沼地のある森を抜けて 読了。 ぬか床の話しだった。 酵母菌を主とする独特のフローラから異端の生命が生まれる、謎のぬか床を発端とする一族を巡る数奇な運命だった。 きっと、ありふれたぬか床をかき混ぜる日常のルーチンから着想したと思うと胸が熱くなります。本当に凄い筆力。