草笛螢夢(くさぶえけむ)
私の心が素直に動いた、他の方の素敵なお勧めしたい作品の掲載。 最近は、作者の方にきちんと許可を得て掲載してます。
学生時代からの文筆活動やっと再開できたのは、家族の理解のおかげかも? 今回は、素直に書けた納得できた?作品を選択掲載しました。
朝日新聞主催HP『あさひのてらす詩のてらす』への投稿した作品への講評と感想を載せいます。
何時読んでも役にたつ情報を集めてます。
「12月になると!」 12月になると気忙しく 大黒様の着ぐるみを着た先生が そりを引いて 初売りの福袋を積んで 走って行って 慌てて後を追う サンタクロースが走る夢を見る クリスマスケーキを 注文したはずなのに ビニールハウスから慌てて飛び出した 春に成熟するはずの イチゴケーキが入った おせちが届いたという ニュースが流れたニュースを 次の日の夢にも出た そして何故か道の端に メリークリスマス& ハッピーニューイヤーのカードが 誰に出すはずだったかは判らないが 道ば
JKK Technologies合同会社様より、作品名「色彩探しの冒険」の掲載の紹介をしていただきました。有難うございます。 https://note.com/generative_ai_/n/nc7fe39e91523
「強者どもに…」 自慢話のオンパレードで もつと もっとと囃し立てる外野 一番いい席で勝手なことを 無責任に駆り立て 煽る でも ライバルや目的があるから いろんな方法を考え巡らせ 結果 英雄と敗者に分けられ こだわりの遺恨さえ 残していく 時として 言いようの無い 虚しさ等の感情も付いてくる ただ 自分ひとりで 何も 誰も望まなければ 争う感情など無かったはず 誰かが云っていた 戦い生き残る本能を 誰もが少なからず持っていると 別の何かにその闘争心を 何のパワーゲー
「色彩探しの冒険」 様々な人が秋の景色と 色彩の競演が始まってのに 気おくれで焦る自分がいる 自分に合いそうな色味を探すのに 色彩をまだ見つけきれないまま 他人(ひと)の着こなしを研究している 自分のポテンシャルを見つけるのに いつも失敗の繰り返し 鏡に映る 面立ちや身長 自分の性格や PTOに合わせた 着こなしていたつもりだった いま改めて 今まで 服や小物 そして化粧の仕方にも いろんなチャレンジの冒険をして 背伸びせず 無理しない 自分探しが 最大のアピールポイ
「心配性」 最近便利で使い易く 早く簡単なものが増えてきた 別に 言い訳になるけど 確かに有難く 有ったら使って頼ってしまう プラスチックが発明され 竹籠や風呂敷 ガラス瓶は見なくなった 洗剤や防菌何て言う加工された機能は 台所だけで 効果は続いていかないんだろうか 燃やせるゴミとか 分解されない車の塊は 地球にとって あと何十年後の将来のギフトになると 誰もが思っているのだろうか 産業廃棄物は複雑で 絡み合って分解不可能だから そのまま埋めているらしい 慌て
「無頓着」 あなたが私に抱く イメージとかけ離れて 私は さほど気が利く人間でなく むしろ無頓着な人間と 思ってもらった方が気が楽です すべての場面で 相手の気持ちが判る様な人間では あなたも私も困ることでしょう 互いに硝子の中の心が映り 見透かされる関係って 想像したら 面白くもなく 多分 お互い出会って 無かった気がしないかい でも 自分の性格の無頓着さを 正当化するつもりはない ただ お互いの性格は凸凹で 分かり合える様 努力はしてみないかい #無頓着 #性格
「引力に逆らい」 大地を逆さに 逆立ちしてみたら 何が見えるのだろうと 君と一緒に この大地で眺めたね 上に見えていた空は 海のように 下に見えていた大地は 生きている鯨のように 境目なんて 初めから無かった事に 今更ながら気づく ただ 足というので支えていた引力は 腕という筋力で支えてみると こんな事でも 自然の中で お互いが生きている事を感じてしまう #引力に逆らい #逆立ち #自然 #境目 #ポエジー #自由詩 #現代詩 #イラスト #ChatGTP #画像生
