お題

#眠れない夜に

夢のような話、目を閉じるのが怖くなる怖い話……。夜に読んでほしい物語を投稿ください!

急上昇の記事一覧

ずーっと行きたかったとこ【日記みたいな】

こんにちは Blue handです。 十年くらい前に何を見て知ったかも忘れてしまいましたが、ずーっとずーっと行きたかったところがありました。 「行きたいなー」 「行こうよー」と言っても誰も「行こうか!」と 言ってくれなかったところ。 今年の誕生日に合わせてやっと行けました! ずーっとずーっと行きたかったの。 なぜって? 深海魚を初めてテレビで観た時から、「なんて奇妙な生き物なのーっ?」と惹かれてしまったからなんだけどね。 「うぅーっ、気持ち悪い、気持ち悪い」って言いな

【マシュマロ】純文学が好きだから、読書離れの世の中であっても、過去の傑作を一人でも多くの人に読んでもらいたい! 他ひとつ

 マシュマロにご感想を頂きました。 ありがとうございます! 拙記事『【ショートショート】鼻っていうのは (1,615文字)』をお読み頂き、とても嬉しいです! その上、元ネタである芥川龍之介の『鼻』まで。感無量です。 というのも、まさに明治〜大正にかけての純文学を読むきっかけを作りたくて、このショートショートを書いたからです。 わたしは普段、小中学生向けに読書会をやっているのですが、みんな、スマホを見たばかりで本を読んでくれないんですよね。ましてや夏目漱石や芥川龍之介

【詩】頓珍漢

とんちんかん 右は左で 左は右 上は下で 下は上 お箸はどっちに持つんだっけ? とんちんかん 東は西に 西は東 北は南に 南は北 太陽はどっちに沈むんだっけ? 真面目に生きても損をする 真面目に生きるの偉いけど 真面目に生きたい 馬鹿をみたい とんちんかん 押すなは押せで 押せは押すな 真面目が得する 正義が勝つ そんな世界がみてみたい #詩 #自由詩 #詩歌 #創作 #短編 #悩み #スキしてみて #眠れない夜に

もうどうにも 【詩】

しりこだま を抜かれてから というもの ぼくは 不安です 憂うつです いても たっても ぞわぞわするばかりです 子どものころには 三原色でした 赤 青 緑 ときには黄色 西からは 海が見えたりもして 桃色キリンや ナウマンゾウが 燃えていたり 港の見えない 公園を 竹馬で 泳いだりもしたのです (風変わりな症状ですな) へばりつく 煉瓦運動 アカ桟橋の 倒錯倉庫 晴れた日のカナタけむり立ち 神さま 仏さま ペリーさま 丘のふもとで ムーミントロール 桃色キリンも眠ってい

詩 | 雪月花

雪のような純粋さを持ち 月のように控えめで 花のように艶やかな女になりたい 雪のようによごれやすくて 月のように他人の光で光り 花のような儚い夢を持つ女です あるときは雪子 あるときは月子 あるときは花子になる それが私… #雪月花で文を作ろう #漢字3文字で詩作してみよう #note投稿企画 #雪月花文学 #眠れない夜に #自己紹介 #イラスト

【ショートショート】将門塚の浮遊霊 (2,586文字)

 大手町のど真ん中。林立する高層ビルを眺めながら歩いていると、突然、空気が変わったようになにもないスペースが現れる。ついさっきまでの人混みが嘘のようにひっそりと閑して、真っ白な砂利に囲まれた石畳の向こう側、いかにもなにかを沈めるためのお墓がぽつんと立っている。思わず、祈らないではいられない神々しさ。それこそ日本を代表するパワースポットのひとつ、将門塚である。  平将門は平安時代中期に活躍した千葉の豪族で、関東八ヶ国の国府を攻撃、それぞれの国司を追放する平将門の乱を起こしてこ

「異世界」に行こう!

