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for serendipity851「書物はしばしば別の書物のことを物語る。一巻の無害な書物がしばしば一個の種子に似て、危険な書物の花を咲かせてみたり、あるいは逆に、苦い根に甘い実を熟れさせたりする。」

木田元編『一日一文~英知のことば』(2018)にあるイタリアの記号論学者・美学者・小説家のウンベルト・エーコのことば(16p)。「危険な書物の花を咲かせてみたり」「苦い根に甘い実を熟れさせたり」。僕の本は何を物語るかな。


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