この冬はウンベルト•エーコの『薔薇の名前』を読みたい。作品を知らないんだけど、書籍で理解出来るかな…多少の不安もありつつ、やっぱ読むしかない、と腹に据えて。上下揃えた
ウンベルト・エコの「中世美学史」読了するのに30年ほどかかりました笑 偽デイオニシオスとトマス・アクィナスを理解しようと思ったら読まないとねぇ、と。ラテン語もふんだんなので勉強になります。 中世美学の本質は光輝と均整。 どんなふうにロマネスク画像と記事にするかワクワクする。
途中。小説の舞台である中世イタリアについて詳しく説明されています。著者が日本人という事もあり大変読みやすいです。モデルとなった建築や写本、人物など写真や図も載っています。ネタバレありですが、挫折した人はこの本と一緒に小説に再挑戦するのありですね。Amazonで購入できます。
ウンベルト・エーコ『完全言語の探求』(平凡社ライブラリー) 完全言語と普遍言語とが十分に区別されていない。事物の本性をそのまま反映できるような言語を探求することと、万人が話すことができ、また話さなければならない言語を探求することとは、別のことである。――p.121