   世に「異世界もの」というジャンルがある。今更説明の必要もないと思うが、アニメや漫画、ライト系ノベルなどでお馴染の世界だ。  これだけ隆盛を極めているからには、よほど現実世界をつまらないと認識している人達が多いのだろう。  確かに、人生「勝ち組」にとっては、この世はまさにカネで築き上げた「異世界」とも映るだろうが、やり切れない位に「格差社会」が定着しつつある現代に於ては、圧倒的大多数である「負け組」が、この世あらざる世界に遁走を夢見るのも分からぬではない。  学業も腕

【詩(のようなもの)】寒ぶり宣言

冬のお知らせ 寒ぶり宣言 ノリノリ脂 出世したなら 旨みもたっぷり 一度は食べたい氷見の寒ぶり プリっと甘み 刺身でいきたい #詩 #自由詩 #詩歌 #創作 #短編 #寒ブリ #氷見 #スキしてみて #眠れない夜に

🎵儀式(セレモニー)🎵

歌ってみた。

詩|白い声

真っ白な時間が積もっていく音 たとえ耳が壊れてたって聴こえる 張りつめた空気が静寂を奏でて さらさらと降りつづく雪のリズム まだだれも足を踏み入れたことのない 降り積もった新雪のベッドに横たわって 仰向けになって舞い降りてくる結晶を 切ない気持ちで待ってるのが好きだった 花びらみたいにハラハラと散って 渇いた唇に張りついて溶けていく あの冷たい感触は憶えているのに あの日の空の色だけ思い出せない ずっと詩を書いていた 白だけの世界で たったひとりで 涙を凍らせたまま

【詩】何でもないや

何でもないや、 と言葉を飲み込む 嘘ではないが 本当でもない 取り繕った優しさは 誰のためになるのだろうか それでも そんな優しさも 時にはきっと必要で 何でもないや、 と引き返し ただただ 笑顔で応えればいい #詩 #自由詩 #詩歌 #創作 #短編 #スキしてみて #眠れない夜に

対談 学ぶことが多い

Nice to see you again 

【無料】いつも、コメントやスキを頂きまして、ありがとうございます ※プロフィール記載の視点から投稿しております。ご理解をよろしくお願い致します 対談 どうしても、自身が興味あることに偏るが、対談番組を視聴していると気づかされることが多い できれば、録画ではなく生ライブ対談 対談は、1人が一方的に話をしていると、面白みがない。 キャッチボール会話が良い 相手の聴く姿勢にも注目している 簡単に要約をして、返答するパター

【創作】ケンタウロスの谷で【スナップショット】

    私は眠っていたのか   起きたか そなたはこの谷間に落ちて 気を失っていたのだ   ああ あなたは 名高いケンタウロスか 人の上半身と馬の下半身を持ち 疾風のごとく野を駆ける種族 聞いたことがある この国の谷間に隠れて 暮らしていると   いかにも そなたは勇猛な騎士団長なのだろう この国の騎士団を率いて 他国と戦っていると聞いている 早急に戻る必要があるだろう   私は疲れ切っている 愛馬もどこかに行ってしまった 戦などもうよいのだ   そなたがいなければ 騎士団は

詩 「孤独の名言風」

1. あなたはひとり わたしもひとり あなたがふたりだったら あなたはあなたじゃない わたしがさんにんだったら わたしはわたしでいられない 2. 友人がいない人は 性格に問題がある と思っている人の 性格にはかなり問題がある。 3. ソロ活だか おひとりさまだか ぼっち飯だか知らんが 人間がひとりで飯食ってるだけだろ。 いちいち名付けんな。 ひとりでご飯食べるのが そんなにちゃみちいでちゅか? SNSで誰かにかまってもらえないと ご飯も食べれないんでちゅか? 4. クリ

花言葉はソラシド(⒈藤の酔う恋)

『私たち、離婚しました』  友人夫婦が揃ってSNSに〈ご報告〉の投稿をした。紙切れに添えられたマリッジリング、普段ならば、ざっと目を通してスルーするような内容である。  一瞬、『結婚おめでとう!』が頭をよぎった。が、このカップルは別の道を歩むらしい(こんな真似をしなくてもいいものを)。  深夜アニメの放送に併せて、コンビニエンスストアで最も高価なアイスクリームの蓋を開ける。  午前の贅沢、ピンクとブルーの渦巻きを平たいスプーンで掬って、幸せの味とやらに首を傾げた。  チグ

