黒木 玲

肉体系社畜。将来はマルチクリエイターとして活動予定のイラスト、小説書き。ファンタジー、推理、ホラー、冒険系が大好物。日記感覚で色々考えだったりを投稿したりたまには小説も投下。 将来的に周囲を巻き込んで規模がデカいことがしたい。長期的な目標は大人数でのアニメーション作成。

黒木 玲

肉体系社畜。将来はマルチクリエイターとして活動予定のイラスト、小説書き。ファンタジー、推理、ホラー、冒険系が大好物。日記感覚で色々考えだったりを投稿したりたまには小説も投下。 将来的に周囲を巻き込んで規模がデカいことがしたい。長期的な目標は大人数でのアニメーション作成。

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    自作の小説集です。どれもこれも断片的なアイデアを調理して適切な調味料を加えてぐつぐつと煮込んだものになります。 お時間がある時にどうぞお召し上がりください、拙い物ばかりですがお口に合えば幸いです。

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禁書は読んだ猫を殺すのか

 好奇心は猫を殺す。という言葉がある。好奇心が強すぎると身を滅ぼすことになりかねないという意味をもつ言葉。 古くからとある国では猫に九生あり「Cat has nine lives」という表現があり、その猫でさえ好奇心をもつと危険であるため人間であれば更に危険であるという意味を含んでいる。    私は無類の読書好きであり、暇さえあれば本に夢中になっている。今置かれている状況ですらそう。  しかし、背後に銃口を突きつけられている気配に興奮と恐怖が入り混じって心の中が混沌としている

    • 目標にしたい絵師さんが決まった

      こんばんは、黒木です。 今年の8月から本格的にプロになりたいと思い絵の練習をしているのだが、目標の絵師さんが決まらずにヤキモキしていた。 そこで自分はどういう絵を描きたいのか考えてみた。 ・物語を描くからストーリー性のあるものを描きたい ・昔から色とか興味あるからカラフルな感じのを ・複雑かつ、いろいろな要素だったりを取り入れたい ・圧倒的な構図で見る人を感動させたい。 正直、昔から見ているハガレンの荒川弘さんとか、Pandoraheartsの望月淳さんとかを目標にしよう

      • 読書感想【思考の整理学】より「朝飯前」

        すっかり夜行性になってしまった現代人は夜でないといい仕事ができないと思い込んでいる。 朝早く起きるなど老人のすることだと笑われる始末。 朝の脳みそは夜の疲れきった脳みそよりも遥かに効率に優れている。寝起きから約2時間ほどがゴールデンタイムと称されているのだからこれを活用しな い手立てはない。 朝の時間をフルに活用し、さらにパフォーマンスを上げるにはどうしたらいいか。朝食を抜くのだ。 「朝飯前」という言葉があるが、これは朝食前にできるほど簡単だという意味である。簡単だか

        • 8月から13回ほど読書会に参加してみて

          私が読書会に興味を持ったのは7月あたりだった。 会社の人に読書好きの方はいないし、どこかで読んだ感想とかをシェアしたいなと考えていてたどり着いたのが読書会。 正直中々敷居が高そうだし、自分が入っても良いのかなと思いつつオンラインイベント(もちろん無料)に申し込み、入ってみた8月下旬。 人生初の読書会当日。 その日の読書会は堅苦しい感じで初回ということもあり、司会の方も少しギクシャクしていた。 15分ほど読書をして、感想シェア。 私は中々こういうプレゼンが大の苦手なのでち

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          降り頻る雷雨は禍福を糾える

          「雷光が稲に当たると稲が妊娠して子を宿す」昔からの言い伝えだ。  この地域では信仰している竜が起こす雷雨が五穀豊穣の恵を齎すと言われている。   ただ、その引き換えとして大きな代償が必要になる。  月に一度竜への生贄として子供を一人差し出すことでその恵は約束されたも同然だった。  その約束を破れば凶作や大災害に見舞われ、この地域一体は滅びることになるだろうと子供達に口酸っぱく弁舌するほどだ。  万雷を束にした巨大な雷がここを撃ち滅ぼしにでも来るって言うのか。  全くもって馬鹿

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          短編作品を作る過程が楽しすぎて止まらない話

          私は最近長編を描きつつ短編の方にも力を入れるようにしている。 なぜなら楽しすぎて止まらないからだ。 音楽、小説、漫画、実用書などなどからインスピレーションを受けた結果、創作意欲が湧いてきてアレ書きたい、コレ書きたいという気持ちが湧いてくる。 正直書きたいものが多すぎて排出が追いつかない…。(すでに5、6個ある) インスピレーションの供給過多…。でもそれがいい。(変態) 最近書いた作品だと落語の「死神」から連想して「医者」「雪の街」「欲をかく」など思いついたアイデアをつな

          短編作品を作る過程が楽しすぎて止まらない話

          焔炎に焚べる者

           夕日に地平線が赤く染まっている。いつも目にする何気ない風景、僕からすればあの沈む太陽を見るたびに心の中が哀愁に染まっていく。赤から青へと徐々に移り変わっていく時間帯。  そういえば、あの人を殺した時も窓からこの風景が映っていた。  知識欲に溢れエネルギッシュに満ちていたあの長い年月。弟子を持った今でも忘れられない日々が宝物と化している。  もうそろそろランプに火をつけようとマッチに手を伸ばす。 「お父さん、ただいま〜」 「師匠、ただいま戻りました」 「おかえり、ヴィオラに金

