たのし

皆さんの人生の箸休めになればと思います😄 2000字長くて3000字くらいで命を吹き込…

たのし

皆さんの人生の箸休めになればと思います😄 2000字長くて3000字くらいで命を吹き込むツラツラと☺️登場人物全員好きです😃♪ Twitterに短い小説も載せてます‼︎読んでいただけると幸いです‼︎ お問い合せはTwitterより‼︎ お気軽にフォローもお願いします☺️

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  • 短編

    ショートショートと短編小説をこちらにまとめさせて頂きます😄自分の思いついた物語を描いております。読みやすい文字数で書いておりますので、良かったら読んでください。スキとかフォロー頂けたら喜びます。コメント頂けたら創作意欲が俄然上がります❗️

  • 友人フランチャイズ

    創作大賞2024恋愛小説部門に出した作品です😆長編小説となっております😀

  • 「短編小説」さよならの前の神様。

    ある日、神社の階段横で見つけられ、ばっちゃに拾われたキナコ。大事に育てられスクスク育っていたある日、お尻に小さな尻尾が生えてきた。それからのキナコの一生を全15話完結の物語。 1話2000字から3000字でほわほわと書いております。読んで頂けれと嬉しいです♪

  • ポエム

    1人でも多くの方に読んで頂けたらと思います❗️自分の文章で何か感じれるようなそんな文章を書けたらと思います😄

  • 白紙屋

    昔から小説を読むのが好きで何を思ったのかとりあえず書いてみたいと衝動に駆られました😄結構乱文ですが、自分なりにコツコツ構成から行い地道に書いていこうと思います。よかったら読んで頂けたら嬉しいです😄スキを頂けたら活力になります❗️後5はわざと抜かしています。 1人でも多くの方に読んで頂けるよう精進致します❗️❗️

最近の記事

同窓会で20年ぶりにアメリカ国籍の親友に出会った。 昔と変わらない彼と僕はすぐに笑顔を交わし、時間を埋めた。 その時、ドンと花火が上がって綺麗だった。 でも、彼は机の下に縮こまり震えていた。 彼は軍人だった。 平和が当たり前の僕とそうじゃない彼とでは見てる世界が変わっていた。

    • ショートショート 眠り姫の夢(前編)

       いつの間にか、わたしは色のない、真っ白の世界にいました。上も下も右も左も分からくて、音もないそんな世界。手と足、体を全部を見ても真っ白で、透明人間みたいに、この世界に溶けていました。  どれくらいの時間が経ったのかな?この世界は、不思議とお腹も空かないし、眠くもならない、色なんてないから、時計もありません。だから、私は小さくなって「早くおわって」と、ぶるぶると震える事しか、できません。  そんな誰もいないし、何もないこの世界に、独りぼっちでいると、私の心に夜が産まれまし

      • 僕の町には年に1度、太陽の雨が降る。日の出と共に、空から七色の光を纏った小さな球体が、ジャポン玉の様にいくつも降ってきて、お昼には降って来たでかい球体が、電波塔の上に刺さっている。 この日は24時間、外は明るく月の出番もない。 そして、次の日。日の出と共に弾けて消えた。

        • 仕事で急遽忙しくなり、友人フランチャイズの完成がどうも23日に間に合いそうにありません。でも、作品は書き上げるつもりです。仕事が落ち着いたらまたコツコツとアップしていくので、少しばかりお時間を頂けると幸いです😭 今の心境としては23日誕生日だったのにチキショーって感じです😭😭

        同窓会で20年ぶりにアメリカ国籍の親友に出会った。 昔と変わらない彼と僕はすぐに笑顔を交わし、時間を埋めた。 その時、ドンと花火が上がって綺麗だった。 でも、彼は机の下に縮こまり震えていた。 彼は軍人だった。 平和が当たり前の僕とそうじゃない彼とでは見てる世界が変わっていた。

        • ショートショート 眠り姫の夢(前編)

        • 僕の町には年に1度、太陽の雨が降る。日の出と共に、空から七色の光を纏った小さな球体が、ジャポン玉の様にいくつも降ってきて、お昼には降って来たでかい球体が、電波塔の上に刺さっている。 この日は24時間、外は明るく月の出番もない。 そして、次の日。日の出と共に弾けて消えた。