🎵眠れない夜を抱いて🎵

歌ってみた。 外してるけどテイク・ワンで投稿😊。

〔詩〕赤い海

切なさとは 心を切りつける何か 時には剃刀 時にはナイフで 鎌鼬のように襲いかかる せっかく大人の顔で 懐かしそうに夢を語っていたのに 諦めた不甲斐なさと 届かなかった悔しさは おくびにも出さないで すみません 滲んだ血をそっと拭うような 優しい言葉はありますか 逃げ込んだ先は 更に切ない言葉の海で 私は溺れるしかなくて 力尽きて漂う夜 数え切れない傷口から流れ出すのは 閉じ込められ 腐敗した 熟れることのなかった果実

透明な世界の絵本

誰の役にも立たない、 そう自分のことを言う少女は 空気のような世界に住んでいた 静かに冷たく息をしていた 暗くて透明な、 複雑な感情の下で そんな彼女が図書館で見つけた 一冊の絵本 これが彼女の世界を変えた 目を離せずにいた 心がずっと波打っていた 優しくて、美しい絵本 無頓着だった彼女の心が あふれ出し、 心の花が咲いた あとがき 誰かの心をぐっと鷲掴みできるような そんな物語を書きたい!

薬の効用

薬ってすごい。 ドラマ・ブラッシュアップライフの中で主人公が薬剤師になる回があって、薬の飲み合わせや正しい服薬の方法を説明していた。 私はそれらをそこまで意識したことがなくて、温かいお茶で薬を飲んでいた…。これからは水で薬を飲もう。 夜中、鈍痛で目が覚めた。 身体の節々が悲鳴をあげていて、湿布やカイロなどをペタペタと貼って寝ているのだけれど、それでも凌げなかったようだ。 メンタル不調から身体の機能に支障をきたすことは既に経験済みなので、特になんてことはないのだけれど、眠れ

スポーツ廃止論

  スポーツ系のアニメこそ見るが、僕は元来スポーツ音痴であると同時に。スポーツ嫌いでもある。  元来スポーツとは、狩猟時代……獲物を捕らえる技の鍛練と同時に、気散じ……要は「遊び」でもあったらしい。  これがやがて、身体を鍛え、立派な兵士に育て上げる訓練とも見做されるようになったのだろうか。  特に日本にスポーツが入ってきた明治時代あたり……やはり外国と比べての貧弱な肉体を鍛え、海外でも通用する力量磨きの手段とみなされ……すでにして「遊び」の要素は全く欠落していたようだ

詩 : 色彩探しの冒険 #色見本帖

「色彩探しの冒険」 様々な人が秋の景色と 色彩の競演が始まってのに 気おくれで焦る自分がいる 自分に合いそうな色味を探すのに 色彩をまだ見つけきれないまま 他人(ひと)の着こなしを研究している 自分のポテンシャルを見つけるのに いつも失敗の繰り返し 鏡に映る 面立ちや身長 自分の性格や PTOに合わせた 着こなしていたつもりだった いま改めて 今まで 服や小物 そして化粧の仕方にも いろんなチャレンジの冒険をして 背伸びせず 無理しない 自分探しが 最大のアピールポイ

あなたのカルマについて

カルマについて、考えたことはありますか? 私にとってカルマは、 どこか他人事な単語だった。 数年、数十年、 同じような悩みや失敗を 繰り返している人や 大きな問題を抱えてる人を見て 「これがあの人のカルマかな」 と漠然と感じることはあっても 自分のカルマについては よくわからないし 考えたこともなかった。 カルマの正体そんな今日、カルマについて 面白い記事を読んだので紹介したくて noteを書いています。 もっと大きくて、複雑なものだと 思っていたカルマが 以前

