでいる。この本の意義が重大であり、かつ個人的にも有益だという認識のうえで、気になることがある。序文で学びを可能にする条件として、認知心理学における二重過程説を紹介している。しかし、リミテーションがない。後ほど、このあたりの事情をまとめたい。
フランシス・ベーコンは、人間の知を「想像」「記憶」「理性」の3つに分けた。分野で言えば「想像」は文学などのエリアで、「記憶」は歴史学など、そして「理性」は哲学や数学が当てはまる。ベーコンはこれらを並列に考えていたが、読書猿さんが縦に積んで考えてみる視点が参考になったのでご紹介。
この記事は読書猿さんへのインタビュー記事で、知的探求や独学に役立つ数々の情報やアイデア、例えば、スタンフォード哲学事典や国会図書館リサーチ、EX-library、林達夫さんの著作の存在を知れた。 キーワードは「巨人の肩の上に乗る」 https://www.flierinc.com/interview/interview095