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ネガティブ思考に陥った経緯。そして脱却を目指した結果

なぜ私はネガティブ思考に陥ったか、そして脱却を目指した結果どうなったのかを最後にまとめておきます。

そもそも同じような悩みを抱えている人……いるのでしょうか?
もしいれば、そういう人に届くといいなと思っています。

◎ネガティブ思考の記事一覧

以下、これまで書いたネガティブ思考関連noteの一覧です。

  1. 人は「積極的になれ」と言われて変われるものなのか?

  2. ネガティブ思考から生まれた物語が、あなたを強烈に縛りつける

  3. 中間のない「全か無か思考」は、抗うことが難しい劇薬

  4. 「一般化のしすぎ」で狭まってしまうあなたの可能性

  5. もはや危険信号では!? 人生の豊かさを奪う「マイナス化思考」

  6. あのとき、私は本当に結婚相手として見られていなかったのだろうか

  7. 「悪意」にも一定の役割がある。それでも嫌がらせや意地悪を甘んじて受けるのか

  8. 露骨に退屈そうな顔をしている人に対し、どういう心持ちでいるべきか

  9. どういう理屈? 「私は怠け者だ。だから今日は何もしない」

  10. 止めた方がお互い幸せになる議論。「男性と女性、どちらがお金を払うべきなの?」

  11. みんなやっている「レッテル貼り」。自分に向けるか他人に向けるか

  12. すべて自分のせいにしないと気が済まない人たちに向けて

  13. 10個ある「認知の歪み」の定義を生活の中でどう活かす?

  14. 対人関係のスキルを再構築するなら……おすすめの書籍3点セット

  15. ネガティブ思考は砕けない。何度も沸き起こる負の感情をかわすには

  16. よりよい人生を送るために。『自分の小さな「箱」から脱出する方法』

本当は30本くらいこのネタでnoteを書く心持ちでいたのですが、思ったよりコンパクトにまとまってしまいましたね。

◎私が対人関係を苦手としていた理由

実際のところ、なぜ私は対人関係を苦手としていたのでしょうか。

どういうわけか高校生の頃から、自意識が急に悪発達(?)してしまい、それをこじらせてしまいました。
同級生は青春を謳歌しているという時期に……。
精神的に病んでしまったとかではないのですが、私は急に人付き合いができなくなったのです。

ネガティブ思考は人から言葉を奪います
たとえば……。

  • 趣味でピアノを弾いていることが口にできない(もっとうまい人がいるから)

  • 気に入った本のタイトルを紹介できない(批判されたくないので)

  • 友人を遊びに誘えない(断られるのが怖いため)

◎ネガティブのループにハマる

その結果、ネガティブになる→人付き合いが苦手になる→ますますネガティブになる→ますます人付き合いが苦手になる……。

こんなループに陥ってしまったのです。

私の悲しい生存戦略は、黙ってニコニコしていることくらいでした。

話が脱線してしまいますが、そのため私は高校生が活躍している様子などが少し苦手です。
春とか夏とか甲子園球児が必死に白球を追いかけていますが、そういうキラキラした姿を見ると、心が落ち着かなくなります。
自分の暗黒の高校生活を思い出すので、素直に直視できないのです。

ひねくれちゃっていますね。

◎素晴らしい書籍を紹介してくださった方々へ

……そんな後遺症もありつつ、ネガティブ思考から脱却しできたのは、こちらの記事などでしつこく紹介した、下記書籍が特に大きなきっかけとなりました。

これらの書籍を紹介してくださったのが、読書猿氏とDain氏です。
本当は直接お礼が言えるといいのですが、この場を借りて……ということでご容赦いただければと思います。

◎ネガティブ思考からの脱却

おかげさまで(いい年してですが)今は自分の考えを皆に伝えられることに抵抗がなくなりました。

対人関係もラクになりました。
思っていることを素直に言えるようになったこともそうですが、何か間違ったことを言っても素直にそれを認めればいいだけの話だったのです。

ここまでの心境に至るまで、3年くらいかかりましたが、その過程は辛いものではありませんでした。
なぜなら、人生がどんどん良くなっていくのを実感できたので。

また、このように自分のことをnoteにまとめ発表できたのも、その一つの成果ではないでしょうか。

このマガジンは今回をもって一段落とします。
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

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