最後まで一緒にいてあげる

私が君の夜になってあげる。 安心して夢が見られるように。 もし何かが君を怖がらせるなら 必ず君を守るから。 真夜中に私の名前を呼んで。 怖がらないで。 私は君のイマジナリーフレンド。 君だけが知っている。 君の記憶の中に存在する。 最後の最後まで、 君のそばにいてあげる。 「一緒に踊ろう、踊り続けて。 君の力になるから」 ITZYさんの『Imaginary Friend』に 少しハマっている。サビのメロディーが聴きやすい。 祖母が亡くなって、祖父がとても落ち込

野良猫ノラ

野良猫の写真がみんなのフォトギャラリーでありえない程たくさんの人に使われている。 使用していただいた方々ありがとうございます。 この野良猫を勝手にノラと名付けている。 りんごの国でもとうとう雪が降りやがった‥‥ 野良猫たちはこの雪国の冬をどう乗り越えているのか自分の事と重ねて心配になる。 思わず作ってしまった(°∀°) ノラちゃんごめん。 スマホケース ランチトートバッグ Tシャツ その他の商品はこちら↓

ショートショート「卒業アルバム」

 私は眠れない夜、いつも引き出しの奥からアルバムを出して眺めている。  1ページ目にはこの世界に入学したての赤ちゃんの写真。そう。これは私だ。ここから私が始まった。  私はお父さんの顔を知らない。ずっとお母さんと暮らしてきた。  2ページ目からはそんなお母さんとの写真が綴られている。  黄色い帽子と青の制服を着た私とお母さん。  大きなピカピカのランドセルを背負った私とお母さん。  中学校の校門前で撮った制服姿の私とお母さん。  高校の校門前で撮った制服姿の私とお母さん。  

自分の黒い部分も見つめて受け入れるために

ずっと自分の中の 女性の部分も男性の部分も受け入れられず 「どちらかである」ことを拒絶し続けてきた   それは幼い頃 自分の周りの女性と男性を見て 「どちらにもなりたくない」と 嫌悪の気持ちを 心の奥底でずっと抱いてきたからなのかもしれないなと 突き詰めてみて思った 妙な潔癖主義というか ゼロ100思考というか 完璧に素敵なものに成りたい欲求ゆえに 不完全で 不調和で 見苦しいものには なりたくないという 幼稚な願望だったのだと思うけれど 幼少期に感じたこれらの嫌悪感を

どうして馬鹿だか誰か教えてよ。

起きたら背中が痛かった。その痛みで起きたようなものだった。 あまりよく覚えていないけれど、そういえば夜中に転んで脇腹寄りの背中を打ったんだ。散らかったものを棚の上に戻し、痛いなと思いながら寝た記憶がよみがえる。 あざでもできているんだろうと思いながら見てみると、もっと痛々しく怪我をしていて引いた。こんな大きい傷をおおえる絆創膏などこの部屋にはないので、小さいものを切ってつなぎ合わせて貼る。朝から工作じみたことをしていたら食欲もないままだった。 今日はなんだか疲れた。たく

【おばさんの日常】

〜年頃の子供を持つASDの母親の気持ち〜 私には3人の子供がいます。 長男は来月で26歳になります。 結婚する友達もチラホラでてきました。 長男に彼女がいるのか、なんて無粋な質問はしたことがないので、結婚をどう捉えているのかは分かりません。 親の不仲を見て育ったので、結婚には興味がないかもしれないし、逆に反面教師として、理想の家庭を築きたいと思っているかもしれません。 『結婚』 それは本人同士で成り立つものではありません。 否が応にも双方の家庭が関わってきます。

戻りたい世界

だから私はいつも 心の中に戻りたい世界があります。 それは、小さな庭の片隅に埋めた宝物、 子どもの頃に描いた未来の地図。 泥だらけの手、笑い声、 日の光が踊る夏の午後。 それは、一番輝いていた頃の私、 夢を追いかけて風と走ったあの日々。 頬を打つ風さえ味方だった、 心に迷いのない自分。 それは、理想の世界。 穏やかな湖と森の静寂が広がる、 争いも嘘も知らない 透明な空気のただ中。 私は知っている。 その世界は遠く、触れられない場所にあることを。 それでも、心の奥に埋め