        • 仕事で急遽忙しくなり、友人フランチャイズの完成がどうも23日に間に合いそうにありません。でも、作品は書き上げるつもりです。仕事が落ち着いたらまたコツコツとアップしていくので、少しばかりお時間を頂けると幸いです😭 今の心境としては23日誕生日だったのにチキショーって感じです😭😭

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        • 短編
          128本
        • 友人フランチャイズ
          12本
        • 「短編小説」さよならの前の神様。
          15本
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          9本
        • 白紙屋
          12本

        記事

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第12話 懇々クジラ 244.5~

          前回 次回 《第4章 第2節 懇々クジラ 244.5~》  オカマバー⭐︎フルーツバスケットに行った日から、3日目の朝。水穂ちゃんに前日に送ったメールがいつものように返ってこない。  携帯を開き、何度もサーバーに問い合わせしてみても、メールが来ている形跡はない。  1時限の講義が始まる前に、机に座って携帯にため息を吐くのを見ていたのか、秋山くんが肩に手を当て覗き込んできた。 「水穂さんから、メール返って来ないの?」  秋山くんには水穂ちゃんの事も、門番さんにオカマ

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第12話 懇々クジラ 244.5~

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第11話 懇々クジラ 244.5~

          前回 次回 《第4章 第1節 懇々クジラ 244.5~》    友人フランチャイズ契約を結んで、1年4ヶ月が経っていた。正確に言うと、489日。僕が今、水穂ちゃんに貯金している時間は244.5時間。  その間に僕は、秋山くんって言う、友達って言うよりは戦友に近いような人ができた。やっぱり秋山くんの描く作品は凄いし、鳥肌が立つ。でも、嫉妬とかそう言うのはもう無い。  水穂ちゃんとは、なんだか、絆が深まったと言うか、深めてくれたと言うか、そんな感じ。でも、僕のパーソナルス

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第11話 懇々クジラ 244.5~

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第10話 狐の嫁入り 41~

          前回 次回 《第3章 第4節 狐の嫁入り 41~》  その後、篠宮教授の講義を受ける機会はあったし、何度か廊下でもすれ違った。  この前篠宮教授と話した後から「おう」とか「新しいのできたら、見せてくれよ」っと声をかけて来るようになった。でも、秋山くんが言ってた除籍と言う言葉が頭にこびり付いて、僕はレポートの件を篠宮教授に聞くことができないでいた。  そんな事が3日ほど続いたある日、僕は先日、秋山くんとアトリエで描いた、絵が乾いている頃だろうと、講義が終わり、外が暗くな

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第10話 狐の嫁入り 41~

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第9話 狐の嫁入り 41~

          前回 次回 《第3章 第3節 狐の嫁入り 41~》   新しい年が始まった。大学生になって迎える初めてのお正月。去年、一人暮らしを始めたから、初めて実家と呼べるものに帰って、お母さんが用意してくれたおせち料理と牛肉コロッケをお母さんと食べた。そして、一人暮らしを始める前よりも沢山話した。でも、それ以外は高校生の時までと、あまり変わらない。しいて言うなら、テレビで正月特番をやっていて、実家に帰って来る時に乗った電車で、やたら家族連れが多いなって感じただけで、僕にとっては、日

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第9話 狐の嫁入り 41~

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第8話 狐の嫁入り 41~

          前回 次回 《第3章 第2節 狐の嫁入り 41~》  帰り道、ふと水穂ちゃんが、「拓星って何で拓すに星って名前なの?」っと僕の名前の由来を聞いて来た。  確か昔、お母さんと僕の絵を見に行った帰りに、お肉屋さんで買った熱々の牛肉コロッケを食べながら話してくれた事を思い出した。 「んー。確かお母さんが僕を産んで、初めて僕が泣いた時に、星みたいだなって思って、抱っこした時に幸せだって感じたから、幸せを拓いて、集まる人の心を星みたいに照らせる様な人になって欲しいって、願いを込

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第8話 狐の嫁入り 41~

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第7話 狐の嫁入り 41~

          前回 次回 《第3章 第1節 狐の嫁入り 41~》  いつも、僕達の予定は水穂ちゃんのメールから、いきなり始まる。先の予定は決めずに、その日に決めて、その日に実行。それから、たまに突っ込みたくなる話題も、メールで提供してくれる。  ねー。拓星!!今日の夜、私の仕事が終わってから花火しない?(41⭐︎)  こんな風にいきなり。そして、街はクリスマスムードなのに花火とか夏気分?っと心の中で突っ込む。  僕が週末、美術館に行こうよ。って誘っても、週末は厳しいかな。って断ら

