KADOKAWA文芸「カドブン」note出張所

KADOKAWA文芸WEBマガジン「カドブン」(kadobun.jp)のnote出張所です。「カドブン」復旧までの間、こちらで情報を発信させていただきます。みなさまに、素敵な本との出会いがありますように。

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  • 【連載】作家が選ぶ 私のおすすめミステリ

    「カドブン」note出張所で公開中の連載企画「作家が選ぶ 私のおすすめミステリ」記事をまとめました。現役作家のおすすめミステリを、インタビュー形式でお届けします!

  • インタビュー・対談

    「カドブン」note出張所で公開中の「インタビュー・対談」記事をまとめていきます。

  • 【連載】『誓いの証言』柚月裕子〈佐方貞人シリーズ弁護士編〉

    柚月裕子さんによる連載小説『誓いの証言』の各話をまとめていきます(日曜・祝日を除く毎日連載を予定)。「佐方貞人」シリーズ、待望の最新作をお楽しみください!

  • 試し読み

    「カドブン」note出張所で公開中の「試し読み」記事をまとめていきます。

  • ブックガイド

    「カドブン」note出張所で公開中の「ブックガイド」記事をまとめていきます。テーマに沿って、カドブン編集部のおすすめ本をご紹介します。

最近の記事

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【角川文庫の冬フェア】「カドワン」特設サイト

角川文庫の冬フェア「カドワン」が、2024年11月27日(水)から全国の書店でスタート! 今年のテーマは「ぜんぶ、もれなくナンバーワン!」。 あのひとのナンバーワンや、著者別売上ナンバーワンをはじめ、いろんなナンバーワンが勢揃い! きみのナンバーワンもきっと見つかる! 年末年始、どうせ読むなら、ナンバーワンがよくなイカ? ■ 角川文庫の冬フェア「カドワン」対象書籍みなさんから届いたオススメコメントをご紹介します。 この年末年始は、あなたのナンバーワンを探してみてください。

    • 【インタビュー】俳優・浜辺美波に聞いた!「生々しいホンネが飛び交う心理戦の演技は大変だった」映画「六人の嘘つきな大学生」インタビュー

      浅倉秋成が描いた小説『六人の嘘つきな大学生』が実写映画化となる。本作は、六人の就活生たちが奮闘する青春ミステリー。「内定者1名」の枠を勝ち獲るために、ある日突然、信頼していた仲間たち同士が本性を露わにし、生々しい心理戦を始める――。終始、スリリングな展開で描かれる本作に登場する大学生を演じるのは、実力も兼ね備えた注目の若手俳優たち。今回は、主人公の嶌衣織(しま・いおり)を演じた浜辺美波に直撃インタビュー。ヒリヒリする心理戦の撮影の裏側を聞いた。  取材・文:横谷和明 嶌さ

      • 作家・吉川英梨が選ぶ 私のおすすめミステリ 第5回

        手に汗握る衝撃的な展開やドキドキの伏線回収など、数多くの人気作品が生まれる“ミステリ”ジャンル。そんな作品を生み出している作家の皆さんは、かつてどんな作品に出合い、そしてどのように自身の物語を生み出しているのだろうか? 今回は2024年10月25日に『センシティブ・キリング 警視庁01教場』が発売となった作家・吉川英梨さんに、おすすめのミステリ作品を伺いました! 現役作家が語るおすすめミステリという、カドブンならではの貴重なインタビューです! ――吉川さんおすすめのミステリ

        • 【第54回】『誓いの証言』柚月裕子〈佐方貞人シリーズ弁護士編〉

          柚月裕子さんによる小説『誓いの証言』連載中! 「佐方貞人」シリーズ、待望の最新作をお楽しみください。 【連載小説】柚月裕子『誓いの証言』第54回  原じいの考えは、品質を落としたものが流通することにより蕃永石の価値が下がる。生産量が増えれば、一時的に蕃永石の名が知られるかもしれないが、それは長くは続かない。本物がわからない消費者たちは、もっと安価で代替えが利くものに流れてしまう。そのとき、蕃永石の価値を改めて伝えようとしても無理だ。蕃永石を後世まで残すには、いいものを作り

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        • 【連載】作家が選ぶ 私のおすすめミステリ
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        • 【連載】『誓いの証言』柚月裕子〈佐方貞人シリーズ弁護士編〉
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          43本
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        • 作品情報まとめ
          42本

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          【第53回】『誓いの証言』柚月裕子〈佐方貞人シリーズ弁護士編〉