          焔炎に焚べる者

          石上で鳴く閑古鳥

          〜現在〜  私は生まれつき目が見えない。  瞼を開けても一粒の光すら見通せない完全なる暗闇。  閉ざされた視覚を補うかのように残りの四感は常人以上に敏感だった。お前は目の見えない役立たずだ。大人たちからの迫害が皮膚だけでなく心にも深く突き刺さるように痛めつけられる。  いつも四方八方を硬い石造りでできた部屋に折檻されて片隅にある硬いマットレスの敷かれたベッドの上で体育座りをしている。  朝昼晩にドアの隙間から食器と共に食事が提供される以外は外部との接触はほとんどなかった、外の

          石上で鳴く閑古鳥

          死神の灯火

           月の無い夜、暗黒に染まる空から雪の降る煉瓦造りの通りを一人で街灯に照らされつつ項垂れて歩く。  彼には病床の恋人がいるのだが、日に日に病状が悪化していく様子に焦燥感を募らせていた自分にはバイト代を稼いで彼女の医療費に当てるほかない、何でも屋をしつつバイトを何個も掛け持ちしてるのだが、これ以上バイトを増やしたら本当に体を壊してしまいそうだ。  ため息をこぼした瞬間。 「おい、にいちゃん。何か悩んでいそうなお顔だな」  突如と声を掛けられ、声の主を探るために慌てて上下左右へと首

          死神の灯火

          日帰りで往復6時間かけて本屋にいった話

          私は地元に戻る前、住んでいる場所から1時間ほどかけてお気に入りに本屋に月1程度本を買い漁っていたのだが 地元に戻ってから行く機会がほとんどなくなってしまった。 何せ片道だけで高速でも3時間くらいかかる。 盆休み期間中、行くならこれがチャンスだと言わんばかりに早朝5時半に支度を済ませて車に乗り込んで出発。 下道で行ったため、山奥の道を少し迷いつつ進んだ(電波悪すぎて携帯のナビが機能不全を起こす) そんなこんなで電波が回復し、ナビも機能を取り戻した中でようやく本屋に辿り

          日帰りで往復6時間かけて本屋にいった話

          夜の銀狼は月に吼える

          序  人狼、それは人に紛れて人を喰らう怪物。狼と同様に羊や野生動物も食すものの月光に当たれば食欲を抑えきれなくなってしまう特性を秘めていた。  その呪いとも言える特性は満月になれば最大化され、新月になれば眠ったようにおとなしくなる。  森が極端に伐採され、狼の獲物が減り家畜や人を襲うようになると人狼も人里に降りて人を狩るのも自然な流れとなったのだ。  各地で街が発展していき、それと比例して夜中の人狼被害が絶えない国内では、とうとう痺れを切らした中枢卿が教会に対人狼専門の戦闘

          夜の銀狼は月に吼える

          読書記録:継続思考

          何かをやろうと思って継続したいけど中々三日坊主とかで続かないことも多いと思う。 そんな時に前々から気になっていた「継続思考」をオーディブルで聞いてみた。 著者曰く攻略法を見て効率的にやろうとすると失敗するので自己流で色々とこうやったらやれそうだななど自分なりに試行錯誤してみるのがいいらしい。 ざっくり説明すると ①まずはやってみる ②これいいなと思ったことをとりあえず一秒でも一分でもやってみる。 (※毎日やるこれ重要) ③習慣化 ポイントは自分でやると決めること。 や

          読書記録:継続思考

          スマホ依存と向き合う

          先日スマホを使用している時間が増えていたこともあってあえてスマホの方でYouTubeのアプリを削除した。 サブスクは音楽とか聞くので一応残しつつ。 PCで必要な時にしか開かなくなり、不必要にスマホに手をつけることも減ってきている。 その分読書やイラストなど趣味に時間を割くことができ、非常に充実している。 スマホを手に取る大半がYouTubeの動画だったのでこれはいいことだ。 また代わりとしてYouTube musicとオーディブルを作業のお供にしている。 ここ数年、

          スマホ依存と向き合う

          短編小説が完成したけど、まだnoteには載せたくない理由

          私は4月くらいに本気で短編作品を描き始めて5月中ば、1万2千字の短編を完成させ、3〜4作品くらい同時進行で書き進めている。 熱が入った作品とそうでない作品があるので一気に進んだり急停止したりを繰り返している状況。 メモアプリの肥やしになっていたアイデア群から作品へと昇華しているので芋蔓式にどんどん作品が頭の中で形作られてくる。 まあ数年間にわたり今まで燻りに燻っていたものが一気に燃え上がっていく様は、異常に爽快で書き始めたら荒削りなことも気にせずに一気に書いてしまう。

          短編小説が完成したけど、まだnoteには載せたくない理由

          やる気

          私は以前、検索エンジンに「やる気を出す方法」と入力して色々探しまくっていた時期があった。 結論、付け焼き刃の知識となり、どれもこれもやってみても長続きしなかったのがほとんどでやる気を出そうと思っている時点で負けなのだと気づいた。 そこで「世界の頭のいい人がやっていること」という本の要約YouTubeチャンネルで紹介されており、動画を聴いてみてたった一言に探し続けた問いに答えを射ていた。 著者曰く「取り組む環境が大事」だと。 勉強のし過ぎで親に怒られていたというエピソード

          天秤

          私はイラストを練習して上達させたいし、小説も書いて賞に出せるくらい上達させたい。それにそれらを彩るために読書で知識をつけたい。 だが仕事が長すぎてどれもこれも中途半端に終わる。けれどきつい分収入が比例して多く、実際天職に近いかつ将来のためにやり続けているのだ。 天秤にかけてなお、私は優柔不断故に選べずにいる。どちらかを切り捨てる覚悟が足りない。 一生安泰のまま趣味を中途半端に終わるのか、はてまた趣味を完全に充実させて安定しない生活。 未来を決めるのは自分自身、この選択