近藤麻美 ロンドン在住フリーランスライター

99年渡英。英国ニュース、英国文化、海外ドラマ、イギリス生活、食、教育、音楽、映画、歴…

近藤麻美 ロンドン在住フリーランスライター

99年渡英。英国ニュース、英国文化、海外ドラマ、イギリス生活、食、教育、音楽、映画、歴史、ファッション、アート、シアター。linktr.ee/mamikondohartley 出版翻訳に興味があります。 ご連絡は、mamikondohartley@gmail.comまで。

最近の記事

【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(10月28日~11月3日):ロンドン在住ライターが見たこと、感じたこと。

10月28日:『映画のセットとして使われた通りに観光客が殺到、Airbnb騒動は「最後の藁」に』というBBCの記事。 私は、このチャルコット・クレセントのすぐ近くに住んでいたことがあるのだけど、映画で見るように本当にかわいい通りなの。私が住んでいたころは、スマホなどなかったので、セルフィ―などを撮る人はいなかったけど、やっぱり今は観光客が多いのね。まあ、パディントンでなくとも、プリムローズ・ヒルはその丘のてっぺんまで登るとロンドンのランドマークが一望できるので、人が絶えず来

    • 【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(10月21日~10月27日):ロンドン在住ライターが見たこと、感じたこと。

      10月21日:朝はインタビュー取材。以前に何度か会ったことのあるバンドだったので、楽しみにしていた。新アルバムについてたくさん話が聞けました。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 夜は友人中川亜紀ちゃんの舞台を観に、チャリング・クロス・シアターへ。 プレシアター・ディナーで、コヴェント・ガーデンのレストランを予約したのだけど、なんと観光客御用達のイケてないレストランだった! 評価は良かったけど、なんで予約時に地図で確認しなかったか、悔いが残る

      • 【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(10月14日~10月20日):ロンドン在住ライターが見たこと、感じたこと。

        10月14日:「バンドはツアーで、より多くの町や都市をスキップしている」という田舎出身の私には心が痛むニュース。 地方出身者にとっては、頭の痛い問題。宮崎なんて陸の孤島なので、すっ飛ばされることの方が多いが、ファンであることには変わりないし、観たい気持ちは募るばかり。だからこそ宮崎をツアー日程に組み込んでくれるアーティストには感謝しかなかった。幸運なことに、今はロンドンに住んでいるので、スキップされることはまずないが、地方在住者にとっては、たった一夜のコンサートが大規模な移

        • 【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(10月7日~10月13日):ロンドン在住ライターが見たこと、感じたこと。

          10月7日:ビルボード・ジャパンにリンキン・パーク、ロンドン公演のライブレポートを寄稿しました。素晴らしいショーだったので是非。 10月8日:友人とフレンチ・レストランでディナー。 普段はカクテルは飲まないのだけど、ここのは美味しいので特別。 写真がブレブレだった。 ハウスの白も美味しくて、サービスも良いのだが、何度か通うと、メニューがあまり変わらないので、ちょっと退屈になってきたかな。価格が抑えめで、雰囲気も好きなのでまた来るとは思うが。 10月9日:エマニュエル

        【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(10月28日~11月3日):ロンドン在住ライターが見たこと、感じたこと。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(9月30日~10月6日):ロンドン在住ライターが見たこと、感じたこと。

          9月30日:ジェームス・ブレイクがチケット価格とデータの独占に関してBBCに語っている。 チケット価格の高騰に関しては、インフレを反映しているので仕方ないのかなあ、と思うが、先日ポール・ヒートンが語ったように(このブログでも述べた)、「そこまで徴収しなくても十分に利益は出ている」のならば、その透明性を高める義務はあると思う。需要と供給と言ってしまえばそれまでだが、ダイナミック・プライシングは明らかに法外だと思うし。またデータの保持については、チケット会社から購入すると、そ

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(9月30日~10月6日):ロンドン在住ライターが見たこと、感じたこと。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(9月23日~9月29日):ロンドン在住ライターが見たこと、感じたこと。

          9月24日:取材でリンキン・パークのライブに行ってきました。 ライブレポは後ほど。 9月25日:キャー!『SPACED』25周年だって。今観ると、凄く良い役者さん出てたよね。 9月27日:夫が参加するHUSのエキシビションへ。 夫の作品はこちら(↓)。 今回出展してた作品の一つに、これ(↓、夫のものではない)があって、私は被写体がなかなか興味深く、とても良いと思ったのだが、「回転オードブル」って何? とても気になっているので、誰か知っていたら教えてください。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(9月23日~9月29日):ロンドン在住ライターが見たこと、感じたこと。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(9月16日~9月22日):ロンドン在住ライターが見たこと、感じたこと。

          9月16日:スーパーグラス!! 「ダイナミック・プライシングは含みません」と明記してあるの、凄く安心で良い。チケットプライスが物議を醸す中、あえて公言するのって大事よね。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『4万4,000ポンドの学生ローンを組んだにもかかわらず、今は5万4,000ポンドの借金がある』というBBCのニュース。 私は基本大学は無料であるべきだと思っている。高等教育を受ける者が増えると、利益を享受できるのは社会全体だから。し

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(9月16日~9月22日):ロンドン在住ライターが見たこと、感じたこと。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(9月9日~9月15日):ロンドン在住ライターが見たこと、感じたこと。