          柚月裕子さんによる小説『誓いの証言』連載中! 「佐方貞人」シリーズ、待望の最新作をお楽しみください。 【連載小説】柚月裕子『誓いの証言』第53回  原じいは恵の顔を覗き込みながら、大橋に言う。 「家にあげたいが、今日は掃除をする時間がなくて、かなり散らかっているんだ。悪いが、今日はここで勘弁してくれ」  大橋は首を横に振った。 「気にしなくていいよ。俺、ここ好きだから」  原じいは、済まなそうに笑った。どうやら、大橋が気を遣って言っていると思っているらしい。しかし、大橋の

          【第53回】『誓いの証言』柚月裕子〈佐方貞人シリーズ弁護士編〉

          【カドワン】対象作品一覧③「KADOKAWA社員のNo.1」

          角川文庫の冬フェア「カドワン」がスタートしました! 今年のテーマは「ぜんぶ、もれなくナンバーワン!」。 本ページでは、フェア対象作品の中から「KADOKAWA社員のNo.1」48作品をご紹介します。 ■ 著者別売上No.1🚩 夏目漱石『こゝろ』 🚩 伊坂幸太郎『グラスホッパー』 🚩 米澤穂信『氷菓』 🚩 貴志祐介『黒い家』 🚩 万城目 学『鴨川ホルモー』

          【カドワン】対象作品一覧③「KADOKAWA社員のNo.1」

          【カドワン】対象作品一覧②「本屋さんのNo.1」

          角川文庫の冬フェア「カドワン」がスタートしました! 今年のテーマは「ぜんぶ、もれなくナンバーワン!」。 本ページでは、フェア対象作品の中から「本屋さんのNo.1」をご紹介します。 ■ 本をこよなく愛するミステリ博士 ときわ書房本店・宇田川拓也さんのNo.1🚩 藤原伊織『テロリストのパラソル』 ■ 面白すぎて完徹、翌日も仕事する書店員 芳林堂書店高田馬場店・江連聡美さんのNo.1🚩 辻村深月『闇祓』 ■ 面白いと思った本は異様な熱量を注いで売る書店員 TSUTAYA 中万

          【カドワン】対象作品一覧②「本屋さんのNo.1」

          【カドワン】対象作品一覧①「著名人のNo.1」

          角川文庫の冬フェア「カドワン」がスタートしました! 今年のテーマは「ぜんぶ、もれなくナンバーワン!」。 本ページでは、フェア対象作品の中から「著名人のNo.1」をご紹介します。 ■ 安野貴博さんのNo.1🚩 佐藤 究『テスカトリポカ』 ■ けんごさんのNo.1 🚩 君嶋彼方『君の顔では泣けない』 ■ 齋藤明里さんのNo.1🚩 森見登美彦『四畳半神話大系』

          【カドワン】対象作品一覧①「著名人のNo.1」

          『ここにひとつの□がある』梨 初回出荷分限定特典 折り方解説

          この記事では、2024年11月の角川ホラー文庫新刊『ここにひとつの□がある』(著:梨)に初回出荷分限定特典として封入されている「折箱」についての折り方を解説しています。 ※掲載されている画像の折り紙はイメージです。特典の絵柄ではありません。 手遊び歌「折箱」 『ここにひとつの□がある』をお買い上げいただき、 誠にありがとうございます。 今からあなたにご紹介するのは、 ひとつの箱にまつわる、とある「歌」と「遊び」に関するお話です。 童歌を模したと思われるその歌は、 例えば

          『ここにひとつの□がある』梨 初回出荷分限定特典 折り方解説

          【試し読み】新名智『虚魚』冒頭特別公開!

          第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉受賞作が、待望の文庫化! 新名 智さんが手掛けるホラーミステリ『虚魚』の刊行を記念し、試し読みを特別公開します。   連続する怪談の全貌とは――? 物語のはじまりを、どうぞお楽しみください。 あらすじ 『虚魚』試し読み そら‐ざかな【空魚・虚魚】(名) ①釣り人が自慢のために、釣り上げた魚の数や大きさなどを、実際よりも大きく言うこと。また、その魚。 ②(主に釣り人同士の)話の中には登場するが、実在しない魚。 一、釣り上げると

          【試し読み】新名智『虚魚』冒頭特別公開!

