お正月に読みたい本。梨木香歩さん北村薫さん。

画像1 梨木香歩さん『裏庭』、北村薫さん『鷺と雪』(『街の灯』シリーズ)。但し、どちらも内容がヘビー級。梨木香歩さんは、そもそも児童文学を外国で師の元で学ばれたとか(確か)。『裏庭』も第1回児童文学ファンタジー大賞受賞作。児童文学と侮る勿れ!しっかり容赦ないとこもあります。『鷺と雪』のほうが読み手によっては優しいと感じられるかも…?ああ、どちらも戦争が出てきますね。昨日より熱が上昇してるので、読めるかなあ。読書もそれなりに力が要る。
画像2 上のお二人で「宗教とは」めいた内容が強いのはこの二冊かなあ。最近、新書を見てないから。『村田エフェンディ滞土録』と『玻璃の天』。『村田~』のほうは諸に多国間宗教がっつり。戦争もがっつりがっつり。『玻璃の天』で語られる宗教観は少し独特で。……二冊共、ボロ泣きした気がします。拙作『コトノハ薬局』主人公・音ノ瀬ことは、『街の灯』女性運転手ベッキーさん(愛称)に影響を強く受けて生まれました。

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