優しさとか愛とか

11月17日(日)某インフルエンサーさんが【優しさを感じた瞬間】という質問箱を募集していたから、私も“優しさを感じた瞬間”について考えてみた。 おじいちゃんが旅立ったとき、当時好きだった人に『話したいことがあるけど大切なことだから直接話したい』ってLINEしたんです。そうしたら『はなちゃんが話せるときで大丈夫だよ』って言ってくれて、話を聞いてくれたあと私の気が済むまで一緒にいてくれたこと。 これがここ最近感じた最大の優しさ。 他にも優しいとか愛おしいって感じた出来事がある

詩 : 心配性

「心配性」 最近便利で使い易く 早く簡単なものが増えてきた 別に 言い訳になるけど 確かに有難く 有ったら使って頼ってしまう プラスチックが発明され 竹籠や風呂敷 ガラス瓶は見なくなった 洗剤や防菌何て言う加工された機能は 台所だけで 効果は続いていかないんだろうか 燃やせるゴミとか 分解されない車の塊は 地球にとって  あと何十年後の将来のギフトになると 誰もが思っているのだろうか 産業廃棄物は複雑で 絡み合って分解不可能だから そのまま埋めているらしい 慌て

夜の淵で

夜中、ひとりベッドに潜り込んでこれを書いている。 夜中に日記をつけはじめたのは、13歳くらいの頃だった気がする。心が張り裂けてしまいそうな夜中がたくさんあった。夜中というか、あれは夜の淵みたいな時間だった。あの頃のわたしが書いていたものは、日記と呼ぶにはあまりにも断片的なものだったかもしれない。月の光、雨の音、季節の匂い、好きな歌詞。まるで宝物を隠すみたいに、わたしだけの小さな光を書きとめた。だれにも奪うことのできない、わたしだけのお守りがほしかった。 わたしの中には歪さ

ミは、みんなのミ _ 詩

どうか、あなたの一日が素敵でありますように 連続する悲しみも不安もいつか終わりますように ミは、みんなのミだそうです ファは、ファイトのファだそうです そんなこと、言われなくてもみんな頑張ってます らぶですよみんな、大丈夫です 幸せをその手で掴んでやりましょう どうか、あなたの未来が素敵でありますように 連続して嬉しいや楽しいが起こりますように ミは、みんなのミなんだから ファは、ファイトのファなんだから そうなると、たとえ一人でも怖くないはずです らぶですよみんな、大丈夫で

わたしとあなた|詩

わたしはあなたのようにはなれない あなたもわたしのようにはなれない でもそれって素敵なことじゃない? みんな同じ人間に見えるのに それぞれ違う心と身体があるんだよ わたしとあなたも似ているけど 本当は違うところがいっぱい あなたはよく自分を傷つけるけど わたしは自分を傷つけない あなたはよく不満をこぼすけど わたしは不満をこぼさない あなたはよく逃げるけど わたしは逃げない あなたはよく泣くけど わたしは泣かない わたしはそんなあなたが大好きで大嫌いだよ わたしとあなた

「なにもしない」という配慮

高校生のころ、帰宅する意欲が湧かない時期があった。 帰れば、またあの空気を吸うことになるのだと思うと、心が重くなる。夕方、部活が終わってから図書館に居残り閉館時間まで勉強をして、朝は自習するためと言って早出をした。 図書館前で開館を待って、「おはよう、今日も早いなぁ」と先生と言葉を交わして図書館に足を踏み入れ、その日にある単語テストの勉強をしていた。 あるいは、教室のカギが開いていれば、教室で、やはり勉強をしていた。 書いていて思い出したが、高校生のころだけでなく、中学生

ダウンの季節なんだけど……

 だいぶ寒くなってきたので、街ではダウンを着ている人も多く見受けられるようになってきた。  しかし、僕は昔からダウンというのが嫌いで、実際着たこともないし、季節の変わり目になっても、一切選択肢には入らない。  着たことがないのだから、どの程度温かいのか、叉、着心地はどうなのかは想像するしかないが……やはり、羽根布団を身体に巻き付けているように思えて気分が乗らない。  当然温かいのだろうが……僕の場合ジャケットの下の重ね着で冬を過している。あとは手袋やマフラーを加える程度で