          【第52回】『誓いの証言』柚月裕子〈佐方貞人シリーズ弁護士編〉

          柚月裕子さんによる小説『誓いの証言』連載中! 「佐方貞人」シリーズ、待望の最新作をお楽しみください。 【連載小説】柚月裕子『誓いの証言』第52回    第四章  大橋は、押してきたベビーカーを原じいの家の前で止めた。 玄関のチャイムを押す。誰も出てくる気配はない。出直そうかと思いかけたとき、母屋の脇にある小道を、原じいがこちらに向かって歩いてきた。 「よう、来たのか」  原じいが大橋に声をかける。作業着を着ているところをみると、工場で仕事をしていたらしい。 「忙しかった

          【第52回】『誓いの証言』柚月裕子〈佐方貞人シリーズ弁護士編〉

          【インタビュー】本格ミステリー的な装置を用いて、描きたかった時代と人々『罪名、一万年愛す』吉田修一

          取材・文:瀧井朝世 撮影:干川 修 ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年12月号からの転載となります。 『罪名、一万年愛す』吉田修一インタビュー 嵐に見舞われた絶海の孤島、財を成した一族、当主の失踪、その場に居合わせた探偵――。オーソドックスな推理小説然とした設定が詰め込まれた『罪名、一万年愛す』。その著者が吉田修一と聞いて意外に思う人も多いのではないだろうか。 「編集者と新作の打ち合わせをしている時に、山崎豊子や松本清張の話になり、“『華麗なる一族』みたいな話はどう

          【インタビュー】本格ミステリー的な装置を用いて、描きたかった時代と人々『罪名、一万年愛す』吉田修一

          【第51回】『誓いの証言』柚月裕子〈佐方貞人シリーズ弁護士編〉

          柚月裕子さんによる小説『誓いの証言』連載中! 「佐方貞人」シリーズ、待望の最新作をお楽しみください。 【連載小説】柚月裕子『誓いの証言』第51回  佐方は舞衣の問いには答えず、事件の話に戻した。  被害者は銀座のクラブにつとめているホステスであること。飲んでいた酒に久保から睡眠薬を入れられて、同意がないままホテルに連れ込まれたこと。久保はホテルへ行ったことは認めているが、睡眠薬を入れてはいないし同意があったうえでの行為だったと訴えていることを伝える。 「いまわかっているこ

          【第51回】『誓いの証言』柚月裕子〈佐方貞人シリーズ弁護士編〉

          【ブックガイド】ときめきもドロドロもどんでん返しも、全部入りで♪ 恋と謀略の大河ファンタジー5選

          すっかり夜が長くなってきたこのごろ。 とっておきのお茶を、あるいはおいしいお酒をお供に、 壮大な物語に挑んでみるのはいかがでしょう。 かつて『源氏物語』を挫折した前科がある、ロマンティック苦手勢の担当ですが、たいがい大人になって読み返してみると、決して恋だけの話ではないのですね。 恋と、その影響が動力となる宮廷政治劇がめっぽう面白い。 そう思って読むと、恋という現象の理不尽さは、あらためてとっても面白い。 甘い、辛い、甘い、辛い、とこれは無限に摂取してしまうやつではないですか

          【ブックガイド】ときめきもドロドロもどんでん返しも、全部入りで♪ 恋と謀略の大河ファンタジー5選

          【Xで絶賛の声、100超え。感涙の報告、止まず】河野裕『彗星を追うヴァンパイア』読者の熱いコメントをまとめました。

          河野裕さんの新刊『彗星を追うヴァンパイア』を読んだ全国の皆さんから、感動の声が次々と寄せられています。X(旧Twitter)だけでも、「今年一面白かった」「とにかく涙がとまらない」「大傑作」など絶賛コメントや感涙の報告が100を超え(発売2か月時点)、いまも増え続けています。お読みくださった皆さん、ご感想をお寄せくださった皆さん、記事での紹介をご快諾してくださった皆さん、ありがとうございます。感謝を込めて、読者の皆さんの最高に熱いコメントをまとめてお届けします。 ※コメント

          【Xで絶賛の声、100超え。感涙の報告、止まず】河野裕『彗星を追うヴァンパイア』読者の熱いコメントをまとめました。

          【インタビュー】『遠野物語』刊行記念インタビュー 鯨庭【お化け友の会通信 from 怪と幽】

          名著をマンガ化する新シリーズ「KADOKAWA Masterpiece Comics」。 その第2弾として刊行された『遠野物語』が話題を呼んでいる。コミカライズを担当したのは、本誌2022年8月号の「プラチナ本」でご紹介した『言葉の獣』の鯨庭さん。 動物をありありと描くマンガ家に、今回の作品についてうかがった。 ※「ダ・ヴィンチ」2024年12月号の「お化け友の会通信 from 怪と幽」より転載 取材・文:宮本幸枝 弱かったものたちにも目を向けたい気持ちで 女性や動物たち

          【インタビュー】『遠野物語』刊行記念インタビュー 鯨庭【お化け友の会通信 from 怪と幽】