「食虫植物」 一見 甘い蜜でも中に 潜ませているかの様な 罠を仕掛けて 誰かを待ち続けている まさか 入ってしまうと中で 体ごと解けて 栄養に代わってしまう なんて思わない それもゆっくり時間をかけて 愛という 抑えきれない思いが 結果こうなったという 事件なのか 昆虫を餌にする 最後の生きて行く為の変形か もしかして 愛の形が固定化されているのなら 食虫植物は 愛し過ぎた故の愛の形を 表現したと理解の枠を超え 別の見方も出来るのだろうか 事件ではない 事件として取り扱
「リフトオフ(陸から離れ)」 宇宙へロケットの一本の筋が 雲の形を残して 引力に逆らい大気圏へいく 画面で見ている私は どれほどの人間の知恵が 一つに纏っていたかを 発射成功という言葉が 多分 想像以上なものと感じた 私は 地面を靴の力を借り 自分の体力を信じ 膝を曲げ 腰を下げ 思いっ切り地面を蹴り上げてみる 少しは大気圏について 進歩した時間を得られたかを 勝手に想像しながら リフトオフ体制に入る 本当は 今からでも 自分の中の気持ちの持ち様で いつでも準備は出来
「スーパーボールで跳ねてみる」 もし でっかいスーパーボールの中に 入れたら何をしよう? あの小高い山を越え 行きたかった 日本一周を 跳ねながら まわれるだろうか あの二重にできた虹の橋の間を 曲芸のように飛び抜けられるだろうか 渡り鳥と一緒に知らないおとぎの国に 一度に飛び越えて 飛行機に挨拶ができるだろうか 思いっきり高いところから飛び跳ねて この地球を飛び超え 別の惑星へ行けるだろうか #スーパーボールで跳ねてみる #宇宙旅行 #惑星 #飛ぶ #跳ねる
「音が波紋になり…」 空気が澄んだときほど あらゆる音が 緩やかな波紋で優しく聞こえる 心静まる時をそっと 耳を立ててゆっくり そちらの方へ傾けてしまう 笹の揺れる音は 和ませる優しさを聞かせてくれ 雛鳥の羽音が か細い羽ばたきの時程 その成長を願い 遠い山奥での山彦は 何かを成し遂げたい 希望の声にも聞こえる カエルが田んぼに飛び込む音は 遊び疲れた子蛙がただいまと言う 元気な声に思える お腹の羊水からの動きは 元気だよという言葉の波紋に感じる #音が波紋にな
「記念日」 忘れられない 様々な出来事が 僕の記念日として刻まれていく そして 共に過ごしてくれた 互いを気遣いあう中にまでなった 君と並んで 繰り返して来た 道のりが走馬灯のように 思い出されては また新たな路を これからも歩き続けていくのだろう カレンダ-は当たり前の様に 壁に掛けられていくけど まるで一本の木の様に そのカレンダーが用が済むと 心の中に記憶として 巻きついて太く丈夫に 育って行く様な気がする いろんな燈で 小さな灯の点となって 輝きながら #記念
「クリスマスツリーの点灯式」 待ちわびた 大きなクリスマスツリーを今年も 二人 並んで点灯式を観られた 目を輝かせて 高く見上げる 親子連れで幸せそうに微笑んで観てる 付き合い始めのなのか 彼の傍から 照れながら少し離れ離れて 目が離せない彼女 背中の上に肩車で 子供を乗せ 高い所から観せたいとお父さん 様々な人の様々な思いが クリスマスツリーの点灯式に 思いが集まる 少し早めの メリークリスマス&HappyNewYear #クリスマスツリーの下で… #幸せ #愛
「遠足の弁当を食べたくて…」 兄弟が多かった中で育った 朝 忙しそうに遠足用の弁当を 母は作るのにてんてこまい 決して裕福でない中で 遣り繰りしていたに違いない 楽しそうに今日行く場所の話や 誰と何をして遊ぶなど 楽し気に兄弟が話している 僕はまだ 小学校もにも行けない歳 弁当箱には 母の得意な少し甘めな 卵巻きが入っているのを眺めては 僕も遠足行きたいとせがんだ記憶がある 仕方なく 母は小さい弁当箱に おにぎりと卵巻きを作ってくれた それだけで充分満足で安心した 場