一生ボロアパートでよかった①〜⑩まとめ

① 私が幼稚園の年長になった頃、両親は家を買いました。新築の白い家です。よくある40坪程度の分譲住宅の一つでしたが、私にとって自慢の家でした。それ以前はボロアパートに住んでいました。ボロアパート時代の父は毎日きちんと仕事に行って、休みの日は家族サービスもする"良い父親"でした。母も私にとって"自慢の母親"で、よく美人と褒められました。両親は新築の家に引っ越してから兄弟のいない私に犬を買ってくれました。白いフワフワの毛をしたマルチーズで、ハナと名付けました。ハナは私が小学4年生

向こう傷の思い出

  殴り合い、取っ組み合いの喧嘩というのには、殆ど縁がない。  元来、貧弱の体驅とあっては、逃げるが勝ちが上策だろう。  とはいえ、どうしても腹の虫がおさまらぬ時は、つい後先省みずに食ってかかる性分でもあった。  小学生の時、やたらデカイ奴に喧嘩を挑み、……天井まで持ち上げられ、投げ飛ばされたことがあった。まさか、本当にそんなアニメみたいな状況ではなかっただろうが、ガキの記憶としてはそんな風に焼き付けられている。  中学に上がってからは、喧嘩の当事者というよりは、仲裁に回

物語のある写真詩「未練」

写真詩「未練」 写真詩にまつわる小さな物語(短編小説)の記事へのリンクは一番下に。 併せて読んでみてください。詩の世界、写真の世界をより深く楽しめます。 写真詩にまつわる小さな物語(短編小説) ~now writing~(近日公開予定)

耳に残るは君の悲しみ _ 詩

ねぇスイミー、君は何処へ行ってしまったの 曖昧な月明かりでは灯せない僕の寂しさ 目で追うだけじゃ勿体無いから、音読したの 退廃的で幻想的で簡素で深淵な君の悲しみ 滞りなく千切れる夜空を白い波が背伸びして 偽りなく溶け込む朝陽を黒い髪が懐かしんで ねぇミッキー、君も何処かへ行ってしまうの 最愛はいつだって残されない僕の悲しみ 真似事したって何の意味もない、届きやしない 偶発的で運命的で引力で不安な君の寂しさ こんなにも言葉は君を思って どうしてかひとり君を詩って 僕はいま生きて

11/16〜20の日記

11/16 本当は飲み会の予定があったけれど、前日にリスケになったため、西日暮里の古着倉庫に足を運んだ。倉庫内の商品は全て卸価格だった。エディーバウアーやエルエルビーン、ラッセルなどよく耳にするブランドのアイテムもたくさんあったので、古着好きなら絶対に楽しいにちがいない。倉庫は4階建てで2〜3階が全て古着に埋め尽くされている。欲しいアイテムがいくつもあり、何を購入するか悩む時間は最高だった。結局2時間近く滞在して、ニットとアウター、スウェットを購入。冬場に活躍すること間違いな

乱れ紙 _ 詩

平仮名とか逆に猛々しいよ 優しくあなたの曲線美をなぞりたいのに カタカナを混ぜないと気がすまないの 角がある方が素敵でしょとか 語尾の煩雑さが擦れ合って 筆の滑りまで悪くなり 外来語が僕の閉ざした心を開こうとして 題名にまで干渉し摩擦がおこる いよいよ崩壊アンプリファイド 語句も意味も点でバラバラの宇宙かな どうもうまくいかないのなら こうもうまくいかないのなら 乱れてしまうか紙の上 解いてしまうか髪の結 了

