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詩 「孤独の名言風」

1. あなたはひとり わたしもひとり あなたがふたりだったら あなたはあなたじゃない わたしがさんにんだったら わたしはわたしでいられない 2. 友人がいない人は 性格に問題がある と思っている人の 性格にはかなり問題がある。 3. ソロ活だか おひとりさまだか ぼっち飯だか知らんが 人間がひとりで飯食ってるだけだろ。 いちいち名付けんな。 ひとりでご飯食べるのが そんなにちゃみちいでちゅか? SNSで誰かにかまってもらえないと ご飯も食べれないんでちゅか? 4. クリ

    • 詩 「ストレス解消法」

      1. 不機嫌を撒き散らして 周囲の空気を悪くしている人には その不機嫌を遥かに上回る クソ不機嫌で対応しましょう。 さらに周囲の人たちもみんなで クソ不機嫌ゲームに参加しましょう。 すると最初の「不機嫌な人」は そのクソ不機嫌空間においては もう「不機嫌な人」ではなくなります。 むしろちょっといい人です。 2. 顔を合わせるたびに 愚痴や嘆きばかりの 不愉快な人物がいたら 愚痴を言っている最中 そいつの鼻の下に こっそりワサビを塗りましょう。 そいつは大泣きすると思いますが

      • 詩 「命を舐めるな」

        国家よ大人よ人間よ 命の誕生は 国家のためなんかではなく 親の人生設計のためでもなく 生まれてくる子のためでもない 命は何かのためにあるものではない どんな理屈や意味をも超えた 独立した肉体と心の出現なのだ それがどれほど孤独で重いものか 生まれたことがあるならわかるよな 勘違いするなよ大人 命に責任を取れる者などいない 命はどうしようもないほど どうすることもできないのだ だからせめて無条件の愛を持て すでに生まれた命を 全人類は全力で肯定しろ それが肯定できなか

        • 詩 「パンツ学」

          皆さんお揃いですかね では、講義を始めます 今日はパンツの アクセントについて 学んでいきましょう まずアクセントについてですが 今日の講義の「アクセント」は 俗に「イントネーション」と 呼ばれることもある 単語を発音する際の 音の高低のことを指しますが イメージできますかね? さて。 では本題に移りましょう ズボンの「パンツ」 下着の「パンツ」 ありますよね どちらも同じ言葉なのに アクセントによって 使い分けることができる 非常に優秀な単語です ズボンの「パン

          詩 「報い」

          報われない人生なんてない 報われたい人生だけがある

          詩 「報い」

          詩 「私の偏見集」

          1. 私は三人兄弟の真ん中で 上に姉、下に弟がいます。 そして血液型がB型です。 この兄弟構成と血液型が 私とまったく同じ人は もれなく素晴らしい人間です。 私の人生経験上、彼らは皆、 私にとって「いい奴」だったので このような偏見が出来上がり 見ず知らずのいい奴らにも いつも心でオイッスしています。 2. コーヒーとかお茶を飲んだあとの はあぁぁ、の溜め息音がデカい奴は 人を見下す癖がありそう。 3. うれしそうな顔して 夢中でお菓子ポリポリ食べてる人は たぶん悪い人じ

          詩 「私の偏見集」

          詩 「ためになる話風」

          0. この記事は 非常にためになります。 ためになりすぎるあまり ためになったことに気づかず ためになっていないと感じるほど ためになるので、読後感としては ためにならなかった風でしょう。 1. 前に進むためには まず、起立します。 はじめに右足だけを前に出し 次に左足を右足よりも前に出し 今度は右足を左足より前に出します。 この動作を繰り返すと前に進めます。 これを「歩く」といいます。 2. お尻から急に 変な音が聞こえても 病気ではありませんから 落ち着いてください。

          詩 「ためになる話風」

          詩 「そんなことより」

          幸せは なんとなく アホっぽくて 不幸せは どことなく 小難しそうだから 今日はとくべつに 幸せを なんとなく 小難しそうにして 不幸せを どことなく アホっぽくしてみよう ほう これは なかなかいい 幸せが不幸せそうにみえて 不幸せが幸せそうにみえる そうみえるだけで じつはちがうのかも つまりは どっちでもあるし どっちでもなくて どっちでもいいのかも そんなことより もう秋だね