          9月9日:『ワーキングクラスの親は、映画やテレビを子供の職業として考えていない』。10人に9人の労働者階級の親が、伝統的な職業を優先し、クリエイティブな仕事への挑戦を思いとどまらせている、という英ガーディアン紙の記事。 この懸念は、何も今始まったものではなく、以前より、ジュリー・ウォータースなどのベテラン俳優などが警笛を鳴らしている(↓)。そこには、親の理解だけでなく、ドラマ・スクールの学費の高騰なども挙げられ、ワーキング・クラス出身の子供・学生たちがアクセスすることのでき

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(9月9日~9月15日):ロンドン在住ライターが見たこと、感じたこと。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(9月2日~9月8日):ロンドン在住ライターが見たこと、感じたこと。

          9月2日:シリアルキラーのルーシー・レトビーがもしかすると、無罪かもしれないというニュース。  ルーシー・レトビーは、間違いなく現代で最も悪名高い連続殺人犯となった。元新生児ナースの彼女は、世話をしていた7人の赤ん坊を殺し、さらに7人を殺そうとした罪で有罪判決を受け、終身刑となった。しかし最近、重要な証拠が誤って解釈された可能性があるとして、彼女の裁判に懸念を示す専門家が増えている。だが、議論の多くは見当違いであり、裁判が不公正であったり信頼性に欠けるものであったことを示す

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(9月2日~9月8日):ロンドン在住ライターが見たこと、感じたこと。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(8月26日~9月1日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          8月26日:「空港での飲酒を2杯までに制限すべきだ」というエアライン・ボスの提案。 良いと思う。私はスペインやギリシャのいわゆる「パーティー・アイランド」には興味がないので、幸いこのような酔っ払い客と遭遇したことはないが、午前中でも空港内のパブやバーは営業しているので、搭乗を待つ客はそこで時間を潰すことになる。イギリス人は空港に到着した瞬間=ホリデーの始まり、なので荷物を預けてセキュリティーを通過したら、パーティーなのだ。だが、ライアンエアを含む航空会社の出発遅延がこの問題

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(8月26日~9月1日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(8月19日~8月25日):フランス・ビアリッツ旅行記。

          8月20日:6泊7日でフランスのビアリッツへ行ってきました。 次男が親友の別荘に招待され、ポルトガルへ行くので、それに合わせて残りの3人もロンドンを脱出。なので、今回は夫、長男と私の3人だけです。 ビアリッツは大西洋に面するバスク地方のフランス側。2018年に家族でビルバオ~サン・セバスチャン~ビアリッツを12日ほどかけて移動したので、今回は2回目。 Airbnb でモダンな3ベッドルーム・フラットを賃貸しました。 8月21日:フードマーケットで食料を調達して、海辺

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(8月19日~8月25日):フランス・ビアリッツ旅行記。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(8月12日~8月18日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          8月12日:ああ、、、、アレクシスが日本にいる...。 好きなアーティストが日本にいると知ると、なんか心がわさわさするよね。 8月13日:リチャード・オスマン原作の『木曜殺人クラブ』、映画化のキャストがとても豪華! 私は既に原作を読んだのだけど、いくつかの写真を見る限りでは、まさに想像通りのセットアップで期待が高まる。whosdunit 系のスリラーだけど、もっと人間味があって、とてもイギリスらしい良い作品なので楽しみ。 8月15日:今日は、Aレベル発表の日。朝からそ

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(8月12日~8月18日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(8月5日~8月11日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          8月5日:グレアム今日はラジオ出演で大忙し。 BBC Radio2 ジョー・ワイリーのインタビューで『To The End』に関して、グレアムはこう語った。「プレミアで見返したけど、おおっ!って感じだった。ちょっと変な感じがしたけど、良かった。実は自宅でいくつか編集したものを観たんだけど、良く出来てると思った。でも他の人は、(映画が)長すぎ、とか、感傷的になり過ぎ、とか、思うかもと考えてた。でも、素晴らしい映画だと思う。特にトビー・L(監督)に椅子に座らされて、逃れられない

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(8月5日~8月11日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(7月29日~8月4日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          7月29日:エディンバラ2日目。暑くなる前にと、あさイチでArthur's Seat へ向かう。 アーサーズ・シートはエディンバラ市内にある標高251mの丘で、最近では、NETFLIX『ONE DAY』でも有名になった場所。 その頂上からはエディンバラの街を一望することができる。 死んだ。マジ、キツ過ぎ。だが、その価値はあるとは言える。とはいえ、下りは石がすべってもっと怖い。ここに来る人はちゃんとしたスニーカーやトレーナーで来ること。 NETFLIX『ONE DAY』は

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(7月29日~8月4日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(7月22日~7月28日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          7月23日:東京五輪の男子10mシンクロ高飛込で金メダルを獲得した英・男子飛込競技選手であるトム・デイリーが13歳だった(2008年)に、初めてBBCのインタビューに答えたときの映像を振り返る動画。「これが自分の趣味」というほど献身的にサポートしていたお父様は、闘病の末2011年に亡くなっている。そのため、トムのメダル獲得を目にすることはできなかったが、自身の長男に父の名前「ロバート」と命名している。 7月24日:次男が友人の別宅があるサンディエゴに行くので、朝からヒースロ

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(7月22日~7月28日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(7月15日~7月21日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          7月15日:今週もバンドのZoomインタビューから。昨夜のユーロ・イングランド戦で飲みすぎたりして、もしかしたら忘れ去られているかも~?なんて心配したが、時間通りスクリーンに来てくれました。よいインタビューだったので、公に出たらここでまた報告します。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 午後にはケーキのお届け。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ SATC好きの友人から回ってきた動画。全然似てないのに、凄く良く出来て

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(7月15日~7月21日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。