寝れない時

こんばんは! 皆さん眠れない時って誰でもありますよね! 私は二度寝が出来ない人で、夜中に目が覚めると 焦ってしまい、全く眠れないまま朝を迎える事が よくありました。 そんな時にこの情報を手に入れてから その焦りも減り、なんとか次の日を乗り切ることが 出来るようになりました! とにかく目を瞑るこれだけです。 これをすることで、睡眠の約80%の効果があるそうです。横になり目を瞑る事により、脳がリラックス状態のシータ波が増加し、視覚からの情報を 遮断することで脳を休めることが出来

🔍会う約束 連絡こない 前日

友達と遊ぶ約束とか、ご飯行く約束。デートとか。 あなたは、どんな形で時間とか場所決めたり、約束をしてますか。 私はもう遊ぶって決まった時点で、会う時間と場所をだいたい決めておきたいタイプです。 行くご飯屋さんとか絶対決めておきたい訳じゃなくて、遠出か近場で遊ぶかくらいは決めておきたい、、。 私は、それによって"アウターはいるのかな"、"靴は歩きやすいものの方がいいな"とか、金銭面のやりくりも含め、考えておいた方が当日思いっきり楽しめてストレスフリー。 でも、最近会う約束

【詩(のようなもの)】ジレンマの中

現実はやっぱり思うより難しい ありたい自分とのジレンマと向き合って #詩 #自由詩 #詩歌 #創作 #短編 #ジレンマ #スキしてみて #眠れない夜に

嫌われる覚悟を持つこと

「誰かに嫌われたら生きていけない」 と ずっと思い込んでいたように思う この恐怖のはじまりは まず親との関係の中で生まれたのだろうなとは思う 子供はその親の愛情ゆえに享受できる 物質面での援助が必要不可欠で だから親の機嫌を損ねたら 「食料をもらえない」 「行動の自由を制限される」 「物質を与えてもらえなくなる」と つまり 安心安全に生きることが出来なくなると 刷り込まれていて で 次の段階で 子供時代の集団においても そのグループの誰かに嫌われたら それが全体に行き

【今は心の成長痛】変わるもの、変わらないもの。

そろそろクリスマス的な飾りを出していこうかな〜。 寒くなるのが遅くて全然そんな気持ちになれなかったけど 昨日あたりからさすがに冬感が出てきたね❄️ (写真は去年のもの) 最近ね、自分の中で価値観が変わったなあって思う事が多くてね。 季節の変わり目は体調がしんどいというけれど その、【心バージョン】っていうのかな? 移りゆく自分に戸惑って 受け入れて馴染ませてる時期。 言うなれば【心の成長痛】? 前までの自分ならすごく固執していたものが 急にどうでも良くなったり

23歳になった

2024年11月20日、23歳を迎えました。 会社では「今日誕生日だよね?おめでとう!」と声をかけられ、それを聞いていた他の人にも 「そうなの?!おめでとう!」と言ってもらえて とても恵まれた場所にいるのだと感じます。 誕生日が来るたびに「大人とはなにか」そんな問いを何か大きな存在から問われる気持ちになります。果たして世間からなのか、自分自身からなのか。 間違いや正解なんてないと思いますが23歳の私が憧れている大人のひとは決まって自分の機嫌を自分でとるのが上手だということ

スマホとドーパミン

ドーパミンは本来、何かをした成果として得るものだが、これを簡単に得ることができるのがスマホ。 知識や情報を渇望し探そうとする人間の本能をいとも簡単に満たしてくれ、見るだけでドーパミンが分泌される。 ドーパミンは目新しさを感じると分泌されるので、次々に新情報が得られ完結してしまうこの小さく有能なアイテムに私たちが依存してしまうのは当然のこと。 ドーパミンが一番活発なのは10代。 この時期はドーパミンの量が報酬という形で最も増え興奮しやすい。逆に失望すると著しく減少する。

大切に生きること

今日は今日で終わる 明日につながる今日だったのか 考えても無駄な気がする そんな夢見たいな将来があったら 無我夢中に頑張れるのだろう どこかで 自分に夜明けが来ると 信じて生きている みんなと同じに時を過ごしても みんなと違う それでいい 生きづらいなら 無理しない 生きているなら 主人公であり続ける 自分を愛して もっと自分を大切にして生きる