          詩 「そんなことより」

          詩 「新用語集」

          【ビユコーテイテテ】 足の小指をぶつけた痛みに静かに耐えている状態のこと。 【シャックリンリリン】 しゃっくりが止まっていない状態で電話を取らなければいけない事務員のこと。 【マコトニイカンスーデ】 政治家が、まさに今から「誠に遺憾です」と発言しそうな雰囲気のこと。 【オサンキャワウィクネ】 ある日突然、中年男性が可愛らしく見えるようになる症状のこと。 【ダンダ・ダンダンダン】 風船を放置しておくと、だんだんしぼんでいく現象のこと。 【モーシルネーナ】 お湯を入れた

          詩 「新用語集」

          詩 「自問自答集」

          1. 自分らしさ という型に自分をはめて 自分で自分のモノマネしてると いつかニセモノの自分になるかもね 2. 自分探しの旅に出て ついに見つけた自分は ろくでもないクソ野郎でしたので 自分なんて探さないほうがマシです 3. 客観的に自分を見ることができるなら 私は私であることに堪えられないだろう 4. 調子に乗る自分より 調子に乗らせない自分のほうが 圧倒的に強い力を持っているので 私が調子に乗れることは一生ない 5. エロくない女が エロくなさそうな感じで エロく

          詩 「自問自答集」

          詩 「ネガティブ名言風」

          1. 希望を捨てた者にしか見えない 穏やかな諦めの景色がある。 絶望したからといって 他人や社会への憎悪を膨らませ 危害を加えようと行動する人間は 本当には絶望していない。 人を行動させるのは いつだって希望のチカラなのだ。 絶望人は寡黙で、何も求めず、 ただそこで静かに絶望している。 楽しげに笑うことだってある。 真の絶望人は、 この世界を慈しみ わずかに残された心を 優しさにつかおうとするのだ。 2. 悩んで悩んで くよくよするために 私は生まれてきたから 万事、これで

          詩 「ネガティブ名言風」

          詩 「すてきなふたり」

          わたしの すてきじゃないものを みつけてくれたひとの わたしの すてきじゃないものを みすてなかったひとの あなたの すてきじゃないものを わたしもみつけて あなたの すてきじゃないものを わたしたいせつにする そうすれば わたしたち いつかきっと すてきなふたり

          詩 「すてきなふたり」

          詩 「変態名言集」

          1. もしもし もしもし? もしもーし! あれ? おかしいな。 このバナナ どこにも繋がらない。 2. パンツはかぶりません どちらかといえば煮物にします 3. お巡りさん お忙しいところすみません わたくし変態をやっておりまして 今日中に捕まえていただくことは 可能でしょうか? 4. こら!のび太!やめなさい! うんこのキャッチボールは 宿題が終わってからにしなさいって いつも言ってるでしょ! 5. あなた 悪いんだけど わたしのお尻の穴から ペンのキャップ取り出し

          詩 「変態名言集」

          詩 「無駄」

          人生には 無駄なことが たくさんある 無駄を 愛せば愛すほど 感性は豊かになる 無駄のチカラは 無駄が無駄として あるときにのみ働く 人生を豊かにするために 無駄を愛するようでは まだまだ無駄がわかってない 無駄の本質は 役に立たないことである その行為が 結果的に役に立ったとしても その行為を 役立てようとしない姿勢があれば どんなものでも無駄になり得るのだ たとえば きみが笑ったとして きみは笑ったことで 幸福感を得たとしよう きみに問いたい きみのその

          詩 「無駄」

          詩 「死にたい国」

          ようこそ 死にたい国へ ここは究極の安全地帯 人間にはひとつくらい そういう場所が必要です だからわたしはここに 死にたい国をつくることにした 死にたい人が 死にたいまま 生きられるように この国の門は開かれている 幸福の国では わたしに居場所はなく わたしの死にたいこころは 修正されるべきものとして扱われ 楽に息をすることすらできなかった 死にたい国では いまここにある わたしがすでに持っているこころを 愛することからはじめたいのです 人のこころにルールはない

          詩 「死にたい国」

          詩 「天才紹介」

          J.S.バッハ すべての天才が憧れる天才の父 ジミ・ヘンドリックス 楽器を粗末にしたアフロ界の異端児 夏目漱石 美文体の極地で千円札になった口髭野郎 チャーリー・パーカー 音にローションを塗ったエロアルト魔人 フランツ・カフカ ネガティブもここまでいけば清々しい 金子みすゞ すてきを発明したすてきなひと 谷川俊太郎 言葉をただそこに置くことができる太郎 溝口健二 女はこうやって撮るんだ覚えとけ ジョン・ケージ 作品とは何かを教えたキノコおじさん マルセル・デ

          詩 「天才紹介」