本の読み方は多々あれど。
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
会社に図書スペースがあることもあってか、読書に意欲的な方が多い社風。福利厚生としてありがたく使い倒している。
間接的に聞いた話によると、社長自ら多読家らしい。その上、年間300冊とか読んでいたこともあるらしい。
私自身、自己啓発本とかなら1日で読めないこともないが、大抵の本はゆっくり読む。あまり読書スピードは早いとは思ってない。
本の読み方には様々なスタイルがある。「音読」「精読」「併読」「速読」などは、誰しも聞いたことがあるかもしれない。
それだけでなく、会社の図書スペースにて圧倒的存在感を放つ読書猿の「独学大全」ダイヤモンド社をパラパラッと捲った際に、さらに多くの読み方を推奨していた。
例えば、ページに目を落としたままなるべく早く読む「転読」。自ら疑問を持ち、著者と対話する「問読」。
読むべき部分と(当面の目的のためには)読まなくていい部分を見分けて、必要なところだけ読む「掬読」。
その他にも、時間制限を設設ける「限読」や線を引いたり印をつける「刻読」などを推奨していた。
大前提は独学のための技術ではあるため、小説を楽しむよりかは、本を読んでより教養を深めるための読み方ではある。
読み方はスキル的なものでもあるため、意識すれば体得もできよう。実際に読書に目的意識は、ないよりはあった方が良い。
でも個人的には、自分の読みたいように本を読むのが、一番良いと思う。
誰かよりも早く本を読むとか、誰よりも多く本を読むとか、誰よりも造詣深くなりたいのならば、こういう読み方を会得するのも良いだろう。
だが個人的に知識欲を満たすために本を読むのが苦手。新しい知識を得たり、教養を深めるよりかは、心に残る一冊を増やしたい。
そのためにも、自分が読みやすい方法で読んで、自分なりの感想を持って読む方が、頭よりも心に残るのではなかろうか。
ちなみに、私が好きなのは「積読」かなぁ。只でさえ「遅読」なのに、読み切れないほど本を溜め込んでは、本棚を見てうっとりしている。
あとお風呂で本を読んでいる時なんかは、急に「音読」をしたくなっちゃう人。セリフが続いていると、つい声に出して読みたくなっちゃうのだ。
村上春樹さんのオサレな翻訳のセリフを読むのとか、楽しいじゃん(やれやれ)。
まぁ色々書いてはみたが、読み方は多々あれど、好きなように読んで、好きなように楽しむのが良いってことで。それではまた次回!