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第7話 狐の嫁入り 41~

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第6話 友人フランチャイズ4028.5

          前回次回 《第2章 第3節 友人フランチャイズ4028.5》  だいたい人の悪い予想は、外れるものだと言われている。僕もそうだと思う。でも、だいたいだから、たまに。は当たる事もある。そして、今、僕はその、たまに。って予想が当たって藤宮先生から話を聞いている。 「3ヶ月だよ。小絲くん。膵臓癌のステージ4だ」  藤宮先生は、この前、CT検査で撮られた僕の内蔵の画像を見ながら机で頭を抱えている。  僕は、たまに。が当たったから少しラッキーなんじゃない?っとモニターに映され

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第6話 友人フランチャイズ4028.5

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第5話 友人フランチャイズ4028.5

          前回 次回 《第2章 第2節 友人フランチャイズ4028.5》  次の週の火曜日。10時30分の少し前、恵子さんがアトリエのインターフォンを鳴らした。 「きたよー。水穂ちゃんは私に任せて、夫が待ってるから行っといで。あと、意外と外寒いから、1枚羽織って行った方がいいよ」 「ありがとうございます。そうします。水穂の事お願いします」と言うと、「任せろ」っと恵子さんはいつものように得意げに鼻を鳴らした。  言われた通り、僕は黒のシャツの上から1枚、藍色の秋物のジャケットを

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第5話 友人フランチャイズ4028.5

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第4話 友人フランチャイズ4028.5

          前回 次回 《第2章 第1節 友人フランチャイズ4028.5》 拝啓、秋山君。 今、君から貰ってずっと大切にしている『狐の嫁入り』を眺めている所だよ。今日の天気みたいに晴れたいのか、雨をふらせたいのか、まるで半端者だった昔の僕と秋山君みたいだなって思い出しながら、今ペンを取っているよ。それと、君の画集買ったよ。デザイナーとして成功しているみたいで、僕は自分の事のように嬉しいな。それにしても、君の見る景色はどうなっているんだい?いつも、君には殴られっ放しさ。そして、僕達を

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第4話 友人フランチャイズ4028.5

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第3話 白花色 0.5〜

          前回 次回 《第1章 第3節 白花色0.5~》   展示会場となっている美術棟の出入り口から外に出ると、緊張感から解放され、僕はぷわーっと大きく息を吐いた。そして、波森さんにさっきの発言に対しては、少しガツンと言ってあげなければ、これからこの大学で波森さんが生き抜いて行く際の一つの不都合になってしまうと感じ、僕は「駄目だよ。あんな事言ったら。明日から波森さんが、大学に行きづらくなるよ?」っと肩まで伸びた艶のある黒髪を靡かせながら歩く、波森さんの背中に向かって言葉を放った。

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第3話 白花色 0.5〜

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第2話 白花色 0.5〜

          前回  次回 《第1章 第2節 白花色0.5~》  僕の意識がいつもの世界に帰って来たのは、けたたましい講義終了の鐘の音と静かな緊張から解放された、周りの学生達が放つ雑音からだった。  まだ、寝ぼけていたからなのか、頬から流れるよだれをいつもの癖で、袖で拭こうとした時、さっきまで僕の隣にいた女の子の事を思い出した。咄嗟に腕をすくめて、隣の席をみると、そこには、もともと誰も居なかったように静かで次の主人を待つ椅子だけが閉まってあった。  眠さで視界が狭かった時の記憶を頼

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第2話 白花色 0.5〜

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第1話 白花色 0.5〜

          ◇プロローグ 「次のニュースです。昨夜未明、市内のアパートから男女の遺体が発見されました。取材に対して警察は以前から親交があったとされる医療従事者の女性を第一発見者とし、死因について捜査を進めて参ります。との回答がありました……。では、ここからはスタジオに戻して、この事件で亡くなられた男性について、今日お越しになっております、デザイナーの秋山 海さんとお話をさせて頂ければと思います。秋山さん今日は宜しくお願いします」 「……。宜しくお願いします」 「……。さぁ、警察の発

          《創作大賞2024:恋愛小説部門》『友人フランチャイズ』第1話 白花色 0.5〜